ノンカフェインで体に優しいお茶として、女性を中心に人気が高いルイボスティー。
高い抗酸化作用があるので、アンチエイジングや妊活のために飲んでいる人も多いのではないでしょうか。
しかしいくらルイボスティーが体に良いからといって、飲みすぎてしまうのは大丈夫なのか気になりますよね。
ルイボスティーの飲み過ぎで太る、また腎臓などに副作用が起こるという噂もあって心配になります。
そこで今回は『ルイボスティーは飲み過ぎると太るのか、また腎臓機能に副作用が起こるというのは本当なのか』を詳しくご紹介していきます。
ルイボスティーを飲み過ぎると太るの?
ルイボスティーを飲み過ぎると太るという話を聞きますが、実際のところどうなのでしょうか。
結論からいうとルイボスティーのカロリーはゼロで、飲み過ぎたからといって太ることはありません。
砂糖を入れてしまった場合は飲み過ぎで太る可能性がありますが、ストレートであれば心配しなくて大丈夫です。
ただルイボスティーも水分なので、あまりに飲み過ぎてしまうとむくみが起こってしまいます。
このことで見た目が太ると感じる人がいて、ルイボスティーの飲み過ぎは太ると言われたのではないでしょうか。
実際はむくみが出ているだけで、肥満になることはないので安心してくださいね。
ルイボスティーを飲み過ぎると腎臓に副作用が出る?
ルイボスティーには、亜鉛をはじめとするミネラルが豊富に含まれています。
亜鉛は不足しやすい栄養素なので、適量であれば積極的に摂取するのは良いことです。
しかし、ルイボスティーの飲み過ぎであまりに亜鉛を過剰摂取してしまうと、腎臓に副作用が起こる場合があります。
亜鉛の過剰摂取は腎臓に負担がかかり、嘔吐などの副作用が出てしまうのです。
また腎臓結石のリスクも上昇することが研究により判明しています。
実は亜鉛は不足しても腎臓に負担がかかるので、ルイボスティーにより適量を意識することが大切なのですね。
またルイボスティーによる水の大量摂取により、水中毒で腎臓に悪影響を及ぼすことがあります。
水で体内のミネラル濃度が低くなり、ナトリウムが少なくなることで副作用が起こるのです。
ルイボスティーを飲み過ぎないためには?
ルイボスティーは体に良い飲み物ではありますが、飲み過ぎた場合には副作用の危険があります。
では具体的に、ルイボスティーを飲み過ぎないためにどのくらいの量を守れば良いのでしょうか。
ルイボスティーは1日に500ml程度にしておくことで、含まれる栄養を効率よく体に取り入れることができます。
午前中に大きめのカップで1杯、そして午後にもう1杯飲むのがおすすめです。
または、小さめのカップに入れて朝昼晩と3杯飲むのも良いですね。
ルイボスティーはノンカフェインなので、どの時間帯に飲んでも影響はありません。
できれば一気に500mlを飲むのではなく、何回かに分けて飲むのが摂取した栄養が効率的に分散されていきます。
普段は温かい麦茶などを飲んで、ティータイムなどに紅茶の代わりにルイボスティーを淹れると良いでしょう。
ルイボスティーはサプリの併用に注意する
ルイボスティーの飲み過ぎで気をつけたいことのひとつとして、サプリとの飲み合わせがあります。
ルイボスティーもサプリも食品なので気にしない人も多いかもしれませんが、実は栄養過多になって思わぬ副作用が起こることもあるのです。
特に亜鉛やマグネシウムなどのミネラルをサプリで取り入れている人は、ルイボスティーの飲み過ぎで過剰摂取になりやすくなります。
栄養は適量に摂取することで、健康のバランスを保っています。
そのため一定の栄養素だけを過剰に摂取するのは、あまり良いこととは言えないのです。
ルイボスティーを飲むなど食べ物から栄養を取り入れている時には、含まれる栄養を確認してサプリの成分と被らないようにしましょう。
ルイボスティーの飲み過ぎに関するまとめ
ルイボスティーは飲み過ぎると太るのか、また腎臓機能に副作用が起こるというのは本当なのかを詳しくご紹介してきました。
ルイボスティーの飲み過ぎで太ることはなく、カロリーもゼロなのでダイエット中でも安心です。
しかしルイボスティーの飲み過ぎは亜鉛の過剰摂取で腎臓に負担がかかったり、水中毒で腎臓の働きが悪くなることがあります。
1日の摂取目安量は500mlなので、副作用のリスクを減らすためにも守りましょう。
またサプリとルイボスティーを併用する場合には、栄養過多になって副作用が起こりやすくなります。
ルイボスティーは飲み過ぎに注意して、健康に良い栄養を効率よく取り入れていきましょう。
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