ほうとうを食べたことがある人はいますか?
山梨県の郷土料理で、山中湖や河口湖の周辺では有名店もあって親しまれています。
ほうとうの麺はモチモチしていて弾力があり、非常に食べ応えがありますよね。
でもおそらく多くの人が、うどんやきしめんと何が違うのだろう?と考えたことがあるのでは?
またほうとうもいろんなバリエーションがあるので、レシピも見ていきましょう。
今回は『ほうとうはどんな料理なのか知りたい人に向けて、うどんやきしめんとの違いやレシピ』を詳しくご紹介していきます。
ほうとうってどんな料理なの?
ほうとうは山梨県の郷土料理で、道の駅などでは特産品として非常に人気があります。
平たい太い麺とカボチャを中心としたたっぷりの野菜、トロミのついたつゆが特徴です。
平たい麺は小麦粉に水を加えてまとめて、ザクザクと切って作ります。
煮込むほどにトロッとした食感になり、野菜もたくさん食べられて栄養もバッチリです。
汁物でも鍋物でもなく、汁と具材のハーモニーを楽しむ食べ方をするのがほうとうの魅力なんですね。
本場山梨県ではほうとう屋がたくさんあり、行列を作るくらい人気があります。
数ある郷土料理の中では、世間の認知度は高いと言えるでしょう。
ほうとうはうどんやきしめんとは違う?
ほうとうを食べていていつも思うことの一つに、うどんやきしめんとは何が違うのだろうという点が挙げられます。
単にうどんを平たくしただけのもの?と思いがちですが、実は違いがあるのですね。
うどん、きしめん、ほうとうそれぞれの一番の違いは、塩分の濃さです。
うどんときしめんは塩分を含む水で小麦粉をまとめるのに対し、ほうとうは全く塩分を含みません。
うどんよりもきしめんの方がコシが強い理由は、塩分量がうどんよりも多いためなのです。
つまりほうとうにはコシがなく、煮込むほどに麺からでんぷんのトロミが出ていく特徴があります。
そのため具材と絡みやすくなり、汁との一体感を感じられるんですね。
ほうとうにはいろんなバリエーションがある
一般的なほうとうは味噌味が基本ですが、実はいろんなバリエーションがあります。
シーフードを入れて海鮮ほうとうにすると、魚介の出汁が出てコク深い味わいです。
またキムチと豚肉、ニラを入れればスタミナ系の食欲が湧くほうとうになります。
具材も小さく細かく切るタイプから、大きくゴロゴロと入れるものまであるのが特徴です。
それぞれ家庭ごとの好みなので、どれが正解などとは言えません。
味付けも家庭やお店によって違うので、自分の好みのほうとうを見つけてみてくださいね。
ただカボチャは煮崩れしやすいので、大きめに切った方が良いかもしれせんね。
ほうとうの簡単レシピとは?
ほうとうは郷土料理なので少し作るのが難しそうなイメージがありますが、実はとてもレシピは簡単です。
ほうとうに入れたい具材を好みの大きさに切って、火が通り難いものから順に昆布のだし汁で煮ていきます。
基本的な具材は油揚げやカボチャ、人参や白菜、しいたけなどです。
具沢山にしても良いですし、具材は控えめにして麺をたくさん食べるのも良いですね。
具材にある程度火が通ったら、火の通りやすい野菜と麺を入れて20分くらい煮込みます。
麺に火が通ったら味噌を溶かし入れて、味を整えれば出来上がりです。
注意点としては麺を入れる前に味噌を入れると、うまく麺がほぐれない可能性があります。
必ず味噌は最後に溶かし入れるようにしてくださいね。
基本的に切って煮るだけなので、料理初心者でもうまくできる可能性大ですね!
ほうとうとうどん、きしめんの違いまとめ
ほうとうはどんな料理なのか知りたい人に向けて、うどんやきしめんとの違いやレシピを詳しくご紹介してきました。
ほうとうは山梨県で食べられている郷土料理で、平たい麺と野菜を味噌味ベースのスープで煮込んだものです。
うどんやきしめんとの違いは小麦粉をまとめる際に使う水に含まれる塩分で、ほうとうには塩分が含まれていません。
レシピは昆布だし汁で野菜を煮て、麺を一緒に煮込んでから味噌を溶かし入れます。
さまざまなバリエーションもあるので、ぜひいろんなほうとうを試してみてくださいね。
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