普通の水では物足りなくて、スッキリした喉ごしが欲しいという人に人気な炭酸水。
お腹が空いた時に飲むと胃が膨れて、少し空腹を満たすことができますよね。
また炭酸水は疲れを取る作用もあり、働く女性を中心に常備している人も多いです。
そんな炭酸水ですが、飲み過ぎてしまうと体に影響が出てむくみや腹痛を引き起こすこともあるのです。
でもどうして炭酸水の飲み過ぎによる悪影響で、むくみや腹痛が起こるのでしょうか？
そこで今回は『炭酸水の飲み過ぎによる影響について、また注意したいむくみや腹痛の症状について』をご紹介していきます。
炭酸水の飲み過ぎが良くないと言われる理由
炭酸水の飲み過ぎが体に良くないと言われる理由は、炭酸水に含まれる糖分があります。
今でこそ純粋に水と二酸化炭素のみで作られた無糖の炭酸水が普及していますが、少し前までは糖分が入ったものが主流でした。
こうした加糖タイプの炭酸水は飲み過ぎることで、肥満や糖尿病のリスクが上がるなど良いイメージはあまりないですよね。
しかし飲んだ時の爽快感から、砂糖がたくさん含まれていても炭酸水を飲み過ぎてしまう傾向にあったのです。
現在であれば炭酸水といえば無糖タイプが主流なので、たくさん飲みたい時には砂糖の含まれないものを選ぶようにしましょう。
ただ、無糖の炭酸水でもやはり飲み過ぎとなると体に悪影響があるようです。
次の項目で炭酸水の飲み過ぎで影響が出る症状について、詳しく見ていきましょう。
炭酸水の飲み過ぎによる影響でむくみが出る？
炭酸水を飲むと疲れが取れると言われる理由は、血管を拡げる作用があって体の老廃物を排出しやすい状態にするためです。
ではどうして炭酸水の飲み過ぎでむくみが出ることがあるのかというと、実は炭酸水の中にはナトリウム（塩分）が含まれるものがあるのです。
塩分をとり過ぎるとむくみの原因になるので、炭酸水を飲む際はラベルを見て塩分量をチェックしましょう。
炭酸水は飲み過ぎなければむくみを取って、特に足のだるさなどを緩和することができるので適量を心がけると良いですね。
体に良い影響があるものでも、飲み過ぎると逆効果になってしまうのです。
炭酸水の飲み過ぎの影響で腹痛が起こる？
炭酸水の飲み過ぎの影響で腹痛が起こることがあり、これは炭酸水が胃壁を刺激して食べ物を早く胃から十二指腸に運ぼうとさせるためです。
一見炭酸水を飲み過ぎると消化が良くなりそうなイメージですが、早く十二指腸に運ばれることで胃酸のダメージを受ける可能性があります。
胃酸は強酸で粘膜を傷めてしまうので、その影響で腹痛や胃痛が起きてしまうのです。
炭酸水を毎日のように飲み過ぎてしまうと、知らない間に胃や十二指腸を悪くしてしまう可能性があるのですね。
また炭酸水はよく冷えたものを飲む機会がおおいので、胃腸を冷やして腹痛が起きることも多くなります。
炭酸水はむくみ以外にも腹痛を起こす要素をたくさん含んでいるので、飲み過ぎには注意しましょう。
炭酸水の飲み過ぎ以外で気をつけること
炭酸水を飲み過ぎること以外で、注意したいことはどんなことがあるのでしょうか。
それはいつも飲み過ぎてしまう人が良くやりがちな「一気飲み」です。
炭酸水を一気に飲むことで二酸化炭素が体内に大量に取り入れられるため、一時的に頭痛やめまいなどといった症状が起こることがあります。
これを炭酸酩酊といい、お酒に酔っ払ったような状態になってしまうのです。
ただこの症状は500mlペットボトル1本くらいを飲んだくらいでは起こることはなく、3本くらいを一気飲みした際に起こります。
常識の範囲内で炭酸水を飲んでいる限りは炭酸酩酊になることはないので、安心してくださいね。
それよりもやはりむくみや腹痛などの方が、飲み過ぎで起こる症状としては頻度が高いのです。
炭酸水の飲み過ぎに関するまとめ
炭酸水の飲み過ぎによる影響について、また注意したいむくみや腹痛の症状をご紹介してきました。
炭酸水の飲み過ぎに注意する理由としては糖分を多く含む場合があるので、肥満や糖尿病のリスクが上がるためです。
また炭酸水の飲み過ぎは知らずに塩分をたくさんとってしまうことがあり、これがむくみの原因となります。
そして炭酸水の刺激で胃壁や十二指腸がダメージを負うことがあり、これが腹痛を引き起こすのです。
炭酸水は常識はずれの量を一気飲みすると、炭酸酩酊という酔っ払ったような症状が出ることがあります。
適度に炭酸水を飲む分には問題ないので、無糖のものを選んでなるべく体に影響が出ないように気をつけていきましょう。
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