とりあえずビール!というセリフにもあるように、汗水流して働いた後のビールは格別ですよね。
水よりもゴクゴク飲めてしまって、気がついたときには飲み過ぎていたということも珍しくありません。
しかしビールの大量の飲み過ぎは、思わぬ病気を引き起こす危険があります。
美味しく飲んでいたのに、量が多過ぎたせいで病気になってしまったら目も当てられませんよね。
でも具体的にどのくらいの量なら、ビールを飲んでも危険な状態にならないのか気になります。
そこで今回は『ビールの飲み過ぎが原因で起こる病気や、どのくらいの量から危険なのか』をご紹介していきます。
ビールの飲み過ぎに注意したい理由
ビールの飲み過ぎに注意したい理由は、第一に太りやすくなるということが挙げられます。
ビールはお酒の中でもカロリーが高めで、飲み過ぎると太ってしまう危険があります。
なんと500ml飲んだだけで200キロカロリーと、ご飯1杯分よりも多いのです。
ビールによく合うおつまみといえば揚げ物などが挙げられますが、そうなると余計にカロリーオーバーをしてしまいます。
ビール自体もカロリーが高いのに、おつまみもカロリーが高いとなると飲み過ぎは要注意なのです。
またビールに限らず飲み過ぎによって二日酔いが起こったり、肝臓機能を低下させることにもつながります。
ビールの飲み過ぎで起こる病気とは?
ビールを飲み過ぎて起こる病気には、どのようなものがあるのでしょうか。
ビールといえばプリン体を多く含むことで有名ですが、これに関連した病気が痛風です。
プリン体が体内で分解されるときに発生するのが尿酸で、この数値が高くなると痛風を引き起こすリスクが高くなるのです。
ビール1杯にそこまでプリン体が多く含まれるわけではないのですが、毎日大量に飲んでいたり魚介類のおつまみを食べる人は要注意です。
知らない間にプリン体過多の状態となり、痛風という苦しい病気になってしまいます。
その他にもビールにかかわらず大量にお酒を飲むことで起こるアルコール依存症、また生活習慣病にも注意が必要になります。
ビールの飲み過ぎは、これだけの病気を引き起こす危険性があるのですね。
ビールはどのくらいの量から危険なの?
ビールを飲む上で大切なのは、飲み過ぎを防いで適量を守りながら飲むことです。
これを意識するだけで、ビールの飲み過ぎで危険な状態になることはまずありません。
1日の適度なアルコール摂取量としては、20〜40gくらいになります。
これをビールのアルコール量に換算すると、350ml缶を1〜2本ということになるのです。
つまりジョッキを2杯以上飲めば、その時点でビールの飲み過ぎとなってしまいます。
意外と少ないですよね?
実は日本人は欧米人に比べてアルコールの分解力が弱いのですが、38%の人がお酒を飲み過ぎているのです。
ビールは飲み過ぎると病気を引き起こすリスクが上がってしまうので、適量を意識するのがとても大切になります。
飲み過ぎになる量を見極めて、羽目を外さないようにしたいですね。
【ビールの賞味期限についてはこちらをご覧ください】
ビールの飲み過ぎを防ぐにはどうしたらいい?
ビールの飲み過ぎは体に悪影響があるため、できる限り避けたいところです。
では具体的にビールの飲み過ぎを防ぐには、どうすれば良いのでしょうか?
毎日の日課として、ビールを飲んでいる人も多いのではないでしょうか?
ビールは一度にたくさん飲み過ぎることはもちろん、毎日飲み続けることで肝臓が疲れてしまいます。
そのため少なくとも週に2日は休肝日を設けて、アルコールを抜いて肝臓を休ませましょう。
ビールはかけつけ1杯で、一気にジョッキを空にしてしまう人も多いですよね。
当然のことながらビールを一気に飲んでアルコールが入ってくると、体に負担が大きくなります。
また少しずつ飲むことでお腹が膨れて飲み過ぎを予防できるので、ビールの一気飲みは避けるようにしてください。
ビールの飲み過ぎに関するまとめ
ビールの飲み過ぎが原因で起こる病気や、どのくらいの量から危険なのかをご紹介してきました。
ビールの飲み過ぎはカロリーオーバーになりやすく、太る原因になります。
またプリン体を含むので、痛風といった病気のリスクもあります。
ではどのくらいの量から飲み過ぎの危険になるのかというと、350ml缶を1〜2本と意外と少ない量なのです。
一気飲みや毎日飲むことは避け、適量を心がけながらビールを飲んでいきましょう。
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