レタスの食べ過ぎは危険なの?下痢や腹痛を起こす原因になるの?





サラダや付け合せには欠かせないレタス。

ダイエット、美容にも期待ができるイメージがありますよね。

健康のためと、毎日食べている人も多いかと思います。

しかし、レタスを食べ過ぎると危険と言われているのをご存知ですか?

どうやら下痢や腹痛を起こしてしまうらしいのです。

身近な食べ物で食卓にも並ぶことが多い分、食べ過ぎには気を付けなければならないようですね。

そこで今回は『レタスの食べ過ぎが危険で下痢や腹痛を起こしてしまう原因』を探っていきましょう。

 

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レタスの食べ過ぎで下痢や腹痛の原因は?

レタスを食べたことがある人なら誰でもわかるとは思いますが、水分量が多いですよね。

なんと!全体の95%が水分なのです。

下痢や腹痛の原因はレタスの大半を占める水分による冷えが原因です。

夏に冷たい飲み物を摂り過ぎてお腹を壊してしまった・・というのと同じです。

レタスのような水分の多いものを食べ過ぎると、体が冷えてしまいます。

体が冷えることで内臓まで冷えて異常が起こります。

冷えから消化に大事な器官、胃や腸の機能を低下させ下痢や腹痛などの消化不良の症状が出てしまうのです。

適量を食べればお通じが良くなるのですが、ダイエット中だからと食べ過ぎてしまうと、胃や腸への負担になります。

 

下痢や腹痛以外で起こる症状は?

レタスは体を冷やす野菜に分類されます。

下痢や腹痛が「水分による冷え」から起こると述べましたが、影響があるのはお腹だけではありません。

体が冷えることから血流が悪くなり代謝が低下してしまいます。

このことから冷え性に、すでに冷え性の人は症状を悪化させる可能性があります。

また、「冷え」からむくみの症状が出ることもあります。

血流が悪くなるということは、余分な水分や老廃物が静脈やリンパ管にうまく運ばれにくくなり、溜まる一方となってしまいます。

体の外に排出されるべきものが溜まってしまうことで、むくみの症状が出てしまいます。

「冷え」と「むくみ」は双方が作用しあって血流を悪くする悪循環の体質があるので、血流改善につながるように運動をする、半身浴をするなど体を温めることをおすすめします。

※ キャベツの食べ過ぎについて はこちらをご覧ください。

 

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レタスの栄養成分は?

レタスの栄養から見る効果

レタスは95%を水分が占めていて、栄養成分の量も多くは含まれていません。

ですが、少ないながらもいろいろな栄養を含んでいるので、期待できるものを紹介していきます。

 

サポニン

サポニンには抗酸化作用があり、脂肪やコレステロールの酸化で血管内に蓄積されたものに働き、コレステロールの除去や動脈硬化の予防に期待ができます。

また、免疫力を高める効果があり、ナチュラルキラー細胞(腫瘍細胞やウイルス感染細胞を拒絶する働きがある)を活性化し、ウイルスや細菌の感染を防ぐ働きをします。

他にも肝臓の働きを良くする効果があります。

カロリー過多の食事から過酸化脂質(脂肪やコレステロールの酸化)が増え、肝炎や肝硬変など肝臓の働きを悪くしてしまいます。

サポニンは過酸化脂質を抑え、肝機能を高めることに期待ができます。

 

カリウム

カリウムには体内の塩分と水分の調節をする働きがあります。

体内の余分な塩分を排出することからむくみの改善、高血圧の予防や改善に期待ができます。

 

ビタミンC

肌に良いとされるコラーゲンを作り出し、シミ・ソバカスの原因であるメラニンが作られることを抑えてくれ、皮膚や粘膜を健康に維持するのに役立ちます。

免疫力を高める効果もあり、風邪などの病気の予防に期待ができます。

また、抗酸化作用もあり、がんや動脈硬化などの予防に期待ができると言われています。

 

ビタミンE

血流改善効果があります。

このことから血行不良による冷え性、肩こり、頭痛などの改善に期待ができます。

また、血流改善から代謝がよくなり、肌を健康に保ってくれます。

他に抗酸化作用もあり、細胞の老化を防ぎ、肌トラブルやがんや動脈硬化などの予防に期待ができると言われています。

 

 

知られていない意外な事実

野菜を使ったサラダは食物繊維も一度にたくさん摂ることができ、便秘解消やそれに伴う肌荒れの解消などに一役かってくれますが、実はレタス・・・食物繊維が特別多いわけではないのです。

サプリメントやジュースなどに「レタス○個分」と表示してあるのを見たことがありませんか?

“食物繊維がたくさん摂れる”と思われがちですが、実は100gあたりの食物繊維の量は1.1gです。

レタス1玉が約300~400gほどの重さで、1玉食べたとしても約3~4gほどしか摂れません。

食物繊維の摂取目標量は男性が20g以上、女性が18g以上とされています。

身近な野菜で食物繊維を多く含むものは(100gあたり)[切り干し大根:20.7g]、[茹でインゲン豆:13.3g]、[ごぼう:6.1g]、[モロヘイヤ:5.9g]などで、レタスと同じく食物繊維が多いと思われているキャベツも1.8gとあまり含まれていません。

 

レタスの食べ過ぎに関するまとめ

レタスの水分量は95%と多く含まれています。

このことから「冷えから起こる下痢や腹痛」、「冷えから起こるむくみ」の症状が現れることがわかりました。

体や内臓を冷やさないためにも冷やさない食べ方をおすすめします。

 

体を冷やさないための食べ方

  • 体を温める食材と一緒に摂る(生姜・玉ねぎ・にんにく・唐辛子・にんじん など)
  • サラダや付け合せとして食べるのではなく、炒めたり、スープにしたりと調理方法を変える

 

栄養成分からは意外にも食物繊維があまり含まれていないことがわかりました。

他に含まれる栄養も多く含まれているわけではないので他の食材からもバランスよく栄養を摂るようにしましょう。

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