お寿司などの生ものに欠かせない物といえば、ピリッと辛いわさびです。
お寿司にわさびが付いていないなんて、それはまさしくまわしをつけていない相撲取りそのもの!
それくらい存在感の強いわさびではありますが、食べ過ぎたときに吐き気や胃痛がしたことはありませんか?
わさびはあまり食べ過ぎる機会がなさそうですが、中にはロシアンルーレットでわさびをたくさん食べ過ぎたことのある人もいますよね。
そこで今回は『わさびの食べ過ぎで吐き気や胃痛が起こってしまった人に向けて』、その対処法をご紹介します。
わさびの食べ過ぎは吐き気や胃痛を引き起こす?
わさびを一度にたくさん食べ過ぎる機会は少ないものの、1日の許容量を超えると吐き気や胃痛を引き起こすことがあります。
わさびの1日の許容量は、チューブで3〜5センチほどです。
わさびは食べてわかるように独特な辛味のあるものなので、刺激物にカテゴリーされるのです。
刺激物が胃壁を荒らしてしまい、吐き気や胃痛を引き起こすというわけですね。
わさびの食べ過ぎは、よほど胃が丈夫でない限りしないほうが良いでしょう。
わさびの食べ過ぎで吐き気が起きた時の対処法
わさびの食べ過ぎで吐き気が起きたときには、どのような対処法があるのでしょうか。
まず、そこまでわさびを食べ過ぎていないのに吐き気が出た場合は、そこまで頻度は多くないものの「わさびアレルギー」の可能性とあります。
もしわさびを食べ過ぎた場合には少し安静にして胃薬を飲むか、気になるようなら病院に行きましょう。
また温かいお茶などを飲むのも胃を落ち着かせます。
一度吐いてスッキリする場合には、我慢しないのも対処のひとつです。
わさびアレルギーの場合は危険なので、一度病院でアレルギーの原因になっているのかをチェックしてもらいましょう。
【マスタードの取り過ぎについてはこちらをご覧ください】
わさびの食べ過ぎで胃痛が起きた時の対処法
わさびの食べ過ぎで胃痛が起きた時の対処法は、これ以上胃を刺激するものを食べないことです。
たとえばお酒やコーヒーといった飲み物も胃を刺激するものなので、わさびを食べ過ぎた後は飲まないようにしましょう。
また胃痛がそこまでひどくない場合には、胃薬を飲んで横になって様子を見るのも良いですね。
胃薬が激しい場合には一度病院に行って検査をしてもらった方が安心です。
ストレスなどで胃が荒れているときにわさびなどの刺激物を食べ過ぎた場合には、胃の粘膜がかなり炎症を起こしていることもあります。
痛みが出た時はなんらかの体のサインだと考えて、病院を受診するキッカケにしたいですね。
わさびは食べ過ぎなければ体に良い食べ物!
わさびは一度に使う量が少ないので薬味として活躍するイメージが強いですが、実は食べ過ぎなければ体に良い効能があるのです。
ではわさびに期待できる効能を、順番に見ていきましょう。
良くお弁当のフタにわさびを塗っておくと、傷みにくいという話を聞いたことはありませんか?
これはわさびの辛味成分であるアリルイソチオシアネートの作用で、非常に強い抗菌・抗カビ作用があります。
わさびに含まれるスルフィニルという成分は、がんや老化を防ぐ抗酸化作用が期待できます。
老化の原因になる活性酸素の働きを抑えるので、内面外面問わずいつまでも若々しくいたい人にとっては、欠かせないものです。
グルコシノレートという成分は体内の解毒作用があり、発がん性物質などを排出して健康を保つ働きがあります。
添加物など体に良くないものを摂取した後では、ぜひわさびを取り入れたくなりますね。
わさびの食べ過ぎに関するまとめ
わさびの食べ過ぎで吐き気や胃痛が起こってしまった人に向けて、その対処法をご紹介してきました。
わさびの1日の許容量はチューブで3〜5センチくらいですが、食べ過ぎると胃痛や吐き気を起こすことがあります。
これはわさびの辛さが胃にとって刺激になってしまっているからで、食べ過ぎると良くないのです。
わさびを食べ過ぎていないのに胃痛や吐き気が起こるときには、アレルギー症状が起きている可能性があります。
どちらにしても対処としては病院で検査をして、問題がないかどうかを確認したいですね。
わさび無しではお刺身やお寿司は食べられないという人も多いかもしれませんが、食べ過ぎには注意して適度な量を守っていきましょう。
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