スルメを食べ過ぎると痛風になりやすいの?吐き気や下痢に襲われるってホント?





スルメの歴史はとても古く、平安時代には献上品や御供物として用いられていたと言う記録があります。

現代でも縁起物として神事や結納などはもちろん、お酒のおつまみの王道として食べられています。

つい何度も口に運んでしまいがちなスルメですが、食べ過ぎは痛風のリスクが高まり、吐き気や下痢が起きることがあると言われているのです。

お酒を飲む時間が長いとその分、スルメを食べる量も増えてしまいますが、体は大丈夫でしょうか・・。

今回は『スルメを食べ過ぎると痛風になりやすいの?吐き気や下痢に襲われるってホント?』をテーマに紹介します。

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スルメを食べ過ぎると痛風になる?

痛風になるということは原因となるプリン体がスルメに多く含まれているかということですよね。

スルメに含まれるプリン体は多く、食べ過ぎは痛風になる可能性が十分にあります。

スルメの原料となるスルメイカプリン体100gあたり186.8㎎で、同じく原料となるヤリイカプリン体100gあたり160.5㎎となっています。

痛風のガイドラインによると

【極めて多いとされるもの:300㎎以上】

【多いとされるもの:200~300㎎】

【少ないとされるもの:50~100㎎】

【極めて少ないとされるもの:50㎎以下】と定められています。

 

スルメイカやヤリイカのプリン体をガイドラインの数値と比較してみると多いとされるものに数値が近いので少ないとは言えません。

スルメは加工工程で素干しや機械などで乾燥するという工程が加わります。

スルメに限ったことではありませんが、乾燥して水分がなくなり栄養が凝縮された食品は加工前のプリン体と比較すると数値が高くなってしまいます。

プリン体には摂取制限が設けられていて、一日の摂取目安量が400㎎となっている中で、スルメを食べ過ぎてプリン体摂取量を上げてしまうわけにもいけません。

プリン体はおいしいものに多く含まれているので、一日の食事からや晩酌のビールなどからも摂ることを考えるとバランスが大切になります。

 

吐き気や下痢の心配は?

スルメは乾物で慣れていない人にはすんなりと噛み切ることができません。

噛み切るときは歯でスルメを噛みしめ、手でひっぱって噛み千切るという少し力のいる硬さと感じる人もいるでしょう。

そのように硬いスルメはやはり消化が悪い食べ物で、食べ過ぎたり、よく噛まずに飲み込んだりしてしまうと胃腸に負担がかかり、吐き気や下痢、腹痛の症状が現れてしまいます。

特に胃腸が弱い人や胃腸を休めたい人の食べ過ぎや咀嚼不足は症状が現れやすいので注意が必要です。

実はスルメを食べ過ぎて便秘になるということもあります。

スルメは乾物であるため、胃腸の中でも大量の水分を吸収します。

水分摂取量が少ないとうまく排出されず、便秘になってしまうこともあるのでその場合には水分と食物繊維を摂取して流してあげましょう。

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他にもある!スルメ食べ過ぎのリスク

スルメを食べ過ぎると痛風や吐き気、下痢などの症状が現れる可能性があることがわかりましたが、実はこれだけにとどまらず他にも注意すべきことがあります。

カロリーが高い

スルメのカロリーは100gあたり334kcalとなっています。

白飯茶碗一杯(160g)のカロリーが269kcal、白飯大盛り一杯(200g)のカロリーが320kcal比較すると白飯大盛りのカロリーにスルメのカロリーが匹敵することがわかります。

100gがどの程度の量かわからないと思うので、スルメ一枚を想像してみてください。

スルメ一枚は約80gで267kcalとなっています。

飲みながら食べていると半分以上も、人によっては一枚全てを食べてしまっているなんてこともありませんか?

スルメはこれだけのカロリーを持っているので食べ過ぎはカロリーの摂り過ぎとなってしまいます。

カロリーの摂り過ぎは肥満やメタボリックシンドロームのリスクを高め、高血圧や心疾患、脳血管疾患の原因ともなるので食べ過ぎには注意が必要となります。

 

塩分を多く含む

スルメ100gに含まれる食塩相当量は2.3gです。

厚生労働省の定める目標値は男性8g、女性7g、高血圧学会が定める推奨値は6g未満、腎臓病の人の目安は3~6g、人工透析をしている人の目安は6g、WHOが定める目標値は5g未満という参照値が出ています。

現代の日本人の一日の塩分摂取量の平均は男性11.1g、女性9.4gとなっていて、減塩が奨められる状態にあります。

一日の食事から摂る塩分量を考えると、食事以外からの塩分摂取は控えめにした方が良いでしょう。

塩分の摂り過ぎが血圧を上げる大きな原因となることはよく知られています。

高血圧は血管壁を厚くし、血液が流れる道が狭くなり動脈硬化を引き起こします。

動脈硬化は心疾患や脳血管疾患、腎臓病などの原因となります。

また、塩分の摂り過ぎは癌の原因ともなることがわかっているので、塩分の摂り過ぎには注意が必要です。

 

コレステロールは大丈夫?

イカにはコレステロールが多く含まれていて、スルメにもコレステロールが多く含まれています。

ということは、コレステロール値が上がるのでは?と考えてしまうでしょう。

しかし、コレステロールが含まれている食品を摂ってもコレステロール値は変わらないと学会から発表されています。

コレステロールの7~8割は体内で作り出され、食事からの影響というものはあまり受けません。

仮に食事からコレステロールを多く摂った場合には体内で作り出される量を減らし、少ない場合には作り出される量は増えるというように作り出される量と摂取する量のバランス機能が備わっています。

コレステロールの量より脂質の摂取量と質に重点を置くべきとされています。

 

スルメの食べ過ぎに関するまとめ

スルメを食べ過ぎると痛風、吐き気、下痢が起きるかを紹介してきました。

スルメの食べ過ぎはプリン体を多く摂取することとなってしまい、痛風になる可能性があります。

また、消化の悪さから吐き気や下痢も引き起こしてしまうことがわかりました。

特に胃腸が弱い人や休ませたい人の食べ過ぎには胃腸に負担がかかってしまうので注意しましょう。

今回のテーマからは外れましたが、カロリーが高いこと、塩分を多く含むことも健康を害する原因となります。

おいしいおつまみですが、食べる量には気を付けて楽しみましょう。

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