夏野菜の定番であるトマト、意外と値段が高い時もあるので安い時にまとめ買いしたくなりますよね。
でもトマトはすぐに熟してしまうので、意外と長期間保存しておくことができません。
こんな時冷凍ができたらどれだけ助かるか…と、トマトの冷凍について考えたことのある人もいるのではないでしょうか?
トマトを冷凍するにあたり一番気がかりなのが皮で、どう処理すれば良いのか迷うところです。
実は皮に関しては湯むきの簡単な方法があるので、ぜひチャレンジしてみてください。
また適した保存方法について把握して、なるべくトマトを長持ちさせたいですよね。
そこで今回は『トマトを冷凍したい人に向けて、湯むきの簡単なやり方や適した保存方法』を詳しくご紹介していきます。
トマトは冷凍できる野菜なの?
料理の時短テクとして冷凍が注目されていますが、トマトは冷凍できるのか疑問に思っている人も多いのではないでしょうか?
実はトマトは冷凍できて、しかも冷凍することのメリットが非常に多い野菜のひとつなんです!
トマトといえば冷やし過ぎると甘さが少なくなってしまうのですが、常温保存だと2週間ももちません。
冷凍すると美味しさが1ヶ月程度保たれるので、好きなタイミングで調理に使えますね。
またミニトマトなどは冷凍して凍ったまま食べると、アイスキャンデーのようになって甘酸っぱい味が楽しめます。
トマトの冷凍は使いたい分だけ使えるメリットがあるので、安くたくさん手に入った時などの保存に最適です。
トマトは冷凍しても栄養は落ちない?
トマトの冷凍は便利だけど、栄養が落ちてしまうということはないのでしょうか?
実はトマトなどの野菜は常温や冷蔵保存をしていると、どんどん時間が経つたびに栄養が低下していくんです!
しかし、収穫して間もない新鮮なうちに冷凍すると栄養価が高いまま保たれるので、結果的に栄養たっぷりのトマトが食べられるんですね。
トマトに含まれるビタミンCは熱に弱いですが、冷凍する際には特に熱を通す工程はありません。
栄養を壊すことなく、高い状態のまま鮮度も保てるなんて…トマトの冷凍は良いことばかりなんですね。
トマトには抗酸化作用のあるリコピンも含まれており、こちらは調理することでより効能が高まります。
体に良い栄養がたくさん含まれるトマトなので、ぜひたくさん手に入った時には冷凍をしておきましょう。
トマトの簡単な湯むきの方法とは?
冷凍したトマトを使う時に、皮が食感を悪くしてしまうことがありますよね。
簡単な湯むきの方法ですが、実はトマトを皮付きのまま冷凍すればすぐに皮を取り除けるんです!
湯むきのやり方は凍った状態のトマトを水に投入して皮を剥ぐだけで、スルリと気持ち良いほど簡単に剥けます。
湯むきは熱湯にトマトを入れなければならないので、熱に弱いビタミンCが壊れてしまう可能性も捨てきれません。
しかし、冷凍トマトならば熱湯を使用しなくても水さえあれば簡単に湯むきできるので、栄養が壊れる心配もないのです。
もし冷凍せずに湯むきする場合には沸騰したお湯の中にトマトを投入して5秒待ち、引き上げたらすぐに氷水に投入します。
すると簡単に湯むきできるので、もし先に皮むきをしたい場合にはお勧めです。
トマトの最も適した保存方法は何?
トマトは少し青い部分がある場合には、常温保存をして熟すまで少し置いておきましょう。
すでに赤く熟したトマトを常温保存すると熟れすぎてしまうので、冷蔵庫で保存するようにします。
冷蔵保存すれば追熟を抑えられるのですが、ポイントはヘタを下に向けて保存することです。
ヘタの部分は傷つきやすいので、下に向けることで傷みにくくなります。
1週間以内には食べられなさそうだなと思ったら、なるべく早く冷凍してしまいましょう。
フリーザーバッグにそのまま入れて保存すれば、後の皮むきなども簡単です。
トマトソースなどに使いたい時には先にぶつ切りにしてフリーザーバッグに入れれば、凍ったまま調理ができて手間いらずですよ!
トマトの状態で保存法を変えてみるのも、美味しく食べるためのコツと言えるでしょう。
トマトの冷凍や湯むきと保存方法まとめ
トマトを冷凍したい人に向けて、湯むきの簡単なやり方や適した保存方法を詳しくご紹介してきました。
トマトは意外にも冷凍に向いている野菜で、しかも栄養もほとんど壊れずに維持できるので非常に便利です。
使いたいタイミングで使えて1ヶ月ほど日持ちするので、新鮮なうちに冷凍するのがお勧めですね。
冷凍した状態であれば水につければ自然と皮むきができますが、先に皮をむく場合には熱湯から氷水に入れて湯むきしましょう。
トマトの保存法は青い状態なら常温保存、赤いなら冷蔵保存がお勧めです。
トマトをより美味しく食べるために、保存法についても意識していきたいですね。
コメントを残す