牛乳よりも低カロリーで健康的なイメージがある豆乳。
好きな人は男女問わず、豆乳を飲み過ぎてしまっている人は意外と多いんですよね。
でも豆乳の飲み過ぎは、実は癌のリスクを高めるというウワサもあるのです。
でも豆乳の飲み過ぎで癌になるリスクのウワサは、果たして本当なのでしょうか。
また豆乳の健康への効果も男女それぞれ気になりますよね。
そこで今回は『豆乳の飲み過ぎは癌のリスクを高めるのか、また男女で効果に差があるのか』をご紹介していきます。
豆乳の飲み過ぎ注意!1日の摂取量とは?
豆乳には大豆イソフラボンという成分が1パック200mlあたり50mg含まれています。
大豆イソフラボンの摂取上限は1日75mgとなるため、実は1日に1パックあるいはコップ1杯で十分なのです。
1日3食ごとに豆乳をコップ1杯ずつ飲んでいた…という人は、実は飲み過ぎなんですね。
また他には納豆が1パックで35mgの大豆イソフラボンを含むため、料理のメニューによってはコップ1杯の豆乳でも飲み過ぎになることがあります。
また大豆イソフラボン系のサプリメントを服用している人は、豆乳と併用しない方が良い場合もあるのです。
豆乳を毎日飲む人は、飲み過ぎないように豆乳以外の大豆製品のイソフラボン含有量をチェックしておくと良いですね。
豆乳の飲み過ぎは癌のリスクが高まるの?
大豆イソフラボンの摂取上限が実は思ったよりも低くて、普段から豆乳を飲み過ぎている人も多いことがわかりました。
でも豆乳を飲み過ぎてしまうと、癌のリスクを高めるという話があるのです。
実は大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た作用を持つため、とりすぎるとホルモンバランスが乱れる場合があります。
ホルモンが乱れると乳がんや子宮がんなど、女性特有の癌にかかりやすくなるのです。
ただし豆乳の飲み過ぎで癌のリスクが上がるのは、毎日摂取上限をはるかに超える量を飲んでいた場合になります。
たまに豆乳を飲み過ぎてしまったくらいでは、すぐに癌のリスクが上がるわけではありません。
豆乳を取り入れる場合には、3食の中の大豆製品との兼ね合いを考えることが大切です。
・今日は豆腐と納豆を食べたから、豆乳は飲まないでおこう
・今日は大豆製品を摂取していないし、豆乳を飲んでおこう
このようにバランスよく豆乳などの大豆製品を取り入れて、飲みすぎ防止ができれば良いですね。
※ 牛乳の飲みすぎについて もご覧ください。
豆乳は飲み過ぎなければ体に良い飲み物
豆乳は飲み過ぎてしまうと癌のリスクなど、逆に健康に良くないことがあります。
しかし飲み過ぎることなく適量を守れば、実は豆乳は体にとても良い飲み物なのです。
では具体的にどのような健康へのメリットがあるのか、見ていきましょう。
豆乳などの大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは、エストロゲンと似た作用を持ちます。
そのため適量であればホルモンバランスを整えて、生理不順などを予防します。
腸内環境を善玉菌優位に変えて、整えていきます。
そのため便秘や下痢などのお腹の不具合に対し、効果的です。
豆乳の健康への効果は男女で違う?
豆乳の健康への効果といえば、ほとんどが女性に向けたものですよね。
しかし男性にとっても、豆乳の大豆イソフラボンは良い作用があるのです。
大豆イソフラボンはエストロゲンと似た作用を持ちますが、実はその作用で男性ホルモンの分泌を抑えられます。
男性ホルモンが豆乳の効果によって抑えられたら…。
- 体臭が以前よりも少なくなった
- 抜け毛が少なくなった
- ヒゲや体毛が以前より減った
- 汗がたくさん出すぎるのを抑えられる
このような男性の気になる悩みを解決するようなことがたくさん書いてあります。
女性だけでなく、男性もぜひ豆乳の健康効果を実感していきましょう。
豆乳の飲み過ぎに関するまとめ
豆乳の飲み過ぎは癌のリスクを高めるのか、また男女で効果に差があるのかをご紹介してきました。
豆乳は1日1パックに抑えないと、大豆イソフラボンのとりすぎとなり飲み過ぎになります。
豆乳の飲み過ぎは、実は乳がんや子宮がんなどの癌を引き起こすリスクがあるのです。
女性では大豆イソフラボンといえばホルモンバランスを整え、生理などの症状を和らげることができます。
しかし男性の場合は体臭や体毛の減少など悩みに良いので、女性とはまた違った効果が期待できるのです。
豆乳は飲み過ぎないように適量に抑えて、美味しく飲むようにしましょう。
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