美容にも健康にも良いということで、セレブなどにも人気が高いオリーブ。
オリーブオイルやオリーブの実など、スーパーや輸入食品店で手軽に手に入るのでよく食べている人は多いのではないでしょうか?
しかしオリーブもひとつが小さいので、気がつくと食べ過ぎてしまう食材ですよね。
実はオリーブも食べ過ぎてしまうと、思わぬ悪影響が出ることがあるので注意しなければならないのです。
そこで今回は『オリーブの食べ過ぎで注意したいこと』などを、詳しくご紹介していきます。
オリーブはどのくらいの量で食べ過ぎになる?
オリーブは1日にどのくらいの量で食べ過ぎになるのか、というのがまず気になる点ですよね。
オリーブは日本人の食生活と合わせてみると、個人差はあるものの5〜10粒程度にしておくのが食べ過ぎ防止には効果的でしょう。
またオリーブとひとくちに言っても、塩漬けやオイル漬けなど保存法が変わると注意したいことも異なってきます。
塩分などが気になる場合には塩漬けオリーブは少なめにしておいて、カロリーが気になる場合にはオイル漬けオリーブを食べ過ぎないように注意していくと良いですね。
またブラックオリーブは100gあたり118キロカロリーとなるので、食べ過ぎてもそこまで太る原因になるほどではありません。
しかしオリーブオイルになってしまうと、大さじ2杯で276キロカロリーとかなりの量になります。
適量だと健康面には良いのですが、オリーブオイルの食べ過ぎには少し注意が必要ですね。
塩漬けオリーブの食べ過ぎで注意すること
塩漬けオリーブの場合には種類によって差はありますが、100g食べることで約3.5gの塩分を摂取することになります。
これは1日の摂取限度の半分に相当するので、明らかに塩分の摂り過ぎなのです。
そのため塩漬けオリーブは薄い塩水に10分以上程度さらして、塩分を抜く必要があります。
また塩漬けオリーブは高血圧の人は食べ過ぎると塩分過多になって危険なので、注意しなければなりません。
むくみが気になる場合も、1日に5粒以内に抑えておくのが良いでしょう。
オイル漬けオリーブの食べ過ぎで注意すること
オイル漬けオリーブの場合は、油分が多いので食べ過ぎによるカロリーオーバーに注意が必要です。
サラダなどに使う場合には、大さじ2杯でご飯1杯分のカロリーをだいぶオーバーするということを頭に入れつつ使うと良いですね。
ただオリーブは脂質を取り込んでも蓄積しにくいダイエットには嬉しい作用があります。
さらにオリーブには、体の中で脂肪が溜まらないようにうまく循環してくれるオレイン酸も豊富に含まれています。
多少カロリーがオーバーしても、食べ過ぎなければ問題ないことがほとんどです。
1日10粒を限度としながら、食べ過ぎないように気をつけていきたいですね。
オリーブは食べ過ぎなければ健康に良い食べ物
オリーブは食べ過ぎに注意が必要ですが、適量を守っていれば体にとても良い作用があります。
血液をサラサラにして心臓や血管疾患のリスクを下げてくれたり、便秘を解消することでデトックスにもつながります。
またオリーブはビタミンEやポリフェノールも豊富なので、アンチエイジングにも効果的で女性には欠かせない食べ物なのです。
植物由来の抗酸化物質であるファイトケミカルも含んでおり、ガン予防や老化防止に効果が期待できます。
オリーブのファイトケミカルをより多く摂取したい場合には、グリーンオリーブの方が適しています。
現に地中海地方のオリーブなどを良く食べる地域では、ガンの患者が他の地域と比べて少ないようですね。
オリーブの食べ過ぎに関するまとめ
オリーブの食べ過ぎで注意したいことなどを、詳しくご紹介してきました。
オリーブは食べ過ぎると塩漬けの場合塩分過多になり、オイル漬けの場合はカロリーオーバーになりやすいことがわかりました。
またオリーブオイルはカロリーが高いので、食べ過ぎに注意しなければなりません。
大さじ2杯でご飯1杯分を軽く超えてしまうので、ドレッシングにする際などは注意したいですね。
しかし5〜10粒の適量を食べれば、抗酸化作用が高いのでアンチエイジングやガン予防が期待できます。
食べ過ぎなければ健康のためにオリーブを毎日摂取することは良いことなので、ぜひ積極的に食べていきましょう。
健康面でも美容面でも、オリーブは女性の強い味方になってくれそうですね。
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