毎日食べる人が多い、日本人の主食である米。
自宅で食べているのは、無洗米なのか白米なのか気にしたことはありますか?
もちろん、自らがご飯を炊いている場合はご存知ですよね。
でも無洗米と白米の違いについて、詳しく理解している人は少ないのではないでしょうか?
無洗米を使っている人は特に、メリットやデメリットも気になるポイントです。
そこで今回は『無洗米と白米の違いについて美味しいのはどっちなのか、メリットとデメリットについて』を詳しくご紹介していきます。
無洗米ってどんなお米なの?
無洗米はその名前の通り、米を研ぐために洗わなくても良いお米の種類です。
無洗米は御釜や土鍋に入れて、規定量の水を入れるだけでご飯が炊けてしまう手軽さに人気が集まっています。
1991年から誕生した比較的新しい種類のお米ですが、洗わなくて良いとは言いつつも添加物などは加えられていません。
むしろ自然なままで味や食感はそのままなので、時短を意識する人にとってはなくてはならない存在と言えるでしょう。
無洗米は今や一般的で、お店の単一米コーナーの横にあります。
パッケージにも無洗米と大きく書かれているので、買うときには確認してくださいね。
無洗米は白米とどんな違いがあるの?
無洗米と白米の違いの中で特に大きな異なる点は、研ぐ必要がないことです。
白米はとぎ汁がきれいになるまで、水で洗い流す必要がありますよね。
無洗米は洗わずにそのままお水を入れて炊けるので、とても便利なのです。
また無洗米はとぎ汁が出ないように処理を施しているので、白米に比べてお米の粒が小さめだという特徴があります。
白米はお米と同じ量の水を加えて炊きますが、無洗米の場合は吸水させないので少し多めの水で炊きましょう。
白米と同じ量の水を加えて炊くと、少し硬めのご飯になってしまいます。
無洗米のメリットとは?
無洗米にはメリットがたくさんありますが、具体的にはどんな点が挙げられるのでしょうか?
まだ一度も無洗米を購入したことがない人は、メリットを参考にライフスタイルに合わせて選んでみてくださいね。
なんといっても無洗米のメリットで一番思い浮かぶのが、時短になる点です。
お米を研がなくても良いので研ぐ時間、吸水させる必要がないので30〜40分ほど追加で時短になります。
共働きで忙しい家庭や、赤ちゃんがいる家庭などでは愛用している人は多いのではないでしょうか?
白米に比べて1時間近く節約できることもあり、無洗米人気は急上昇しているのです。
米のとぎ汁は普段から何気なく排水口に流していますが、実は油と同じ家庭用排水なのです。
むしろとぎ汁を浄化するのは、油よりも大変なのだとか!
家庭用排水を減らせるというのは、エコの観点から言っても大きなメリットになりますよね。
無洗米のデメリットとは?
メリットがある一方で、無洗米にはデメリットもあります。
メリットと天秤にかけて、白米と比べて購入を考えると良いでしょう。
無洗米は白米に比べて時短になるメリットがありますが、値段は200〜500円程度高いです。
たしかに洗わなくても良いようにする手間がかかっているので、この価格の差は仕方ないなと感じますよね。
数百円で時短する方を取るか、節約するか…と考える人が多いようです。
無洗米は白米に比べて粒が小さいといわれており、食べ応えの面から見ると少し劣ります。
また全ての銘柄米に無洗米があるわけではないので、銘柄も限定されることが多いです。
ただ多くの銘柄で無洗米もあるので、よほどこだわっていない限りは問題ないでしょう。
無洗米と白米の違いまとめ
無洗米と白米の違いについて美味しいのはどっちなのか、メリットとデメリットを詳しくご紹介してきました。
無洗米は白米と違って研いで吸水させる必要がない、時短にはピッタリのお米です。
時短の他には、家庭用排水を減らせるといったメリットがあります。
ただし値段が数百円高い、粒が少しだけ小さいといったデメリットもあるのです。
無洗米と白米の違いを理解しておけば、お米を選ぶときの参考になるでしょう。
自分のライフスタイルと照らし合わせて、より最適なお米を選ぶようにしたいですね。
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