甘くてホクホクしたカボチャは、子どもから大人まで幅広い世代に人気の野菜です。
煮物やサラダ、そしてお菓子などに使えるので、年中問わず冷蔵庫に入っている家庭は多いのではないでしょうか。
ただ甘くて美味しいカボチャは、つい食べ過ぎてしまうこともありますよね。
でもカボチャを食べ過ぎると、一体どうなるのでしょうか。
また食べ方による違いなどがあるのかも、気になってしまいますよね。
そこで今回は『カボチャを食べ過ぎるとどうなるのか、そして煮物やサラダなどの食べ方による違いはあるのか』をご紹介します。
カボチャを食べ過ぎるとどうなる?
カボチャを食べ過ぎるとどうなるのか、普段あまり想像しないことだけに気になりますよね。
カボチャを大量に食べ過ぎたときには、2つのことに注意する必要があります。
カボチャは200g食べれば180キロカロリーとなり、ご飯1杯分のエネルギーになります。
そのため美味しいからといって食べ過ぎてしまうと、太りやすくなってしまうんですね。
太るとどうなるのかというと、糖尿病やその他の生活習慣病のリスクが上がるなど良いことはありません。
糖質も100gあたり17.1gと多めなので、ご飯と一緒に食べるときは特に注意しましょう。
みかんと同じで、カボチャも食べ過ぎることによって手足が黄色くなる「柑皮症」になります。
これはカボチャの中にβカロチンが豊富に含まれているのが原因で、栄養が豊富な証拠なのです。
柑皮症の症状が出たから特別どうなるということはありませんが、見た目の問題もあるので食べ過ぎには気をつけたいですね。
カボチャは食べ過ぎなければ体に良い食べ物!
カボチャは食べ過ぎに注意すれば、体に良い栄養をたくさん含んでいます。
カボチャは緑黄色野菜の仲間なので、適量を食べることで健康的に過ごすことができるのです。
ではどのような栄養が含まれているのか、見ていきましょう。
緑黄色野菜に多く含まれて、体の中に取り込むとビタミンAに変化します。
免疫力を上げるだけではなく、目や皮膚の粘膜を強化してくれる栄養素です。
体内の塩分濃度を調整して、余分な塩分を尿と一緒に排出してくれる働きをします。
しょっぱいものを食べ過ぎた時には、必要不可欠な成分です。
腸の中の便のかさを増やしたり、水分を含ませて便を出やすくしてくれる栄養素です。
腸内環境を整えて、免疫力も高めてくれます。
カボチャは煮物とサラダどちらが良い?
カボチャはレシピが限定されがちですが、料理では煮物かサラダにする人が多いのではないでしょうか。
煮物とサラダでは、どちらの食べ方の方が良いのか気になりますよね。
煮物の場合は基本的に醤油で和風の味付けで、甘めにしてあることが多いです。
そのためカボチャの煮物を食べ過ぎると、塩分と糖分をとり過ぎてしまう可能性があります。
その点サラダの場合はマヨネーズを少なめにすればカボチャ本来の甘みを活かせるので、カロリーも塩分も抑えることができるのです。
毎日のように食べたい場合にはあっさりしたサラダにして、週に1〜2度ならば煮物にします。
このとき味付けは濃くなり過ぎないように、調節していきましょう。
カボチャは食べ方によって違いはある?
カボチャの食べ方によって、カロリーなどの違いがあるのでしょうか。
カボチャはメイン料理というよりかは副菜で出ることが多く、ほとんどがご飯やパンとともに食べていますよね。
しかし、カボチャのカロリーは高めなので、ご飯と一緒の食べ方ではカロリーオーバーになりやすいのです。
そこでご飯の代わりにカボチャを食べる置き換えをすることで、カロリーを抑えることができます。
カボチャに置き換える食べ方だと、ご飯を食べるよりも腹持ちがよく満腹感が得られやすいのです。
その結果食べる量を抑えることができ、カロリーを減らせるということなんですね。
この食べ方の違いを理解するだけで、ダイエット中でもカボチャを美味しく食べられるのです。
カボチャの食べ過ぎに関するまとめ
カボチャを食べ過ぎるとどうなるのか、そして煮物やサラダなど食べ方による違いはあるのかをご紹介してきました。
カボチャは食べ過ぎるとどうなるのか、気になるポイントは太りやすくなることと手足が黄色くなることです。
カボチャは食べ過ぎなければβカロチンや食物繊維など、体に良い栄養が含まれています。
また煮物は塩分と糖分のとりすぎになりやすい特徴があり、サラダはカロリーや塩分を抑えられます。
食べ方による違いとして、ご飯と一緒に食べるのと食べないのとではカロリーにかなり違いが出てくるのです。
カボチャは適量であれば体に良い食べ物なので、普段から食卓に取り入れていきましょう。
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