フカヒレを食べ過ぎるとどうなるの?栄養や効能とは?





高級食材として有名なフカヒレ、頻繁に食べるということは難しいですが、プリっとした食感で歯ごたえも良く、クセになってしまいそう。

フカヒレと言えばなんといっても女性には嬉しい栄養、コラーゲンです。

叶うのであれば食べ過ぎて、美の効能を実感してみたいものです。

そんな機会が訪れたら是非たくさん食べたいところですが、フカヒレについて気になる報告がされていて、食べ過ぎが良くないと言われています。

たくさん食べる時が来た時のために、今回は『フカヒレの食べ過ぎで起きること、栄養や効能』をテーマに紹介していきます。

 

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フカヒレを食べ過ぎた時の体への影響

冒頭で気になる報告がされていると述べましたが、実は毒が含まれていることが報告されています。

フカヒレの毒 「β-メチルアミノ-L-アラニン

アメリカの研究者がフカヒレに「β-メチルアミノ-L-アラニン」という神経毒が含まれていると2012年に報告しています。

この神経毒の摂取でパーキンソン病、アルツハイマー型認知症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの発症の危険性が高くなります。

β-メチルアミノ-L-アラニンはシアノバクテリア(藻の仲間で海水や淡水に多く存在する。)によって生成され、食物連鎖のトップに位置するサメは餌を食べることで体内に蓄積されてしまうのです。

生態系の食物連鎖で特定の毒(今回の場合はβ-メチルアミノ-L-アラニン)を含んだ生物を餌として食べると濃縮された毒が捕食者の体内に蓄積され、更に次の捕食者がそれを食べるといった食物連鎖の繰り返しが特定の物質濃度を上げてしまいます。

サメは上位捕食者であるため濃度の高い毒が体内に存在し、その体の一部であるフカヒレが流通して私達人間の体内に摂取されることが問題で、前述の病気発症の危険性を高めるのです。

 

フカヒレはカロリーが高い?

美容には嬉しいフカヒレですが、体重管理をする上ではカロリーが高く食べ過ぎると嬉しくないと言う人がたくさんいるかもしれません。

フカヒレのカロリーは100gあたり342kcalとかなり高めです。

姿煮などに使われるフカヒレを1枚120gと考えて1枚あたりのカロリーは410kcal、女性の一食分のカロリーが650kcalとすると、他に白飯やおかずを食べてしまうと650kcalを軽く超えてしまう可能性が十分にあります。

そんなフカヒレを食べ過ぎてしまうと、カロリーを見てわかるように肥満につながります。

魚類は肉類より太らないというのはイメージが先行しているのです。

フカヒレ以外にもカロリーの高い魚類はあり、あんこう(肝)445kcal、さんま310kcal、うなぎ255kcal、ぶり257kcalなどがあげられます。

食べ過ぎるとカロリーを摂り過ぎてしまいます。

魚は健康に嬉しい栄養が含まれていますが、食べ過ぎには注意してくださいね。

 

フカヒレに栄養はあるの?

フカヒレは美容にいいコラーゲンがたっぷりということは多く知られていることだと思います。

コラーゲンの効能、他の優れた栄養素についても詳しく見ていきましょう。

フカヒレにはコラーゲンが非常に多く含まれています。

その含有量は100gあたり9,920㎎でコラーゲンの多い食材と比べてみると、動物性のもので豚足7,200㎎、牛すじ4,980㎎、鶏軟骨4,000㎎、海洋性のものでうなぎ5,530㎎、ハモ3,560㎎と差は歴然で、トップクラスに位置します。

肌への効果はハリや弾力を保ち、引き締める働きがあります。

水を抱え込むヒアルロン酸を自らの隙間に集めることで潤いを保ち、乾燥を防ぐ働きをします。

また、コラーゲンが表皮の新陳代謝がアップさせ、美しい肌を維持、健康な肌を保つという役割を担うのです。

肌以外への効果としては骨や軟骨、血管、内臓にも働きます。

加齢で関節の痛みや骨がもろくなるといった症状が出てきますが、加齢に伴うコラーゲンの減少が原因となっています。

コラーゲンがあることで関節にある軟骨が弾力性をキープすることができ、骨を支えるコラーゲンに骨の健康には重要となるカルシウムなどのミネラルを付着させ骨を丈夫にします。

更に爪や髪、筋肉、肌に損傷がある場合の治癒力を高め、血圧や血糖値の調節にも役立っていて、体のいたるところで必要となる栄養でもあります。

 

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フカヒレに含まれるカルシウム、マグネシウムが骨を健康に

フカヒレにはカルシウムマグネシウムが多く含まれています。

カルシウムが歯や骨の健康と切っても切れない縁だとはだれもが知っていますが、マグネシウムの50~60%が骨に貯蔵されていて、カルシウムと連携して丈夫な骨を形成します。

先程紹介したコラーゲンの作用もあり、丈夫で健康な骨を形成することが期待されます。

マグネシウムには血液循環を正常にする働きもあることから血圧の上昇、血栓の予防、動脈硬化の予防にも役立ちます。

また、神経の興奮を抑える効果があり、神経伝達を正常にします。

次は、亜鉛についてです。

亜鉛はタンパク質と摂取することで新陳代謝が活発になります。

成長や発育には亜鉛が必須となるので新陳代謝が活発な子供には欠かせない栄養となります。

新陳代謝が促されることによって、髪や肌のトラブルの改善に役立ちます。

体内に十分な亜鉛があると免疫力がアップし、風邪や感染症などを予防することができます。

風邪の諸症状の緩和にも働き、細菌を攻撃する働きも見られるため、傷や病気に対する治癒力をあげてくれます。

 

ビタミンB12が造血を補佐

フカヒレはビタミンB12を多く含んでいます。

ビタミンB12は葉酸と協力して造血を助けています。

貧血の改善と言えば鉄分ですが、悪性貧血(赤血球を作る赤芽球の異常な巨大化で起きる貧血)の改善にもビタミンB12は役立ちます。

神経機能を正常に保つ働きもあるのですが、神経細胞が正常でなければ脳からの指令をうまく伝えることができません。

この働きにも葉酸の作用が必要となります。

末梢神経の傷を治す効果があり、肩こり、腰痛、難聴などの治療にも用いられることがあります。

 

フカヒレの食べ過ぎに関するまとめ

フカヒレを食べ過ぎる時が訪れたら注意してください。

フカヒレにはβ-メチルアミノ-L-アラニンという神経毒が含まれています。

食物連鎖のトップに位置するサメには濃縮された神経毒がパーキンソン病、アルツハイマー型認知症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの病気を引き起こす可能性があります。

また、100gあたりのカロリーが342kcalと高いことから食べ過ぎは肥満につながってしまいます。

フカヒレの栄養についてはコラーゲン、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、ビタミンB12が多く含まれています。

これらの栄養からは肌に弾力とハリを与えて健康に保つ、丈夫な骨を形成する、成長や発育を促す、風邪・感染症の予防、造血を助ける などたくさんの効果を得ることができます。

中でもコラーゲンの含有量はトップクラスです。

食べ過ぎることはおすすめができませんが、その効果を是非実感してみたいものですね。

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