鍋料理やお祝いの席でもおなじみのカニ。
ちょっと高級な食材なので、普段から食べている人は少ないですよね?
そのためカニを食べる機会があると、ついここぞとばかりに食べ過ぎてしまうもの。
でもカニの食べ過ぎは吐き気がしてきたり、中にはアレルギーが原因では?ということが心配されます。
そのためカニの食べ過ぎで吐き気が起こり、それがアレルギーが出る原因を知っておけば事前に防ぐこともできますよね。
そこで今回は『カニを食べ過ぎると吐き気に襲われる原因を解説するとともに、アレルギーとの関連性について』もご紹介していきます。
カニの食べ過ぎで起こる悪影響とは?
カニを食べ過ぎることで吐き気の他にも、体に悪影響を及ぼす可能性があります。
しかしこの悪影響は、カニを余程の量食べ過ぎてしまった場合にのみ当てはまること。
1日くらい大量に食べたからといって、特別にリスクが上がるわけではないので心配し過ぎないでくださいね。
カニには種類によりますが100gあたり100〜140mgのプリン体が含まれており、これが痛風のリスクを上げてしまいます。
プリン体を摂りすぎると、肝臓で痛風の原因である尿酸がたくさん生成されてしまうのです。
ただ痛風になるくらいの量を食べ過ぎるというのは、高級食材であるゆえあまり現実的ではありませんよね。
カニに含まれるプリン体の量も他の食材と比べて高いわけでもないので、食べ過ぎに注意するだけで予防できるでしょう。
カニには利尿作用のあるカリウムが含まれており、体を冷やす性質があります。
そのためカニを食べ過ぎた場合には、内臓から冷えが発生してしまうことがあるのです。
カニを食べ過ぎで吐き気や腹痛がある場合は、アレルギーの他に体の冷えから症状が起こっていることもあるんですね。
特に子どもはカニを食べ過ぎると体を冷やしやすいので、より注意しましょう。
カニの食べ過ぎと吐き気、アレルギーとの関連性
カニの食べ過ぎで吐き気が起こるとき、アレルギーが原因となっている場合があります。
子どもの頃からアレルギーは無いし、大丈夫!と思っている人も多いですよね。
しかしカニを含む「甲殻類アレルギー」は、大人になってから症状が出ることが多い傾向にあるのです。
カニを食べ過ぎた時にいつも吐き気が起こる、蕁麻疹が出るなどの症状があればアレルギーを疑っても良さそうですね。
気になるときには、カニを食べると吐き気がする旨を医師に話して検査をしてもらいましょう。
カニはどのくらいの量から食べ過ぎになるの?
カニは食べ過ぎると吐き気を起こしたり、痛風などの病気のリスクも上昇させてしまいます。
中でも多いのが、プリン体を気にしてカニの食べ過ぎに注意している人ではないでしょうか?
プリン体の1日の摂取目安量は400mgなので、カニだけで見てみると400g以上の量を食べてしまうと食べ過ぎとなります。
これを日常的に摂取している場合には、痛風のリスクが上がってしまうんですね。
400gってどんな量?と思いますが、太めのカニ足で10〜15本であっという間に超えてしまいそうです。
意外とカニはすぐに食べ過ぎになってしまうので、他の食材とバランスよく食べていきたいですね。
カニの食べ過ぎに関するまとめ
カニを食べ過ぎると吐き気に襲われる原因、そしてアレルギーとの関連性についてご紹介してきました。
カニはプリン体を含むので痛風のリスクが上がったり、カリウムの利尿作用で体を冷やすことがわかりました。
カニを食べ過ぎで吐き気が起こるのは、胃腸が冷えてしまうことも原因のひとつとして考えられるのです。
またカニは食べ過ぎが原因でアレルギーが出ることもあり、吐き気や蕁麻疹が起こります。
アレルギーを疑ったら、早めに検査を受けて症状を予防していきたいですね。
カニはプリン体の摂取量と照らし合わせても、1日400gくらいまでに抑えておくのが良いでしょう。
たくさん食卓に並ぶとつい食べ過ぎてしまうカニですが、リスクを理解しつつ注意しながら食べたいですね。
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