クコの実って食べたことありますか?
どんなものか知らない人も、杏仁豆腐の上にのっている赤い実といえばわかる人も多いのではないでしょうか。
最近ではスーパーフード「ゴジベリー」としても注目されていて、海外セレブも多く食べていると話題になっています。
しかしそんな身体に良いといわれるクコの実ですが、食べ過ぎてしまうと逆に副作用が起こることもあるのです。
またクコの実は食べ過ぎに注意すれば、しみを抑える効果も期待できるのだとか。
そこで今回は『クコの実の食べ過ぎは副作用があるのか、そしてしみに効果はあるのか』についてご紹介していきます。
クコの実を食べ過ぎない方が良い理由
クコの実は適量ならば身体に良いものですが、食べ過ぎると逆に悪影響が出ることもあります。
クコの実はあまりイメージがわきませんが、実はナス科の食べ物なのです。
ナス科といえばピーマンやトマトなど、体を冷やす作用のある夏野菜。
そんな体を冷やすクコの実を食べ過ぎてしまうと、下痢や腹痛を引き起こすことがあります。
特に胃腸が弱っている時や、下痢を起こしやすい人は注意した方が良いでしょう。
また子供や高齢者も胃腸が強くないので、クコの実を食べ過ぎると下痢など消化器症状を起こすことがあります。
子供は次の項目で紹介する副作用の影響も心配なので、たくさん食べ過ぎない方が良いでしょう。
クコの実を食べ過ぎると副作用はある?
クコの実は食べ過ぎると体が冷えやすくなって下痢を起こすことがありますが、実は他にも副作用の可能性があります。
女性がクコの実をたくさん食べると、子宮の収縮を促して月経の時の経血の排出を活発にするのです。
また、クコの実は食べ過ぎると子宮収縮作用から流産しやすくなったり、お腹の張りを招くことがあります。
そのためクコの実は、妊娠中の女性は食べ過ぎない方が良さそうです。
そのほかの副作用として、クコの実アレルギーの心配があります。
実は過去にアナフィラキシーショックに陥った人がいるため、ナス科の食べ物でアレルギー反応があった人は食べない方が良さそうですね。
少しでもクコの実を食べて違和感があった場合には、食べるのを中止して医師の診察を受けましょう。
クコの実の1日あたりの摂取量とは?
クコの実の食べ過ぎはあまり良くありませんが、1日あたりの摂取量はどのくらいが良いのでしょうか。
クコの実といえば、世界三大美女のひとりであるクレオパトラも食べていたことで有名です。
クレオパトラは、1日にクコの実を3粒食べていたそうですね。
お腹の具合が心配だという人は、クコの実を1日あたり3粒程度から始めてみると良いでしょう。
最終的に5〜10粒程度が適量となるので、自分の体調と相談しながら食べていくと良いですね。
クレオパトラも3粒でクコの実の効果を実感していたということなので、もちろんクレオパトラと同じ量で続けてみても問題ありません。
むしろ同じ量を食べることでクレオパトラのような気分になれて、より効果的かもしれないですね。
クコの実は食べ過ぎなければしみへの効果も?
クレオパトラも愛したクコの実ですが、食べ過ぎに注意すればしみへの効果が期待できるのです。
クコの実には豊富なビタミンCが含まれており、しみの原因になるメラニンを抑制する作用があります。
体の内側からしみ予防などの美白効果が期待できるので、スキンケアと合わせるとより良いですね。
またしみ以外にもβカロチンやビタミンAといった美肌に良い栄養のおかげで、乾燥肌や血行不良といった症状も抑えてくれるのです。
クコの実はアンチエイジングや全身の健康に良いスーパーフードなので、ぜひ食べ過ぎに注意しながら毎日続けていきましょう。
クコの実の食べ過ぎに関するまとめ
クコの実の食べ過ぎは副作用があるのか、そしてしみに効果はあるのかについてご紹介してきました。
クコの実は食べ過ぎると体を冷やして下痢などを起こすほか、アレルギーや子宮収縮といった副作用の可能性があります。
1日5〜10粒なら食べ過ぎにはならないので、適量を続けていくことが大切です。
クコの実にはビタミンCが含まれており、しみの原因のメラニンを抑えてくれるので美白効果が期待できます。
スーパーフードとして全身の健康に役立つので、ぜひ食べてみてくださいね。
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