ダイエット中の人に最適なヘルシーフード、こんにゃく。
食べ応えもあってお腹にも溜まるので、少ない量でも満足感があるのが特徴です。
こんにゃくといえば、ダイエットのほかに便秘解消の効果が期待できるのが有名ですよね。
しかし実はこんにゃくを食べ過ぎると、逆に便秘の原因になることがあるのです。
その他にもこんにゃくの食べ過ぎによって、病気を誘発してしまう場合もあります。
そこで今回は『こんにゃくの食べ過ぎは便秘の原因になるのか、そして他にはどんな病気になる可能性があるのか』をご紹介していきます。
こんにゃくは食べ過ぎなければ健康的な食材
こんにゃくといえば、数ある食べ物の中でもローカロリーだとして有名です。
そのヘルシーさを活かして、食べ過ぎなければ糖尿病を予防することもできます。
さらにコレステロールも抑えられることから、動脈硬化などの血管系の病気の予防にもつながります。
また、こんにゃくには1枚あたり200mgのカルシウムが含まれているので、ビタミンDを含む食材ととれば骨粗しょう症の予防にもなるのです。
こんにゃくを食べ過ぎると逆に体に良くないことがあるのですが、適量ならば健康に良い食べ物なのですね。
こんにゃくの食べ過ぎは逆に便秘の原因になる?
便秘に良い食物繊維は水溶性と不溶性の2種類があり、こんにゃくには主に不溶性食物繊維が含まれています。
実は食物繊維の場合、この2種類をバランスよく摂取しないと余計に便秘が悪化する原因になるのです。
こんにゃくを食べすぎたときに水分が足りていないと、腸の中で便のカサだけが増えてお腹が苦しくなってしまいます。
そうなると便秘が余計にひどくなるので水分補給をしっかりするか、他の水溶性食物繊維を含む食材を一緒にとりましょう。
また不溶性食物繊維は食べ過ぎると吐き気を誘発する可能性も高くなり、便秘以外でも具合が悪くなるリスクが高くなります。
こんにゃくを食べ過ぎないために適量を知ろう
こんにゃくはヘルシーだからと、つい食べすぎてしまう食べ物のひとつです。
しかし無害そうなこんにゃくでも食べ過ぎると体に悪影響が出るので、食べ過ぎないように適量を知っておくと安心ですね。
食物繊維の1日の摂取目安量から換算すると、食べ過ぎにならない上限は板こんにゃく1枚分となります。
重さでいうと250gほどとなりますが、これを一度に食べてしまうよりは1日のうちに小分けに食べた方が体には優しいでしょう。
また食べるときには細かく刻んで食べて消化をなるべく良くしていく工夫をしたり、多めの水分と一緒に食べるようにします。
こうすることで多少こんにゃくを食べ過ぎたとしても、症状が出ることが少なくなってきます。
こんにゃくの食べ過ぎで体調不良を引き起こさないためにも、食べ方には工夫していきたいですね。
こんにゃくの食べ過ぎで引き起こされる病気とは?
こんにゃくの食べ過ぎで便秘が悪化することがありますが、他にも実はこんにゃくの食べ過ぎで引き起こされる病気が気になります。
こんにゃくがヘルシーだからと食べ過ぎると、思わぬ体調不良を招くことにつながるのです。
こんにゃくの食べ過ぎが原因の病気の中でも特に気になるのが、便秘の悪化による腸閉塞です。
こんにゃくに多く含まれる不溶性食物繊維を多くとりすぎると、腸の中で便が詰まって便秘が悪化することがあります。
またあまりに便が詰まると最悪、腸閉塞を引き起こす可能性も上がってくるのです。
腸閉塞になってしまうと、最悪の場合命の危険にさらされることがあるので大変なことになってしまいます。
普段便秘気味でない健康な人でも、こんにゃくの食べ過ぎで同様のリスクがあるので気をつけなければなりません。
もともと便秘の人がこんにゃくを食べ過ぎてしまうと、腹痛がひどくなる場合があるので注意しましょう。
こんにゃくの食べ過ぎに関するまとめ
こんにゃくの食べ過ぎは便秘の原因になるのか、そして他にはどんな病気になる可能性があるのかをご紹介してきました。
こんにゃくは食物繊維が含まれているので、食べ過ぎても便秘が解消するだけだと思われがちです。
しかしこんにゃくには消化しにくい不溶性食物繊維が多く含まれているので、逆に便秘の原因や悪化を招くことがあります。
他には便が詰まって腸閉塞という病気のリスクを上げるので、こんにゃくがヘルシーだからと食べ過ぎるのはやめましょう。
ほどほどにお腹に溜まるくらいに食べていくのが、ちょうどいいのかもしれませんね。
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