セレブが注目したことによって最近話題になっているスーパーフードのひとつに、キヌアがあります。
キヌアはプチプチっとした細かい見た目の穀物のことで、豊富な栄養を含んでいるのが特徴です。
ご飯に混ぜたりサラダに添えたり、使い道が多いことから人気が高くなっています。
キヌアは血糖値の上昇が緩やかな食べ物なので、ダイエットにも向いているんですね。
見た目が細かい、そして食感が楽しいからか気がつくと食べ過ぎてしまっていることもしばしばあります。
しかしキヌアは食べ過ぎに注意しないと、栄養や効能どころか副作用が起きる可能性があるのです。
そこで今回は『キヌアの食べ過ぎに注意ということで、栄養や効能に隠された心配な副作用について』詳しくご紹介します。
キヌアは食べ方に注意すべきなの?
キヌアを購入してきて、いきなり食べてくださいと言われても調理方法などに戸惑ってしまいますよね。
実は食べ方に注意しないと、思わぬ副作用が出ることがあるのです。
キヌアに含まれている成分の中に「サポニン」があります。
サポニンは抗酸化作用が高いなどで注目されている成分ですが、赤血球を壊してしまう性質があるのです。
赤血球が壊れると血液の元が足りなくなるので、鉄欠乏性貧血になりやすくなります。
そこでキヌアの食べ方として、良く水で洗ってから火を通すことが大切になってきます。
またキヌアは食べ過ぎも良くないので、1日あたり20gを超えないように意識する必要があるのです。
購入してきたらはじめに、20gずつ小分けにして適量を守りたいですね。
キヌアに含まれる体に良い栄養効能とは?
スーパーフードのキヌアには、どんな体に良い栄養が含まれているのでしょうか。
アミノ酸スコアが85と、牛乳と遜色ないくらいのレベルなので栄養面も気になりますね。
では具体的にどんな栄養が含まれているのか、詳しくみていきましょう。
キヌアには食物繊維が豊富に含まれていて、便通を良くする効能があります。
溜まった便を排出しやすくして、腸内環境を整えていくのです。
カルシウムは子供からお年寄りまで、骨を丈夫にするために不可欠な栄養です。
ビタミンDと一緒に摂取すると吸収されやすくなるので、キノコサラダのトッピングにするとカルシウムを豊富に摂取できます。
キヌアの食べ過ぎで心配な副作用とは?
キヌアは適量を摂取する分には栄養が豊富で、スーパーフードといわれる理由もわかります。
しかし、食べ過ぎてしまうと体に負担がかかって、思わぬ副作用が出ることもあるのです。
キヌアの食べ過ぎで一番多い副作用は、食物繊維のとりすぎによる消化不良です。
消化不良を起こすと吐き気や胃痛といった胃の不快感や、下痢などを起こすこともあります。
消化されにくいキヌアは食べ過ぎると胃腸に負担がかかるので、胃腸が弱い人は少なめの量から食べていく必要があるでしょう。
もともと便秘がちな人は、食物繊維のとりすぎで余計に腹痛が悪化することも考えられます。
キヌアは1日20gまでを目安にして、食べ過ぎないように注意しましょう。
キヌアは食べ過ぎると危険な副作用が出る?
キヌアの食べ過ぎで起こる消化不良の副作用は一過性のもので、そこまで危険なものではありません。
しかしキヌアの食べ過ぎは、想像もしなかったような危険な副作用の心配もあるのです。
キヌアには女性ホルモンに似た作用のあるフィトエストロゲンという成分が含まれており、摂りすぎるとホルモンに影響を与える可能性があります。
適量であれば女性ホルモンを安定させますが、過剰摂取は逆に不安定にしてしまうことがあるので要注意です。
キヌアはダイエットをしている人の強い味方である「低GI値」の食べ物で、食べても急激に血糖値が上がりにくいことを表します。
しかし、糖尿病で治療中の人は、キヌアの食べ過ぎで低血糖に陥る可能性があるのです。
糖尿病の人は、医師にキヌアを食べても大丈夫なのか許可を得てから食べてくださいね。
キヌアの食べ過ぎに関するまとめ
キヌアの食べ過ぎに注意ということで、栄養や効能に隠された心配な副作用について詳しくご紹介してきました。
キヌアは食べ方に気をつけないと、サポニンの影響で赤血球が破壊されやすくなります。
栄養は食物繊維やカルシウムなどを豊富に含んで、体に良い効能もたくさんあります。
しかし食べ過ぎで消化不良による下痢やホルモンバランスの乱れ、血糖値が上がりにくいなどの副作用が起こることもあるのです。
キヌアは適量である1日20gを超えないようにして、体に良い効能を活かしていきましょう。
コメントを残す