もずくの食べ過ぎは危険なの?甲状腺癌に影響するってホント?





ツルツルとした喉ごしの良い海藻の仲間であるもずく、食欲がないときでもスルッと入ってしまいますよね。

沖縄県産が主で、多くは三杯酢など酢の物としてスーパーなどでも売られています。

もずくは海藻なのでヘルシーで体にも良いといわれていますが、食べ過ぎてしまうと危険だというのは本当なのでしょうか?

また、もずくの食べ過ぎで甲状腺に癌が発生しやすくなるという噂も気になりますよね。

そこで今回は『もずくの食べ過ぎが危険なのかということと、甲状腺癌への影響について』詳しく説明していきます。

 

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もずくは食べ過ぎなければ健康に良い食べ物

もずくは食べ過ぎず適量を守っていれば、健康維持に役立つ食べ物です。

では具体的にどんな効能があるのかを順番に見ていきましょう。

 

①生活習慣病予防ができる

もずくに含まれる食物繊維のフコイダンが、糖質の吸収を緩やかにしてくれます。

このことで血糖値の急上昇を抑えることができ、さらに低カロリーということで糖尿などの生活習慣病を予防してくれるのです。

さらにビタミン類も豊富に含んでいるので、高血圧などの生活習慣病全体に対して良い効果が期待できます。

 

②腸内環境を整える

海藻類であるもずくには食物繊維がたくさん含まれているので、便秘などで乱れた腸内環境を健康に整える作用があります。

便秘がひどくて硬くなった便を、水溶性食物繊維のフコイダンが柔らかくして排便しやすくしてくれます。

腸内環境が整うと免疫力もアップしたり肌が綺麗になったり、嬉しいことがたくさんあります。

 

③美肌、美髪を保つ
 もずくにはヨウ素が豊富に含まれており、甲状腺ホルモンを刺激する作用があるため新陳代謝が活発になります。

食べ過ぎには注意が必要ですが、適量を守ることでフコイダンの水分と合わせて髪や肌に良い効果が期待できるのです。

また綺麗な髪を保つために必要なカルシウムや、美肌には欠かせないビタミンCももずくには含まれています。

 

④抗酸化作用でアンチエイジングできる

もずくに含まれるフコイダンはとても強力な抗酸化作用があるため、体を老化させる活性酸素の発生を抑えてアンチエイジングに役立ちます。

もずくは沖縄県原産なので特に多く食べられており、沖縄県に長生きが多いのはもずくの抗酸化作用も一役かっているのではないかといわれています。

 

もずくの食べ過ぎは危険ってホント?

もずくは食べ過ぎなければ健康にとても良い効果が期待できるのですが、やはりいくら体に良くても食べ過ぎは危険なので控えたほうがよさそうです。

もずくには食物繊維が豊富に含まれており、適量ならば腸の働きを活発化して便秘を解消してくれます。

しかし元々胃腸の働きが弱っていたりひどい便秘だった場合には、余計に便秘が悪化したり下痢に悩まされることもあります。

腸の動きだけが活発になっても、便がうまく排出できない状態だとお腹が痛くなってしまう危険があるのですね。

また便が水分を取り込み過ぎて下痢になることも、食物繊維のとりすぎでは珍しくありません。

もずくは便秘に良いと思われがちですが、食べ過ぎは逆効果になってしまう危険があることを頭に入れておきたいですね。

 

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もずくの注目成分フコイダンとは?

たびたび登場していますが、もずくには健康に良いと注目されている成分のフコイダンが含まれています。

海藻類のほとんどにぬめりがありますが、このヌルヌル成分こそフコイダンのことなのです。

海藻類にフコイダンが含まれますがもずくの含有量はトップクラスなので、より効果が期待できるのですね。

フコイダンは強い抗酸化作用があるので、癌予防においても非常に注目されている成分です。

抗酸化作用と水分保持の働きから、アンチエイジングにも活用される幅広い効能をもつ成分なのです。

 

もずくを食べ過ぎると甲状腺の癌になる危険性がある?

もずくは健康に良い食品ではありますが、実は食べ過ぎると甲状腺癌に影響があるといわれています。

その理由はもずくに含まれるヨウ素で、100gで1.5g含まれています。

1日のヨウ素摂取限度が3gとなっているので、200gを食べてしまうとヨウ素の過剰摂取となり食べ過ぎになるのですね。

ヨウ素を含むもずくを食べ過ぎると、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるので危険なのです。

継続的にもずくを食べ過ぎるとヨウ素が多くなり過ぎて、甲状腺癌のリスクも高くなる危険性があります。

また妊娠中にヨウ素をとり過ぎてしまうと、お腹の赤ちゃんの甲状腺に悪影響が及ぶため注意が必要です。

 

もずくの食べ過ぎに関するまとめ

もずくの食べ過ぎが危険なのかということと、甲状腺癌への影響について詳しく説明してきました。

もずくを食べ過ぎると食物繊維のとりすぎで、便秘が悪化したり下痢を引き起こす可能性があります。

しかしもずくは健康に良い効能が詰まっており、適量ならばとても良い食べ物です。

もずくに含まれるフコイダンは強い抗酸化作用があるので、アンチエイジングなどにも活用できます。

しかしもずくにはヨウ素が豊富に含まれるので、とりすぎると甲状腺癌のリスクが高くなるなど危険が及びます。

妊娠中のもずくの食べ過ぎも赤ちゃんに悪影響があるので、気をつけなければなりません。

安全にもずくを健康的に美味しくいただくために、食べ過ぎに気をつけていきましょう。

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