生の状態ではなかなか食べたことがなくても、多くの人が一度はジャムなどでブルーベリーを食べたことはありますよね。
甘酸っぱくて味の濃いブルーベリーは小さい粒で、美味しいためについ食べ過ぎてしまいます。
またブルーベリーといえば多くの人が、目に良い食べ物だというイメージを持っていると思います。
しかし実は食べ過ぎても目には効果なしという噂もあり、真相が気になるところです。
そしてブルーベリーを食べ過ぎることで副作用や危険はあるのかも、同時に気になります。
そこで今回は『ブルーベリーは食べ過ぎても目に効果なしなのか、そして副作用や危険はあるのか』を詳しくご紹介していきます。
ブルーベリーは食べ過ぎると便が変化する?
ブルーベリーを食べ過ぎたときに便をすると、思わず二度見するくらい黒い便が出ることがあります。
まさかブルーベリーが原因だとは思わないので、何か悪い病気なのでは?と不安になってしまいますよね。
しかしこれは、ブルーベリーに含まれるアントシアニンが便に色をつけているために起こる現象です。
特に子どもは食べ過ぎたときに便の色が変化しやすく、親がびっくりしてしまうケースも多いのです。
しかしこの便の色の変化は2〜3回排便した後は元に戻るので、腹痛がない限りは心配しなくても大丈夫です。
ブルーベリーは食べ過ぎても目には効果なし?
ブルーベリーといえば、サプリも出ているくらい目の健康に関わりのある食べ物です。
しかし、中には目には効果なしという声も聞くことがあり、果たして本当のところはどうなのか気になっている人も多いのではないでしょうか?
ブルーベリーにはアントシアニンというポリフェノールの一種が含まれており、目の疲れをとる作用があります。
ただ勘違いしがちなのは、決して視力を回復するわけではないということです。
視力に関していうならば、ブルーベリーは目には効果なしということになります。
あくまでブルーベリーは目の疲れを取る効果が期待できるという範囲に留まっているのですね。
ブルーベリーの食べ過ぎで副作用や危険はある?
ブルーベリーは1日に300g以上食べると食べ過ぎになり、副作用が起こる危険性が高くなります。
アントシアニンは食べ過ぎると吐き気や腹痛を引き起こす可能性があるので、一度にたくさん食べるのは避けた方が良さそうです。
ただこの副作用も一過性のもので、体からアントシアニンが排出されれば治まります。
またブルーベリーには食物繊維が含まれているので、食べ過ぎると腹痛や下痢を引き起こすこともあります。
副作用として危険度は高くありませんが、美味しいからといって食べ過ぎるのは気をつけないといけませんね。
ブルーベリーは食べ過ぎなければ健康に良い!
ブルーベリーは食べ過ぎるとアントシアニンの副作用で腹痛や吐き気が起こりますが、適量ならば体に良い作用があります。
では具体的にどんな良いことがあるのか、順番に見ていきましょう。
ブルーベリーといえば、やはり目に良いという効能ははずせませんよね。
ブルーベリーのアントシアニンが目の緊張をほぐしたり、ピントを合わせたりしてくれます。
視力自体が良くなるという点では効果なしですが、普段パソコンやスマホで目が疲れている人には適しています。
アントシアニンは抗酸化作用も強く、体内の活性酸素を抑制する効果も期待できます。
体内に活性酸素が溜まると血管が硬くなって血流が悪くなり、生活習慣病の原因となります。
しかしアントシアニンがしなやかな血管を維持してくれて、健康に保ってくれるのです。
アントシアニンの高い抗酸化力で、老化の原因といわれる活性酸素の発生を抑えます。
そのため女性がアンチエイジングのためにブルーベリーを食べるのも、とても適しているのです。
ブルーベリーを日常的に食べることで、見た目だけではなく、内側から若々しさを実感できるのではないでしょうか。
ブルーベリーの食べ過ぎに関するまとめ
ブルーベリーは食べ過ぎても目に効果なしなのか、そして副作用や危険はあるのかを詳しくご紹介してきました。
ブルーベリーは食べ過ぎると便の色が黒く変化することがあり、少し驚いてしまいます。
これはブルーベリーに含まれるアントシアニンが原因で、腹痛などがない限り問題ありません。
しかしブルーベリーを食べ過ぎると、アントシアニンの過剰摂取による副作用で吐き気や腹痛が起こる危険があります。
また目に良いというのは疲れ目のことであって、視力回復に対しては効果なしという見方が強くなっています。
ブルーベリーは食べ過ぎず、適量ならば抗酸化作用もあって体に良い食べ物です。
1日300g以上食べないようにして、安全にブルーベリーを健康のために取り入れていきたいですね。
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