手軽なのが魅力で、食欲がない時でも消化が良くて食べやすいうどん。
その主な材料は小麦なので、意外とたくさん食べ過ぎてしまうのがうどんの特徴でもあります。
さらに消化が良いとなれば多少食べ過ぎても大丈夫、と考えてしまいがちですよね。
しかしうどんの食べ過ぎは思わぬ病気を引き起こしたり、さらにはアレルギーの原因になることもあるのです。
手軽で身近なうどんだからこそ、食べ過ぎによる病気やアレルギーのリスクも少し高くなってしまうのではないでしょうか。
そこで今回は『うどんの食べ過ぎによる病気やアレルギーについて』、詳しく説明していきます。
うどんの食べ過ぎは良くないの?
うどんを食べ過ぎるのは、体に良くないことなのでしょうか。
うどんは見た目以上に、食べ過ぎると太りやすいという特徴があるのです。
まずうどんのカロリーですが、一般的な1杯分で260キロカロリーほどあります。
ご飯1杯が180キロカロリーほどなので、たしかにうどんの方が太りやすい傾向にありますね。
またうどんを汁物がわりにご飯と一緒に食べる人も多いのですが、これは要注意。
ダブル炭水化物の状態となり、カロリーオーバーになってしまうのです。
肥満は様々な生活習慣病のリスクを上げるので、うどんを食べ過ぎるのは避けた方が良さそうですね。
うどんの食べ過ぎで病気になる?!
うどんといえばヘルシーなイメージがあるため、あまり食べ過ぎによる病気とは縁がなさそうですが…。
「うどん県」としても有名な香川県ですが、実は糖尿病の罹患率ワースト1位なのです。
これはうどんの食べ過ぎが原因になっているのではと、誰もが思いますよね。
もちろんうどんの食べ過ぎは炭水化物過多になるため、糖質の取りすぎで糖尿病リスクは上がっていきます。
しかし香川県ではうどんをあまり噛まずに早食いをする人が多く、さらには運動不足の人も多いということで病気になりやすいとされています。
うどんを早食いすることで血糖値が急激に上昇してしまうので、より糖尿病になりやすくなってしまうのです。
もちろんゆっくり食べていれば、それだけ病気のリスクも下がっていきます。
そのためうどんを食べ過ぎたからといって、必ずしも全員が病気になるとは限らないのですね。
うどんの食べ過ぎはアレルギーの原因に!
うどんは小麦からできている食品です。
小麦といえば5大アレルゲンのひとつで、アレルギーが起こりやすい食品といえます。
しかし、うどんを何度も食べているのにアレルギーにならなかったり、いきなりアレルギーになる人もいます。
うどんをいつも同じ量食べていて、たまたまその時だけ食べ過ぎたらアレルギー症状が出たという人もいるのです。
これはある一定のキャパを超えたときに、初めてアレルギー症状が出ると言われているためです。
うどんを食べ過ぎると、一気にキャパオーバーとなって症状が出てしまうのですね。
特に小さい子どもの場合は注意が必要で、普段よりも食べ過ぎたときにアレルギーを発症しやすいのだそうです。
小麦アレルギーかどうかは、病院で血液検査などをすることで判明します。
うどんを食べ過ぎた後に蕁麻疹ができたなど、思い当たる節があれば病院で調べてもらいましょう。
うどんの食べ過ぎではこんな病気も注意!
うどんの食べ過ぎでは、実は高血圧などの病気にも注意が必要です。
うどんを食べる時には、醤油の効いただしなどをかけることが多いですよね。
温かいうどんの場合は、濃い味のつゆに浸かっていることも珍しくありません。
この場合はうどんを食べ過ぎると、塩分のとりすぎで血圧が高くなってしまう恐れがあります。
高血圧は様々な病気のリスクを上げてしまうので、うどんをたくさん食べる時にはだしのみで塩分控えめでいただくのが良いでしょう。
うどんの食べ過ぎに関するまとめ
うどんの食べ過ぎによる病気やアレルギーについて、詳しく説明してきました。
うどんは炭水化物なので糖質が高く、太りやすい傾向にあります。
さらに早食いをすることで糖尿病のリスクが高まり、つゆによって塩分過多から高血圧などの病気にもなりやすくなります。
うどんは小麦でできているので、食べ過ぎることでアレルギー症状を引き起こすことがあります。
特に子どもの場合は注意が必要で、普段食べている量以上は食べない方が良さそうです。
うどんは手軽にたくさん食べやすいものだからこそ、病気やアレルギーなどのトラブルも起こりやすくなります。
食べ過ぎには注意して、うどんを美味しくいただきたいですね。
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