マスタードは食べ過ぎても副作用はないの?からしとの違いとは?





ホットドッグに直接のせたり、料理の隠し味としても意外と需要の高いマスタード。

粒マスタードか粒なしかで好みが分かれそうですが、好きな人はつい食べ過ぎてしまいやすいですよね。

そこで気になるのが、マスタードの食べ過ぎによる副作用です。

またマスタードと似たような食材に「からし」がありますが、このふたつの違いはどんな点なのでしょうか。

今回は『マスタードを食べ過ぎても副作用はないのか、からしとの違いについて』詳しくご紹介していきます。

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マスタードは食べ過ぎると副作用があるの?

マスタードを日頃から食べている人は多いですが、いつから食べられているものなのか知っている人は少ないですよね。

実はマスタードは古代エジプト時代から食べられており、非常に歴史ある食べ物なんです!

現在のようにマスタードの種を酢漬けにするようになったのは18世紀以降ですが、種をすりつぶすことで独特の辛味が出てきます。

辛いものといえば刺激物なので、食べ過ぎた時に起こる副作用が気になりますよね。

マスタードは種子を潰すと辛味が出て来ますが、実は辛味成分に興奮作用があるのです。

夕食の時にマスタードを食べ過ぎてしまうと、夜になかなか寝付けない…という副作用が起きる可能性があります。

夜は少し控えめにして、夜の睡眠に差し支えのないようにしたいですね。

  

マスタードは食べ過ぎなければ体に良い?

マスタードを食べるとなんとなくオナラが出やすい気がするてんと感じている人も多いのではないでしょうか。

それは本当にマスタードの作用によるもので、お腹に溜まったガスを排出したり食欲を増進させたりする効能があるのです。

その他には炎症を抑えたり食べ物を腐りにくくしたりする作用があるので、実は体にとって良い働きをする食べ物でもあるんですね。

マスタードといえばアブラナ科ですが、アブラナ科の植物にはイソチオシアネートという抗がん作用が期待できると注目されている物質が含まれています。

また喘息の咳を鎮めたり痰を切ってくれたりする作用もあるので、食べ物としてだけではなく民間療法にも幅広く使われているんですね。

食べ過ぎてしまうと悪影響もありますが、適量を守っていれば体にとって良い食べ物だと言えるでしょう。

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マスタードの食べ過ぎ注意!適量はどのくらい?

マスタードを食べ過ぎると刺激物なので夜眠れなくなるなど、日常生活に支障が出ることもあります。

しかし、食べ過ぎに注意しながら適量を摂取すると、体に良い食べ物として取り入れることができるのです。

ではマスタードの適量はどのくらいなのかというと、1日あたりティースプーン1杯程度を食べるのが推奨されています。

ちょうどフライドポテトなどに軽くつけて食べるくらいの量なので、取り入れやすいですよね。

マスタードとひとくちにいっても様々なメーカーから販売されていますが、注意しなければならないのが含まれている原材料です。

中には添加物がたっぷり含まれているものもあるので、必ずラベルはチェックしましょう。

理想的なのはマスタード種子とビネガー、塩といったシンプルなものです。

輸入食品店などに置かれているものはシンプルな原材料のものが多いので、確認してみてください。

 

マスタードとからしの違いは何?

マスタードといえば洋食に添えられることがほとんどですが、日本料理でマスタードと同じようなものといえば「からし」です。

マスタードとからし、このふたつの違いは何なのでしょうか。

見た目は同じように見えますが、食べ比べてみるとマスタードは酸味があるんですよね。

実は同じアブラナ科の種子を原材料としているのですが、作り方に違いがあるのです。

からしは種子をすりつぶして、そこに水を加えて練って作ります。

その一方でマスタードは種子をビネガーや塩、砂糖などで漬けて作り、粒のまま食べることも多いですよね。

いわゆる「粒マスタード」と呼ばれるものでホットドッグにかけられている真っ黄色のマスタードは、実はウコンで着色されています。

和からしは鎌倉時代から食べられていて、病気や傷の治療にも使用されていたのだそうです。

今までからしとマスタードの違いがよくわからなくてモヤモヤしていたという人も、これで胸を張って使い分けられますね!

  

マスタードの食べ過ぎに関するまとめ

マスタードを食べ過ぎても副作用はないのか、からしとの違いについて詳しくご紹介してきました。

マスタードは辛味がある食べ物なので、夜に食べ過ぎると寝つきが悪くなる副作用が出る可能性があります。

しかしマスタードは食べ過ぎなければ消化器官の働きを活性化したり、がん予防など意外な効能を発揮したりと体に良い作用が期待できます。

1日ティースプーン1杯を目安に食べれば、健康的といえるでしょう。

マスタードとからしの違いについては、マスタードは種子を酢漬けにしたもので和からしは水で溶いたものということがわかりました。

からしよりも風味が強いマスタードを効果的に摂取して、健康的な毎日を過ごしていきたいですね!

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