イクラの食べ過ぎは腹痛や痛風への影響に注意しよう





イクラといえば海鮮の宝石ともいわれるくらい、輝く赤い粒が特徴の魚卵です。

プチッと弾ける食感としょっぱさがクセになる味わいで、大好きな人はつい食べ過ぎてしまう食材ですよね。

でもイクラの食べ過ぎに注意しないと、腹痛が起きたり痛風のリスクが上がるかもしれないなど心配なこともたくさんあります。

でもなぜイクラの食べ過ぎで、腹痛や痛風などに注意が必要になるのでしょうか?

そこで今回は『イクラの食べ過ぎに注意する理由と、腹痛や痛風のリスクが上がることはあるのか』についてご紹介していきます。

 

【スポンサーリンク】

イクラの食べ過ぎには注意が必要?

イクラは食べ過ぎに注意した方がいいと言われますが、その理由はなぜなのでしょうか?

 

①太りやすい

実はイクラは意外と高カロリーで、100gあたり272キロカロリーとご飯1.5杯分もあるのです。

イクラをご飯にのせて食べることを考えると、さらにカロリーは増えてしまって太りやすくなってしまいます。

見た目はヘルシーなイメージですが、実はイクラの食べ過ぎはカロリーオーバーになりやすいことを頭に入れておきたいですね。

 

②塩分の摂り過ぎ

イクラは魚介類なので、塩分が高いのが特徴です。

さらにイクラ丼などでは醤油をかけるので、余計に塩分濃度が高くなってしまうのです。

血圧が高くなるなど、塩分の摂り過ぎで生活習慣病のリスクが高まります。

イクラをたまに食べ過ぎる程度なら問題はありませんが、頻繁に食べ過ぎるようなら注意が必要です。

 

 

イクラを食べ過ぎると腹痛が起こる?

イクラを食べ過ぎると腹痛が起こるといわれますが、これは食べてすぐに症状が出るアレルギーが原因となっています。

イクラのアレルギーは重い症状が出ることが多く、腹痛の他にも嘔吐やじんましんなどが現れることもあります。

イクラを食べ過ぎなくても、少量でアレルギーが起こることが多いので注意しなければなりません。

イクラを食べて腹痛が起きたことのある人は、念のため病院でアレルギー検査を受けてみると良いでしょう。

 

【スポンサーリンク】

イクラを食べ過ぎると痛風のリスクが上がる?

痛風といえば魚介類に多く含まれるプリン体が原因となっていますが、イクラの食べ過ぎでもリスクが上がるのでしょうか?

イクラも見た目のイメージではプリン体を多く含んでいそうですが、実は魚介類の中ではそこまで含有量が多い方ではありません。

イクラは100gあたり15.7mgのプリン体が含まれていますが、タラコの場合は120.7mgとなっています。

両者を比較すると、イクラはどれだけ痛風のリスクが上がるプリン体含有量が少ないか明らかですよね。

そのためイクラの食べ過ぎによって、極端に痛風のリスクが上がることはまずないと言えるでしょう。

(※イクラと比較される海の幸、ウニの食べ過ぎについて もご覧ください)

 

イクラは食べ過ぎなければ健康に良い食べ物

イクラには食べ過ぎなければ体にとって良い成分が含まれているので、適度に食べるのがおすすめです。

では具体的にどのような成分が含まれているのか、見ていきましょう。

 

①アスタキサンチン

イクラの赤い色は、アスタキサンチンという色素の影響です。

強い抗酸化作用があるため、体の老化やガンの原因にもなる活性酸素を抑制する働きがあります。

 

②DHA&EPA

良質な不飽和脂肪酸であるDHAとEPAは、体の代謝を上げて脂肪を燃やす働きのある成分です。

イクラがほかの魚卵に比べてヘルシーといわれる理由は、この良質な不飽和脂肪酸にあるということですね。

 

③ビタミンB群を主としたビタミン類

ビタミンB2やB6は1日の必要量のうち35〜50%、そしてビタミンB12に関してはなんと1970%とかなりの量が含まれています。

ビタミンB12は葉酸と合わせることで赤血球を作る働きがあるので、貧血の人は葉酸と一緒にとるようにしましょう。

 

 

イクラの食べ過ぎに関するまとめ

イクラの食べ過ぎに注意する理由と、腹痛や痛風のリスクが上がることはあるのかご紹介してきました。

イクラはほかの魚卵に比べたらヘルシーですが、やはり食べ過ぎはカロリーオーバーになりやすいです。

また魚介類なので、塩分の摂り過ぎにも注意していきたいですね。

そしてイクラは食べ過ぎなくても少量でアレルギー症状が出る場合があり、腹痛や嘔吐、じんましんなどを引き起こすことがあります。

イクラには痛風の原因となるプリン体が含まれていますが、タラコや他の魚介類と比べてもおよそ10分の1ほどとかなり少なくなっています。

そのためそこまで注意しなくても、問題はあまりないと言えるでしょう。

イクラは体に良い成分を取り込むためにも、適量を食べていくのがおすすめなのです。

【スポンサーリンク】

こちらの記事も読まれています



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です