ミニトマトをうまく保存するには?おいしさキープの秘訣が水ってホント?





ミニトマトはサラダや付け合わせ、お弁当などのいろどりにかかせないものですが、皆さんはうまく保存ができていますか?

少量使って数日後に使おうと思ったら皮がプヨプヨの状態になっていて、もったいないけど処分するなんてことを経験した人もいるかもしれませんね。

そこでミニトマトを無駄にしないために、保存方法をお伝えします。

今回は『ミニトマトをうまく保存するには?長持ちの秘訣が水ってホント?』をテーマに紹介します。

 

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ミニトマトの賞味期限はどれくらい?

ミニトマトを冷蔵庫で保存していても数日経てば目視でわかる皮のプヨプヨ・・。

ではそもそもミニトマトの賞味期限はどれくらいなのでしょう?

 

ミニトマトの賞味期限は?

一般的な保存方法、野菜室での冷蔵保存の賞味期限は数日から1週間となっています。

常温保存はミニトマトがまだ青い状態であれば常温に置いて追熟する程度にしておいて、その後野菜室で保存という方法をとらなければ、熟すのを通り越して傷みの原因となります。

ちなみに自宅で育てているミニトマトを収穫の時間帯が気温の低い時間帯の場合、常温に置いておくと傷みの原因となるのですぐ野菜室で保存するようにしましょう。

 

ミニトマトの傷みのサインは?

ミニトマトの皮がプヨプヨしている状態は危険な感じがしますが、これは本当に傷んでいるのでしょうか?

ここではミニトマトが腐るとどうなるかを紹介しましょう。

ミニトマトは腐ると皮がプヨプヨして柔らかい、これが進むと更に皮はドロドロになり実から水分が出て、悪臭がします。

また、ミニトマト本来の赤色ではなくオレンジ色に変色したもの、カビの生えたものも食べられません。

 

ミニトマトの保存方法は?

ミニトマトを買ってそのまま野菜室に入れれば数日から1週間は日持ちしますが、これが保存方法として最適かと言えばそうではありません。

ミニトマトは保存方法によって賞味期限が延びるので紹介します。

下処理が大事!

ミニトマトをそのまま冷蔵保存するのがいちばん簡単なのですが、ちょっとひと手間、簡単な下処理をしておくことで良い保存状態を保てるようになるのでやっておきましょう。

ミニトマトのヘタには菌が付着しているのでヘタは必ず取ります。

ヘタを取ったミニトマトをキレイに水洗いし、キッチンペーパーなどで水気を丁寧に拭き取ります。

下処理は以上で、この下処理をした後に保存します。

では保存方法についてみていきましょう。

 

冷蔵保存の仕方

① 保存容器を用意し、キッチンペーパーを敷く

② 下処理済みのミニトマトを保存容器に並べる

③ 量が多い時には②の上に更にキッチンペーパーを敷き、トマトを並べる

④ 冷蔵庫の野菜室に入れる

冷蔵保存で注意すべきことはミニトマトに亀裂があるものは一緒に保存せずに先に使ってしまうことです。

亀裂があるものは傷みが早いのでその部分からカビが生えることもあり、他のミニトマトにもカビ菌が付着するとカビが広がってしまいます。

こうして下処理をしたミニトマトの保存期間は買ってそのまま冷蔵庫で保存するよりも延び、1~2週間になります。

 

冷凍保存の仕方

① 空気を抜いて保存ができるジッパーバッグの中に下処理済みのミニトマトを重ならないように入れる

② ①を金属トレイの上に置き、冷凍庫の中で保存(金属トレイを使うと早く冷凍ができ、鮮度を保つことができます。)

 

冷凍保存のミニトマトは煮込み料理や炒め物に向いていて、解凍してサラダで食べるような食感と味は得られません。

冷凍ミニトマトを料理に使う時にはそのまま解凍せずに簡単に使えること、皮も面倒な湯むきがいらず水に浸ければスルスルと簡単にむくことができるのがメリットです。

保存期間は1ヶ月、家庭菜園などで多く採れた時にはおすすめの保存方法です。

 

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おいしさキープの秘訣が水ってホント?

おいしさの秘訣が水・・ピンときませんが、一体どういうことなのでしょう?

水を使う保存方法は料理家さんからもおすすめされている方法で、水があれば買ってすぐの時と同じようなおいしさをキープしたまま保存することができます。

その方法はとても簡単、さっそく見ていきましょう。

 

① ミニトマトのヘタを取らずにキレイに洗う

② 実に亀裂が入っているものは一緒に保存しないので分けておく

③ 亀裂のものを取り除いたミニトマトをふた付きの保存容器に入れ、全量が水に浸かるまで水を入れ野菜室で保存

 

この方法で気を付けることは水を毎日取り換えることです。

保存期間は一週間程ですが、皮にパンっと張りがあり、おいしさをキープできる保存方法です。

なぜおいしさをキープできるか・・それはミニトマトと一緒に入れた水をヘタから吸い上げるからです。

この方法はミニトマトの乾燥を防ぐので皮のシワや亀裂、割れる可能性が低いのでそこからカビが広がるのを予防することができます。

ちなみに水に浸ける方法は普通サイズのトマトには向いていないので注意してくださいね。

 

番外編 旨味アップの保存方法!

冷蔵保存や冷凍保存のように簡単にというわけにはいきませんが、少し手間を加えてミニトマトをおいしくする保存方法もあるので紹介します。

その方法は【ドライトマト】、トマトを乾燥させるのです。

近年では干し網を使った方法で干し野菜を作る方法が流行したこともありましたが、うまく作れるか不安で、なかなか手が出しづらいところです。

そこで今回は何日もかけずにオーブンでドライトマトを作る方法を紹介します。

 

ドライトマトの作り方

① オーブンを150℃に温めておく

② 洗ってヘタを取ったミニトマトを半分に切る

③ クッキングシートを敷いた天板に薄くオリーブオイルを伸ばす

④ ③の上に半分に切ったミニトマトの切り口を上に向けて並べ軽く塩を振る

⑤ 予熱しておいたオーブンに入れ焼く

⑥ 30分ほど経った頃に様子を見て、焦げそうなものは取り出し、更に30分焼く(計1時間焼く)

⑦ 焼き終えたら1時間ほど風通しの良いところに置いておく

 

できあがったドライトマトは冷蔵保存、冷凍保存をすることができます。

冷蔵保存はフタ付の保存容器に入れ4~5日の保存、冷凍保存はジッパーバッグに入れ1ヶ月の保存ができます。

ミニトマトをドライトマトにすることで、旨味成分たっぷりの干しシイタケにも含まれるグアニル酸とグルタミン酸が多くなります。

グアニル酸にいたって含まれている食材も少なく、生のトマトにもほとんど含まれていません。

使い方もいろいろで、パスタやサラダ、リゾット、煮込み料理にもよく合います。

 

ミニトマトの保存に関するまとめ

普通に保存しただけではすぐ皮がプヨプヨになってしまうミニトマトは保存方法で賞味期限を延ばすことができます。

冷蔵保存、冷凍保存のポイントとしてはミニトマトをキレイに洗い水気を拭き取ってから保存することです。

保存期間は冷蔵保存の場合は1~2週間、冷凍保存の場合は1ヶ月となります。

鮮度を長持ちさせる水に浸して保存する方法もあり、皮がパンと張ったままの食感とキープすることができます。

他にも少し手間を加えてドライトマトにして保存する方法もあります。

これは旨味がグンとアップするので、こちらもまだ試したことがない人には是非おすすめしたい保存方法です。

今回は4つの保存方法を紹介しましたが、皆さんはどれを試しますか?

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