子供からお年寄りまで、飲むとどこかホッとできるココア。
体がポカポカして、心身ともにリラックスできますよね。
寝る前に飲むイメージが強いココアですが、実はカフェインを含む飲み物でもあるのです。
ココアにカフェインが含まれていたなんて!と驚きますが、子供や妊婦さんは飲んでも大丈夫なのでしょうか?
ココアは簡単に手に入る身近な飲み物なので、ぜひカフェイン含有量や寝る前に飲んでも大丈夫なのかを把握しておきたいですよね。
今回は『ココアのカフェイン含有量について寝る前や子供、妊婦が飲んでも大丈夫なのか』を詳しくご紹介していきます。
ココアのカフェイン含有量はどのくらい?
カフェインが含まれる飲み物として有名なのがコーヒーですが、コーヒーと比較してココアにはどのくらいのカフェインが含まれているのでしょうか?
一杯分100mlを飲んだとしてコーヒーには60〜100mg、ココアには10mgのカフェインが含まれています。
含有量としてはコーヒーに比べて非常に少ないので、気持ち程度含まれていると考えても大丈夫でしょう。
紅茶は100mlあたり40mgのカフェインが含まれているので、ココアの含有量がかなり少ない事がわかりますよね。
カフェインをなるべく摂りたくない場合でも、ココアであれば気にならない数値と言えます。
ココアは寝る前に飲んでも大丈夫?
コーヒーやココアに含まれるカフェインには覚醒作用や興奮作用があるため、夜寝る前に飲むと眠れなくなってしまいます。
しかし、ココアは寝る前に飲んでいるイメージが強いのですが、果たして問題ないのでしょうか?
ココアに含まれるカフェイン量は少ないので、睡眠に影響するようなことはまずありません。
むしろ「テオブロミン」という成分が自律神経を整えて、心身をリラックスさせる作用があるのです。
寝る前に飲めば体を睡眠モードにしていくので、いつも眠れない…という人にもピッタリです。
空腹で眠れない時も適度に胃を満たしてくれるので、夜中に飲んでも大丈夫!
そのほかココアにはうつ病予防や糖尿病予防など、良い効果が期待できます。
ココアは子供や妊婦さんが飲んでも良い?
ココアは子供や妊婦さんが飲んでも、特に問題はないのでしょうか?
ココアには食物繊維が含まれるのと、少しではありますがカフェインも含まれます。
赤ちゃんのうちは刺激になることがあるので、一歳を過ぎるまでは与えない方が良いでしょう。
フォローアップミルクや牛乳を飲むようになったら、糖分を含まない純ココアを耳かき一さじ分から少しずつ入れてみてください。
調整ココアは糖分が多いので、子供や妊婦さんはカロリーオーバーや虫歯に気をつける必要があります。
妊婦さんの場合は1日あたりのカフェイン摂取限度は200mgくらいなので、ココアを2杯程度飲んでもほぼ影響はありません。
妊婦さんがココアを飲む場合は、無糖の純ココアを使うようにしましょう。
尿検査で糖分が出ている場合は、医師に相談して飲むようにしてくださいね。
ココアは冷え性にピッタリな飲み物!
ココアといえば、寒い時に飲むとなんとなくホッとしますよね。
でもホッとするのはあくまで気持ちの問題…と思われていたのですが、実は冷え性に効果的ということがわかったのです。
ココアや温かいお湯やお茶を飲んで、30分後と60分後で手先の温度がどう変化するかという実験をおこないました。
お湯やお茶は時間が経つにつれどんどん温度が下がっていくのに対し、ココアはほとんど温かさが変わりません。
実はアイスココアでも冷えることはなく、ほとんど温度が下がらないという特徴があります。
ココアの冷え性改善作用はショウガを上回るほどで、非常に注目されているのです。
冬場や夏場のエアコンなどで、手先や足が冷えて辛いという人はココアを飲んでみてください。
ココアのカフェイン含有量まとめ
ココアのカフェイン含有量について寝る前や子供、妊婦が飲んでも大丈夫なのかを詳しくご紹介してきました。
ココアには100mlあたり10mgのカフェインが含まれており、コーヒーなどに比べて非常に少ないです。
そのため寝る前に飲んでも睡眠には影響しにくく、むしろテオブロミンの作用でリラックス効果を得られます。
子供は一歳を過ぎたら少しずつ与えていき、妊婦さんも含めて出来れば無糖の純ココアを使用すると良いでしょう。
ココアはショウガよりも体がポカポカして持続するので、冷え性にはピッタリです。
ぜひ生活の一部として、健康のためにもココアをどんどん取り入れていきましょう。
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