フェイジョアという果物を知っている人は、おそらく少ないのではないでしょうか?
一般的なスーパーなどにはあまり並ぶことはなく、日本でも限られた地域でのみしか栽培されていません。
フェイジョアとは一体どんな特徴のある果物なのか、美味しい食べ方や食べ頃についてもぜひ知っておきたいですよね。
またフェイジョアにはどんな栄養が含まれているのかも、併せて気になります。
美味しくてつい食べ過ぎちゃった!という時は、何か体に影響があるのかもチェックしておきましょう。
そこで今回は『フェイジョアの食べ方や食べ頃について、栄養や食べ過ぎた場合の対処法など』をご紹介していきます。
フェイジョアとはどんな特徴の果物?
フェイジョアは元々中南米の原産ですが今はニュージーランド、オーストラリアなどの南半球で主に栽培されている果物です。
見た目は同じフトモモ科のグァバにそっくりですが、花の色はフェイジョアが赤でグァバが白となっています。
ちなみにフェイジョアの花は甘いことから、エディブルフラワー(食用の花)としても活用されているのだとか。
フェイジョアは幻のフルーツと言われることがあるのですが、それは生の状態で食べられるのは11〜12月のみだからなんです!
認知度は低いものの、期間限定となると一度は食べてみたくなりますよね。
フェイジョアの美味しい食べ方や食べ頃は?
フェイジョアを手に入れたとしても、どのような食べ方をすれば良いのかわからず迷ってしまいますよね。
基本的には生食の場合、キウイフルーツと同じように半分に切ってすくって食べます。
そのほかのフェイジョアの美味しい食べ方は、赤ワイン煮にしてコンポートにする方法です。
赤ワインと砂糖、水を加えてフェイジョアを煮詰めれば出来上がりなので簡単ですね。
またフェイジョアジャムも人気の食べ方で、少し色は微妙ですが…香りと味がとても良いですよ。
フェイジョアはアボカドなどと同じように買ってきたら室温で保存し、追熟をさせましょう。
皮がシワシワになってきて、香りが立ってきたら食べ頃となります。
食べ頃のフェイジョアは果肉が白から黄色に変わるので、目安にしてみてくださいね!
フェイジョアの栄養はどんなものが含まれる?
フェイジョアは小さい果物ですが、どんな栄養が含まれているのか気になります。
体に良い効能についても、詳しくみていきましょう。
体の塩分(ナトリウム)量を調節するカリウムですが、フェイジョア100gあたり172mg含まれています。
余分に摂取したナトリウムを尿と一緒に排出してくれるので、むくみを緩和して高血圧を予防していくのです。
フェイジョアにはみかんと同じくらいの量のビタミンCが含まれているので、美容に良い果物といえます。
シミやソバカスの原因になるメラニン生成を抑え、さらにコラーゲンの生成を促進する働きがあります。
免疫力も高めるので、風邪予防にも効果的です。
フェイジョアには食物繊維も含まれているので、便秘に悩んでいる人にとってもおすすめです。
100g食べれば6gの食物繊維が摂取できるので、女性の場合は1日の摂取目安である18gのうち3分の1も摂取できますね。
フェイジョアは食べ過ぎても大丈夫?
フェイジョアが収穫できる地域に行くと、大容量パックで売られていることも珍しくはありません。
そんな時に気になるのが、フェイジョアを食べ過ぎて何か体に悪影響はないのか?ということです。
フェイジョアは食物繊維を含むので、食べ過ぎることによって消化不良を起こして腹痛になる可能性があります。
ただ消化不良は一過性のものなので、胃腸薬などで対処すれば問題はありません。
また心配されるアレルギーですが、フェイジョアの場合はアレルギーを引き起こさないと言われているのです。
アレルギー体質の人は様子を見ながら、少しずつ食べてみてくださいね。
フェイジョアの食べ方や食べ頃まとめ
フェイジョアの食べ方や食べ頃について、栄養や食べ過ぎた場合の対処法などをご紹介してきました。
フェイジョアは赤ワインコンポートにしたり、ジャムにしたりする食べ方がおすすめです。
しばらく追熟をして、実が柔らかくなったら食べ頃です。
ビタミンCや食物繊維、カリウムなどの栄養を含み、アレルギーを引き起こさない特徴があります。
食べ過ぎた場合は食物繊維のとりすぎによる消化不良を起こす可能性がありますが、一過性のものなので心配は要らないでしょう。
期間限定でしか食べられない幻のフェイジョア、ぜひ食べてみてくださいね。
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