ありとあらゆる料理に使えて、きっとストックしていない家庭はないのではないかと思うくらいのメジャーな食材である玉ねぎ。
また玉ねぎは体に良い食材としても知られていますよね?
しかし食べ過ぎてしまうと、吐き気や頭痛などを引き起こす可能性があることをご存知でしょうか?
玉ねぎにマイナスな情報があることを知らない人が大半だと思うので衝撃的ですが…。
一体どのくらいの量の玉ねぎを食べ過ぎると吐き気や頭痛などの症状が出るのか気になります。
そしてこれらの症状を引き起こす原因は何なのかも知っておきたいですよね!
そこで今回は『玉ねぎを食べ過ぎると吐き気や頭痛を引き起こす原因について』、詳しくご紹介していきます。
玉ねぎの食べ過ぎで吐き気や頭痛に襲われる原因
玉ねぎの皮を剥いたり切ったりすると、ツーンとした香りがしませんか?
この刺激成分が『アリシン』というもので、玉ねぎを食べ過ぎて吐き気や頭痛を催す原因となっているのです。
アリシンは少量であれば食欲を増進したり良い効果があるのですが、食べ過ぎてしまうと胃に刺激が加わって胃痛や吐き気が起こってしまうのですね。
またアリシンには血液をサラサラにする効能もあり、そのために血管が広がります。
これも食べ過ぎで作用が強く出ると、血管の拡張から偏頭痛を起こすこともあるのです。
玉ねぎは体に良い食べ物ですが、食べ過ぎると吐き気や頭痛を引き起こす原因の成分が含まれているので気をつけましょう。
玉ねぎはどのくらいで食べ過ぎになるの?
玉ねぎの食べ過ぎで吐き気や頭痛が起こるのは、アリシンという成分が原因です。
しかし玉ねぎの食べ過ぎというのは、どのくらいの量のことを言うのでしょうか?
実は玉ねぎの調理方法によってもアリシンの含まれる量は異なるので、厳密に「◯個まで」とは言えないのが現状なのです。
基本的には胃腸に負担がかからない常識的な範囲で食べることが、一番大切になります。
玉ねぎの食べ過ぎで吐き気や頭痛が出た時の対処法
玉ねぎの食べ過ぎで吐き気や頭痛が出た時には、一番に玉ねぎを食べることを止めるのが大切です。
そして吐き気には胃薬、頭痛には鎮痛薬などを飲んで対処療法をすることも効果的です。
また玉ねぎの食べ過ぎによる症状を出にくくするには、調理前に水にさらすことで原因物質のアリシンを減らすことができます。
そしてなるべく加熱調理をするようにして、胃腸に負担がかからないようにしましょう。
玉ねぎは食べ過ぎなければ健康にとても良い食べ物!
玉ねぎに含まれるアリシンは刺激が強い一方で、とても殺菌作用に優れています。
そのため免疫機能を高めたり、血液をサラサラにする効果で高血圧や動脈硬化などの生活習慣病予防に役立つのです。
玉ねぎは食べ過ぎに注意すれば体にとってとても良い食べ物なので、毎日の食事にどんどん使っていきたいですよね。
一般的に玉ねぎ2個くらいを家族の食卓で使ったとしても、加熱調理をしていればまったく食べ過ぎということはありません。
あまり気にし過ぎず、体調と相談しながら食べれば吐き気や頭痛などが起こることは少ないので安心してくださいね。
玉ねぎの食べ過ぎに関するまとめ
玉ねぎを食べ過ぎると吐き気や頭痛を引き起こす原因について、詳しくご紹介してきました。
玉ねぎの食べ過ぎで吐き気や頭痛が起こるのは、ツーンとした香りが特徴の刺激成分『アリシン』が原因でした。
アリシンが胃を刺激することで吐き気が起こり、血液の流れをスムーズにすることで頭痛が起こるのです。
ただ玉ねぎの食べ過ぎというのは、個人の体調に左右されます。
食べ過ぎて体調が良くないなと感じたら、玉ねぎを食べるのをやめて対処療法で薬を服用して様子を見ましょう。
アリシンは食べ過ぎなければ体にとても良い作用があるので、玉ねぎはどんどん料理に活用して適切な量を食べていきたいですね。
コメントを残す