豆腐の食べ過ぎで病気やアレルギーになるの?





豆腐は低カロリーでヘルシーなのでとても健康的!

ダイエット中の方や、夏にさっぱりと食べたい時にも重宝する食品です。

豆腐に薬味をかけてそのまま食べたり、味噌汁や炒め物に入れたりと使用用途も幅広いでしょう。

しかし、豆腐は食べ過ぎに注意しなければならない食品だというのです。

なぜならば、豆腐を食べ過ぎることで病気になってしまったり、アレルギーの発症リスクが高くなったりすると言われているからです。

この記事では、『豆腐の適正摂取量はどのくらいか、そして何が原因で病気やアレルギーを引き起こしてしまうのか…』についてご説明いたします。

 

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豆腐を食べる際の適正摂取量はどのくらい?

100gで考えた場合、絹ごし豆腐は56kcal、木綿豆腐は72kcalとそこまでカロリーが高いとは思えません。

しかし、これを3倍して300gで考えると、絹ごし豆腐は186kcal、木綿豆腐が237kcalとなるため、量を食べれば、サラダや軽い炒め物とほぼ同じカロリーになってしまうことが分かりますね。

また、豆腐はたんぱく質や脂質を含む食品なので、肉や魚などの主菜と同様に扱います。

豆腐を食べる時には肉や魚の量を減らすなど、工夫して食べる必要があるのです。

その人の運動量などにもよりますが、1日の豆腐の摂取量は多くても100gから150g程度にすると良いでしょう。

 

豆腐を食べ過ぎると、腎臓の病気になる可能性も!

豆腐は動植物性たんぱく質を含む食材なので、食べ過ぎることでプリン体の過剰摂取に繋がり、腎臓での排泄に負担がかかってしまいます。

そのため、元々尿酸値が高い方や腎機能が弱い方は、1日の摂取量を少なめにするのが安全でしょう。

また、加工された豆腐に含まれる「シュウ酸カリウム」という物質によって、腎臓に結石を作りだしてしまう可能性もあるのです。

特に水分を十分にとらなかった場合に、結石ができやすい傾向にあるため、豆腐にも水分は含んでいるとは言え、合わせて水分をとるように心がけることが大切です。

 

豆腐の食べ過ぎにより、肝臓がんのリスクが高まる!

豆腐には、美容成分でもおなじみのイソフラボンが含まれていますよね。

厚生労働省の調べによると、女性に関しては、イソフラボンの摂り過ぎで肝臓がんのリスクが3倍以上に高まるというのです。

これとは逆に、乳がんのリスクは減少することが分かっています。

豆腐にはたんぱく質を含むため、たんぱく質が材料となり肝臓の機能性を高めるのも事実です。

しかし過剰摂取はせずに、適度な摂取を心がけることが理想的だと言えるでしょう。

 

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食べ過ぎにより豆腐アレルギーになる危険性もあり

豆腐の原料は大豆であるため、大豆アレルギーを発症することがあります。

大豆に含まれるたんぱく質に対して、体を守ろうとする免疫機能が過剰に反応した時に起こります。

大豆製品は16品目ものアレルゲンがあり、豆腐・納豆・醤油・味噌・おからなど多岐に渡ります。

その中でどの食材に対してアレルギー症状が引き起こされるのかは人によって異なります。

全てに対して反応する方もいれば、豆腐だけに反応する方もいるわけです。

アレルギーの原因物質を特定するのは大変なことではありますが、気になる症状がある場合は、必ず専門医に相談して検査を受けるようにしましょう。

 

豆腐の食べ過ぎに関するまとめ

豆腐はたんぱく質を含むので、体そのものを構成したり、エネルギー代謝を行なったりする大切な食材であることが分かりました。

しかし、たんぱく質は摂り過ぎることで、腎臓の排泄機能に負担をかけてしまう結果となります。

更には、豆腐に含まれるイソフラボンの摂り過ぎで、肝臓がんのリスクが高まってしまいます。

いずれにしても、適度な摂取は体に良い影響を与えるため、食べ過ぎに注意することが大切だと言えます。

大豆のアレルゲンには16種類もあり、人によって反応する物質が異なる点も、あまり知られていないかもしれませんね。

低カロリーだからとついつい豆腐を食べ過ぎてしまう方は、こういったリスクも認識した上で、適度な摂取を心がけましょう!

 

【豆腐の保存方法についての記事もご覧ください】

 

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