毎日の食事に欠かせない主食のひとつである米ですが、保存法に迷う人は意外に多いのです。
間違った保存法をしてしまうと米が劣化しやすく、虫が混入したりカビが生えたりと困った事態に陥ってしまいます。
食材をなるべく長く保存するために活躍するのが冷蔵庫ですが、米も冷蔵保存で問題ないのでしょうか?
米をなるべく美味しさを保って長持ちさせるにはどうすれば良いのか、食べる頻度が高いものだからこそ気になりますよね。
また虫やカビを発生させないために、何かできることはないのでしょうか。
そこで今回は『お米のベストな保存法を知りたい人に向けて冷蔵庫でも良いのか、虫やカビを発生させないためにはどうすれば良いのか』を詳しくご紹介していきます。
米はそのままの保存法ではどのくらいもつ?
米と一口に言っても、精米しているものだと少量パックから10キロほどまでかなり差がありますよね。
少量であればすぐに使い切れるので心配は要りませんが、実際買ってきてそのままの状態での保存法だとどのくらい持つものなのでしょうか?
多くの人は米の保存法といっても袋に入っているのだし、そのままで問題ないのでは?と思っていると思います。
しかし、実は米が入っている袋には小さな穴が空いているので、湿気などを吸収してしまうんです!
湿気は米にとっては大敵なので袋のままの保存法というよりは、買ってきたらすぐに保存容器に移し替える必要があるのですね。
米を買ってきてそのまま切り口だけ縛ってシンク下に入れておくなんて、言語道断ですよ!
米を密封容器で保存する理由とは?
米は湿気に弱いデリケートな食材なので、買ってきたらまずは密封できる容器に移し替えましょう。
チャックがついた保存バッグや中身を良く乾かしたペットボトルがお勧めなので、ぜひ用意しておきたいですね。
なぜ密封しなければならないのかというと、米は湿気や臭いを吸収してしまう性質があるためです。
かといって乾燥するのも米にヒビ割れが発生することがあるので、密封が必要になるんですね。
空気から完全シャットアウトさせることで酸化も防ぐことができ、米の劣化を防ぐことができます。
ペットボトルをわざわざ取っておくのも面倒だという人は、チャックで密封できるフリーザーバッグを用意しておくと楽です。
米に虫やカビが発生しない保存法とは?
米を保存するときに気掛かりなのが、虫やカビが発生することですよね。
食べ物だけに、虫やカビの発生は最も避けたい事ではないでしょうか?
基本的に虫は温度が18度以上で、湿度があるときに発生しやすいのが特徴です。
虫の発生を予防するには、18度よりも低い10度程度で保存するのが適しています。
10度程度で保存出来る場所といえば、冷蔵庫の野菜室ですね!
またカビは湿度が一番の原因なのですが、多いのが濡れた手で米を触ってしまってそのままにしてしまったなどが挙げられます。
米を取り扱う際は手が濡れていないかチェックして、米に水分が付着しないように気をつけましょう。
米を冷蔵庫で保存する際の注意点
米は温度が高くならない冷蔵庫の野菜室での保存が適していますが、保存する上での注意点はあるのでしょうか?
まず米は水分による湿気が大敵なので、冷蔵庫の冷気の吹き出し口付近には米を置かないようにしましょう。
場合によっては米が凍ってしまい、そこから水分が発生してカビる可能性があります。
とはいっても野菜室で保存すると米は最大60日も新鮮な状態をキープできるので、常温保存の2倍はもつのです。
ぜひ米は買ってきたら冷蔵での保存法を第一に考えてみてくださいね!
米のベストな保存法と虫やカビ予防法まとめ
お米のベストな保存法を知りたい人に向けて冷蔵庫でも良いのか、虫やカビを発生させないためにはどうすれば良いのかを詳しくご紹介してきました。
米は温度と湿気、そして臭いが大敵なデリケートな食べ物なので保存法には注意が必要です。
買ってきたらまず密封容器に移し替えて、冷蔵庫の野菜室に入れます。
虫やカビは湿気が多いと発生しやすいので、米の結露や濡れた手で米を扱うことには注意しましょう。
米の新鮮さをよりキープするには冷蔵庫での保存が最適なので、ぜひ容器を用意して米を長持ちさせてくださいね。
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