味噌汁の具としても人気が高く、つるっとした食感が美味しいなめこ。
ツルツル食べられてしまうので、気がついたら食べ過ぎていたということも。
でもなめこを食べ過ぎると、どういったことに注意した方が良いのでしょうか。
またなめこの栄養や、体にどんな良い効能があるのかも気になります。
そこで今回は『なめこの食べ過ぎはどういったことに注意をしたら良いのか、栄養や効能について』詳しくご紹介していきます。
なめこの食べ過ぎには注意が必要?
なめこは食べ過ぎに注意すべきとの声がありますが、その理由はなぜなのでしょうか。
なめこを実際に食べ過ぎてしまった人の多くは、腹痛や吐き気を感じていました。
消化器症状が出てしまう原因は、なめこに含まれる食物繊維です。
なめこにかかわらず、きのこ類には大量の食物繊維が含まれています。
きのこの食物繊維は不溶性のため、消化がされにくいという特徴があるのです。
大量に食べ過ぎると胃での消化がされにくくなり、下痢になってしまうリスクがあるんですね。
また吐き気が起こることもあり、胃薬を飲まないとスッキリしないことも。
なめこはツルッと食べられるので食べ過ぎやすいのですが、注意しないといけませんね。
なめこは食べ過ぎより傷みに注意
なめこはよほど大量に食べ過ぎない限り体調不良になることはまずないのですが、食べ過ぎよりも傷みに注意すべきです。
なめこはきのこ類の中でも消費期限が非常に短く、買ってから3日以内に食べないと傷みやすい特徴があります。
ほかのきのこ類と比べてヌメリが多いので、足が早くて気づくと傷んでいた…ということも。
買ってから3日を過ぎたなめこは、まずにおいを嗅いでみて臭くないか確認してみましょう。
なめこの形が崩れていないかなども、実際に触ってチェックしたいですね。
まずはなめこは買ってきたら速やかに調理して食べるようにし、長期間の保存はしないようにしてください。
消費期限が過ぎたものは、残念ですが破棄するのが一番適切でしょう。
食材を無駄にしないためにも、買ってきたら保存に注意しておきたいですね。
なめこの栄養や効能とは?
なめこの食べ過ぎに注意しつつ、毎日取り入れるとなると栄養や効能が気になります。
なめこにはどんな栄養が含まれていて、体に良い効能は得られるのでしょうか。
なめこには食物繊維が豊富に含まれており、適量ならば便秘解消など良い効能が得られます。
しかし特定の栄養ばかりを摂取していると、逆効果にもなり得るので注意しましょう。
ネバネバ成分のムチンは、体内の粘膜を強くしてくれます。
鼻や目、のどなどの粘膜を強化することで風邪予防にも効果が期待できるのです。
ナイアシンは水溶性ビタミンで、アルコールの分解を促してくれる作用があります。
お酒に弱い人はアルコールの摂取前になめこのお味噌汁を飲んでおくと、二日酔いになりにくいかもしれません。
なめこをより長持ちさせるには?
なめこは消費期限が短いので、基本的に買ったらすぐに使わなくてはなりません。
でもなんらかの事情ですぐに調理できなくなることも、中にはありますよね。
そんな時に不要な破棄をしなくて済むように、長持ちさせる方法はないのでしょうか。
実はなめこはほかのきのこ類と同じように冷凍保存ができるので、いつでも新鮮な状態で使えるのです。
なめこは真空パックに入って売られていることが多いですが、この場合はそのまま冷凍庫に入れてオッケー。
1株買った時も、石づきだけ取り除いて冷凍していきます。
水で濡らさないように、乾いた布などで汚れを軽く拭き取っておくと良いですね。
なめこのヌメリが消えることなく、美味しさをキープしたまま食べられるので非常に便利です。
なめこの食べ過ぎに関するまとめ
なめこの食べ過ぎはどういったことに注意をしたら良いのか、栄養や効能について詳しくご紹介してきました。
なめこは食べ過ぎると食物繊維の影響で、下痢や吐き気などを起こす可能性があります。
また消費期限が短く傷みやすいので、食べ過ぎよりも食中毒の方に注意したいところです。
栄養はナイアシンや食物繊維に加えてネバネバ成分のムチンも含まれているので、健康に良い効能を得ることができます。
ぜひお味噌汁の具として、なめこを使っていってくださいね。
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