もやしといえば、節約料理のための定番食材ですよね。
シャキシャキした食感で意外と食べ応えのあるもやしは、一人暮らしや給料日前の強い味方です。
意外と山盛りのもやしでもペロッと食べられてしまうものですが、食べ過ぎて太ることはないのでしょうか。
またもやしを食べ過ぎることで腹痛や便秘を引き起こすという話は、果たして本当なのか気になります。
そこで今回は『もやしの食べ過ぎで太るのは本当なのか、そして腹痛や便秘に注意すべき理由について』ご紹介していきます。
1もやしの食べ過ぎは太るの?
もやしといえば100gあたり15キロカロリーとヘルシーメニューの代表格でもあり、さらに太る原因の糖質も100gあたり2.5gと低いんですよね。
そんなもやしが、どうして食べ過ぎると太ると言われてしまうのでしょうか。
でも、よく考えてみてください。
もやしってどうやって食べてますか?
おそらく袋から出して味付けをしないまま食べる人は、まずいないのではないでしょうか。
もやしといえばラーメンに入っていたり、中華炒め風で濃いめの味付けがされていたりします。
またもやし以外に米や麺類を食べれば、その分糖質の摂取量が増えてしまいますよね。
もやしの食べ過ぎが太るといわれる理由は、このようにもやしの食べ方に原因があるのではないでしょうか。
もやしの食べ過ぎ注意!その栄養は実は豊富!
もやしの食べ過ぎはよくありませんが、実はヘルシーながらも栄養は意外と豊富なのが特徴です。
もやしは美容に良いビタミンCが豊富で、メラニンの生成を防ぐ作用もあります。
実はもやしのヒゲを取ってしまうと、そこからビタミンCが流れ出てしまうのです。
そのためもやしの食感が悪くなっても、ヒゲは残しておいた方が良いんですね。
アスパラギン酸は名前の通りアスパラガスに多く含まれるアミノ酸ですが、もやしにも豊富に含まれます。
疲労回復に良い効果が期待できるため、栄養ドリンクにも入っているくらいです。
もやしはタンパク質がとれる、数少ない野菜となります。
筋肉や皮膚などを健康に保つために欠かせないもので、免疫力も高めていくのが特徴です。
もやしの中でも大豆もやしが、タンパク質含有量が一番高くなっています。
もやしを食べ過ぎたら腹痛が起こるの?
もやしの食べ過ぎで、腹痛が起こることがあるのでしょうか。
もやしには水分がたくさん含まれているため、知らないうちに水分を摂り過ぎて腹痛になってしまうのです。
水分によって体が冷えやすくなってしまうので、お腹を壊した状態になって腹痛が起こります。
また尿が出やすくなるので、そのことも体が冷える要因になるのです。
さらにもやしの水分が消化液を薄めてしまうため、うまく消化ができないために腹痛が起こることもあります。
通常量もやしを食べる分には問題ありませんが、食べ過ぎたときには気をつけていきたいですね。
ちなみにもやしはあまり火を通さずにシャキシャキなまま食べたい人も多いですが、きちんと火を通さないと食中毒が起こる可能性もあります。
食中毒による腹痛はかなり辛いので、シャキシャキ仕上げたい人は高温で一気に調理しましょう。
もやしの食べ過ぎで便秘になる理由
もやしの食べ過ぎでどうして便秘になるのかというと、不溶性食物繊維が含まれているからです。
でも、食物繊維は便秘を解消するもののはずでは?と思いますよね。
しかし不溶性食物繊維の場合は便のカサを増やしていくので、便秘が酷いと余計に症状が悪化するのです。
もやしの食べ過ぎで便秘にならないためには、水溶性食物繊維を多く含む果物などを一緒に食べるようにしましょう。
不溶性食物繊維と水溶性食物繊維をバランスよく食べることで、もやしの食べ過ぎによる便秘を予防することができます。
もやしの食べ過ぎに関するまとめ
もやしの食べ過ぎで太るのは本当なのか、そして腹痛や便秘に注意すべき理由についてご紹介してきました。
もやしの食べ過ぎで太るのはもやし自体のせいではなく、味付けや同時に食べるものによるのです。
またもやしを食べ過ぎて腹痛が起きるのは、水分の摂り過ぎによるものになります。
もやしの食べ過ぎで便秘になるのは不溶性食物繊維のせいで、水溶性食物繊維とバランス良く摂取すれば問題ありません。
もやしは単にたくさん食べるのではなく、工夫しながら食べるのがベストだということですね。
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