カボチャといえば丸くて皮が緑のものを思い浮かべますが、実は変り種も多いのです。
特にバターナッツカボチャは最近お店でもよく見かけるので、だんだんと認知度は上がってきていますよね。
ひょうたんのような形で、色は肌色。
お店に並んでいても、調理法や食べ方がわからない…と思ってしまいます。
普通のカボチャとは違って、個性的な特徴を持つバターナッツカボチャ。
どんな野菜なのかを知って、どんどん食卓に並べていきましょう。
そこで今回は『バターナッツカボチャについて適した調理法や食べ方、特徴について』を詳しくご紹介していきます。
バターナッツカボチャってどんな特徴のある野菜なの?
バターナッツカボチャは南米原産のカボチャで、一般的なカボチャよりも水分量が多くてねっとりしています。
9月から11月が旬ですが、できれば購入してからしばらく追熟するとより甘くなるのでお勧めです。
風通しの良い常温の場所で1ヶ月ほど置いておくだけで、かなり甘みが増してきます。
買ってからすぐに食べるよりも美味しく食べられるので、ぜひ少し置いてみてください。
以前はあまり市場で見かけることもありませんでしたが、最近では食品スーパーでも見かけるようになりました。
調理法さえわかれば、ぜひ食べてもらいたい野菜と言えます。
バターナッツカボチャに適した調理法と食べ方とは?
バターナッツカボチャの一番の特徴が、ねっとりとした食感です。
同時にナッツのような甘さもあるので、調理法としては煮付けなどよりもスープに向いています。
上部の細長いところよりも種がある下の部分の方が甘みが強いので、オーブンでローストするのも最適です。
上の部分は種がないので皮を剥いたらそのままレンジにかけて、牛乳や豆乳とミキサーにかければスープの出来上がりです。
下の部分は種を取り除いて、食べやすい大きさに切ってレンジで柔らかくしてからオーブンに入れましょう。
スペアリブなどと一緒にオーブンで焼くと、甘みが引き立って美味しくなります。
ちなみに剥いた皮も味付けいて炒め物にすれば食べられるので、種以外は全部食べられるんですよ。
生のままでも食べられて、下記のような食感と甘みを感じることができます。
バターナッツカボチャの体に良い栄養効能とは?
バターナッツカボチャは体に嬉しい栄養が豊富で、特に女性に嬉しい効能がいっぱいです。
具体的にどんな栄養や効能があるのか、詳しくみていきましょう。
バターナッツカボチャの黄色い色素で、ビタミンAを活性化して抗酸化作用もある成分です。
老化やあらゆる病気の原因にもなる活性酸素の発生を抑制し、若々しい身体を作ります。
バターナッツカボチャには豊富な食物繊維が含まれており、腸内を健康に保ちます。
便秘解消や腸内環境の正常化など、女性に嬉しい効能がある栄養素です。
体内に入るとビタミンAに変化するβカロチンが豊富で、皮膚や粘膜の強化に効果的です。
他にもビタミンCやB6、Kが含まれているので美容にも良い野菜と言えるでしょう。
カリウムは塩分を摂りすぎた時に、過剰な分を体の外に排出してくれる成分です。
普段の食事でしょっぱいものを多く食べる人は、積極的に摂取したい栄養素と言えるでしょう。
バターナッツカボチャの保存方法とは?
バターナッツカボチャは買ってすぐは常温で保存ができますが、一度でも切ってしまったものはどのように保存すれば良いのでしょうか。
バターナッツカボチャは柔らかい野菜なので、冷蔵保存だったとしてもそう長くは日持ちしません。
冷蔵庫に入れる場合は2〜3日以内に食べてしまいましょう。
もし大量にあまりそうで食べきれない場合は、冷凍保存をすれば1ヶ月は日持ちします。
下茹でしたバターナッツカボチャをフリーザーバッグに入れて、冷凍庫に入れるだけです。
凍ったものを調理する際は、解凍せずにそのまま使いましょう。
バターナッツカボチャの調理法や食べ方まとめ
バターナッツカボチャについて適した調理法や食べ方、特徴を詳しくご紹介してきました。
バターナッツカボチャは甘さが強くてねっとりした食感が特徴で、スープなどの調理法に適しています。
食べ方は生のままでも食べられますが、加熱をした方が甘みが凝縮するのでお勧めです。
ビタミン類や抗酸化作用のある栄養成分が豊富なので、女性にとっては嬉しい野菜ですね。
ぜひお店で見かけたら、バターナッツカボチャを食べてみてください。
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