ご飯のおかずとしても、お酒のツマミとしても大活躍してくれるししゃも。
メスはお腹に卵が入っていて、それがプチプチとして美味しいんですよね。
実は本ししゃもの場合は高級魚に分類されるので、私たちが多く食べているものはカラフトししゃもなのです。
小さい魚なのでたくさん食べ過ぎてしまう人もいるかもしれませんが、実はししゃもの食べ過ぎはコレステロールの摂り過ぎになる可能性があります。
ではししゃもの食べ過ぎを防ぐには、1日にどのくらいの摂取量ならば良いのでしょうか。
そこで今回は『ししゃもを食べ過ぎるとコレステロールが増えるのは本当なのか、そして1日の摂取量について』詳しくご紹介していきます。
ししゃもの食べ過ぎは良くない?
ししゃもはその見た目通り、5匹食べたとしても100キロカロリーほどのヘルシーな魚です。
しかしそんなししゃもも、調子に乗って食べ過ぎると太る可能性があるのです。
ではなぜヘルシーなししゃもでも、食べ過ぎると太るのかというと…?
ししゃもだけでは物足りなくなって、ほかにたくさん食べ過ぎてしまうのも原因のひとつなのです。
腹持ちが悪すぎて、逆にいろんなものを食べ過ぎてしまうということですね。
あとは酒のツマミに食べる人が多いので、ししゃもと一緒に日本酒など高カロリーなお酒を合わせると当然太りやすくなるのです。
ししゃもを食べ過ぎるとコレステロールが増える?
ししゃもを食べ過ぎるとコレステロールが増えるという話をよく聞きますが、果たして本当なのでしょうか?
ししゃもには100gあたり300mgのコレステロールが含まれており、魚の中では高い方の部類に入ります。
大人の1日あたりのコレステロール摂取量は、500〜600mgが一般的です。
しかし高脂血症の人などはコレステロール摂取に制限があるため、1日200mg以内に抑える必要があります。
そのため高脂血症などの生活習慣病の人は、ししゃもを食べすぎるとコレステロール過多になって良くないのですね。
この場合はししゃもを1本程度に抑えるなど、大佐が必要になります。
ししゃもの食べ過ぎ注意!1日の摂取量はどのくらい?
カロリーの点だけでみると、ししゃもはヘルシーなので多少食べ過ぎても問題がないように思えます。
しかしコレステロールや、卵付きの場合はプリン体の数値も気になるところですよね。
コレステロールとプリン体どちらも、食べ過ぎると病気を引き起こすとあって注意が必要になります。
コレステロール値も制限がある場合には1日200mgまでしか摂取できないので、痛風のことも考えて2本くらいにとどめておいた方が良さそうです。
さらに毎日継続して食べていると摂取量が多くなるので、できれば週に2〜3回の頻度にした方が良いでしょう。
ししゃもは食べ過ぎなければ健康に良い食べ物
ししゃもは食べ過ぎてしまうとコレステロール過多になりやすい食べ物ですが、適量ならば健康にむしろ良い効果が期待できます。
では具体的にどのような健康によい効能があるのか、見ていきましょう。
ししゃもといえば、頭から丸ごと骨まで食べられる魚ですよね。
そのためカルシウムを効率よく摂取でき、骨を丈夫にする効果が期待できるのです。
ただカルシウムは吸収率の悪い栄養素なので、ビタミンDと一緒に摂取することでより体に取り入れやすくなります。
ししゃものような魚には、不飽和脂肪酸のDHAやEPAが豊富に含まれています。
これらの栄養素は血液をサラサラにして、コレステロールを下げる効果が期待できるのです。
DHAは特に魚の目に多く含まれているので、頭ごと食べられるししゃもは最適ですね。
子持ちししゃもの魚卵には、アンチエイジングに最適な美容成分であるコラーゲンが含まれています。
また老化の原因ともいわれる活性酸素を抑制するセレンも多く含まれているので、ししゃもは若々しさを保つには欠かせない食べ物なんですね。
ししゃもの食べ過ぎに関するまとめ
ししゃもを食べ過ぎるとコレステロールが増えるのは本当なのか、そして1日の摂取量について詳しくご紹介してきました。
ししゃもは食べ過ぎてもカロリーは低いですが、腹持ちが悪いので余計に間食が増える恐れがあります。
また食べ過ぎによってコレステロールのとりすぎになってしまうだけでなく、子持ちししゃもはプリン体も多く含みます。
ししゃもは食べ過ぎなければ健康によい効果が期待できるので、1日2本くらいを週に2〜3日のペースで食べるのが最適です。
摂取量を守って、安全に美味しくししゃもをいたたきたいですね。
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