ジューシーで食感も良く、毎朝のご飯には欠かせないという人も多いのがソーセージ。
しかしソーセージは肉の加工品であるがゆえに、食べ過ぎてしまうと癌のリスクが上がると言われています。
その他にもソーセージの食べ過ぎで健康に影響を及ぼすという話も聞くので、毎日食べている人はちょっとドキドキしますよね。
でもそもそもどうしてソーセージを食べ過ぎると癌になると言われているのでしょうか?
そこで今回は『ソーセージの食べ過ぎで癌になるというのは本当なのか?』真相を確かめてみました!
ソーセージの食べ過ぎは癌のリスクを上げる?
ソーセージを食べ過ぎると体に良くないというのは、なんとWHOのお墨付きなんです。
2015年の発表ではソーセージ2〜3本を毎日食べていると、癌の発生率が上がるということを示しています。
でもソーセージ2〜3本なんて食べ過ぎという量でもないですし、毎日のように食べている人も少なくないのでは?
ソーセージはしっかり味が付いているので塩分量も多く、食べ過ぎると癌の他にも高血圧などの生活習慣病を招きやすくもあります。
週に一度くらいなら3本食べても食べ過ぎにはなりませんが、頻度が多いほど体には良くないということですね。
ソーセージを食べ過ぎると癌になりやすい理由
ソーセージを食べ過ぎると癌のリスクが高まることが言われていますが、どうしてなのでしょうか?
それは肉を加工するときに使用する食品添加物が関係していて、それらが発ガン性の危険があるからなんですね。
では主に癌のリスクを上げる2つの添加物を見ていきましょう。
ソーセージは肉の加工品なのに、いつまでも鮮やかな色をしていますよね。
肉の色あせを防ぐための発色剤として使用されているのが、亜硝酸ナトリウムです。
この添加物は、実は肉と合わせると毒性の強い発ガン性物質を生み出すというかなり危ないものなんです!
その毒性は良くミステリーなどで聞く青酸カリを凌ぐほど。
そう考えると、ソーセージを食べ過ぎると良くないのが伝わってきますよね。
ソーセージを噛みちぎると、ジューシーな肉がみずみずしい状態で出てきます。
これも添加物のおかげで、肉を加工する際に接着剤のように肉をつなぎ合わせるリン酸ナトリウムが使われています。
しかしリン酸ナトリウムも動物実験では腎臓に障害が起こったり、骨が弱くなるなどの悪影響が出ているのだとか。
この2つの添加物は市販されているほとんどのソーセージに含まれるので、食べ過ぎると癌やその他の病気を誘発する恐れがあるのです。
ソーセージの食べ過ぎで癌になるリスクを軽減させる方法
ソーセージの食べ過ぎで癌のリスクが上がるとは言っても…やっぱり美味しいですし、適度に食べたい気持ちは変わらないですよね。
そこでソーセージの食べ過ぎで癌になるリスクを、少しでも減らす方法を見ていきましょう。
その方法は茹でてから調理をするというもの。
しっかり茹でることで癌を誘発する添加物の成分がお湯に溶け出し、薄まるのですね。
さらに念押しでソーセージに切り込みを入れて下茹ですれば、余計に添加物が抜けやすくなるのでおすすめです。
肉汁がお湯に溶け出してしまう!と言われてしまいそうですが…毎日食べ過ぎでしまう人にとっては美味しさよりも健康を取るのも大事ですからね。
ぜひ工夫して、食べ過ぎても安心できるようにしていきましょう。
ソーセージの食べ過ぎに関するまとめ
ソーセージの食べ過ぎで癌になるというのは本当なのか、詳しくご紹介してきました。
ソーセージは1日に2〜3本を毎日食べた場合は食べ過ぎとみなされ、癌のリスクが上がることがWHOでも示されています。
これはソーセージに含まれる2種類の添加物の影響で、癌のリスクを上げる亜硝酸ナトリウムと毒性があるリン酸ナトリウムによるものです。
この添加物の成分を少しでも薄めるためには、ソーセージに切り込みを入れて下茹でするのが効果的です。
ソーセージは塩分も高いので、毎日食べるよりかは週に一度など頻度を減らしていくのが理想になります。
食べ過ぎを防いで、癌のリスクが上がらないように意識していきましょう。
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