気がつくとピーナッツをぽりぽり…。
食べ過ぎて親から「ピーナッツ食べ過ぎると鼻血が出るよ!」なんて注意された人も多いのではないでしょうか?
でもその時は幼心に「どうしてこんな小さいものを食べたくらいで鼻血が出るんだろう?」と疑問に思ったものです。
しかしそもそもこのピーナッツを食べ過ぎると鼻血がでるというのは、本当なのでしょうか?
今回は『ピーナッツの食べ過ぎについての真偽のほどと、1日の適量など』も合わせて詳しくご紹介していきますね。
ピーナッツを食べ過ぎると鼻血が出る?
ピーナッツを食べ過ぎると鼻血が出るというのは、誰もが一度は聞いたことのあるセリフ。
しかし本当にピーナッツでそんなことが起こり得るのかというと…実は医学的に実証はされていないんだとか。
ということは、ピーナッツの食べ過ぎで鼻血が出るというのは迷信ということになりますね。
誰かがピーナッツの食べ過ぎを注意するために言い出したのが、いつのまにか広まっていた感じでしょうか?
少なくともたくさん食べたからといって鼻から血が噴き出す…ということはないので、心配しないでくださいね。
ピーナッツの食べ過ぎ防止!1日の適量は?
ピーナッツの食べ過ぎで鼻血が出ることはないにしても、やはり何事にも限度というものがあります。
手元にあればどんどん摘んでしまうピーナッツですが、1日の適量を守って食べたいものですね。
でも1日にどのくらいの量であれば食べても安全なのでしょうか?
これはカロリーのとりすぎを防止するためにも、ピーナッツは1日20〜30粒くらいまでに抑えておくのがおすすめです。
ピーナッツを30粒食べると、それだけでおにぎり1個分のカロリーとほぼ同じになってしまうのです。
意外と高カロリーなので、調子に乗り過ぎてしまうと知らない間に太っていた…ということにもなりかねません。
きっと昔の人は食べ過ぎると栄養過多になって鼻血が出る、ということを言いたかったのですかね?
ピーナッツはおやつとして20粒程度食べるなら、栄養面から見てもバッチリですね!
ピーナッツは体にとても良い食べ物で
- 良質な脂質を摂取できる
- 食物繊維が豊富で腸の働きを整える
- 悪玉コレステロールを下げてくれる
このように生活習慣病予防にも注目されている食べ物なので、食べ過ぎることなくほどほどに摂取すれば最適な栄養サポートができるのです。
ピーナッツの食べ過ぎが良くないと言われる理由
ピーナッツは食べ過ぎると鼻血が出ると注意喚起されてきたのは、何かしらの原因があるからですよね。
ではピーナッツの食べ過ぎが体に良くないと言われていた理由で、鼻血以外で当てはまるのは何なのでしょうか?
ピーナッツというと、アレルギーの中でも重い症状が出ることで知られています。
場合によっては命に関わることになりかねないのですが、このピーナッツアレルギーが最近増えてきているのです。
全人口のおよそ1割に見られて急に発症することもあるので、いつも食べ過ぎている場合には注意しましょう。
ピーナッツは小さいながら脂質が多く、高カロリーです。
そのため食べ過ぎると脂質をとりすぎて、肥満を引き起こす可能性が高くなります。
最近は食生活の欧米化で、日本人も昔に比べて脂質過多になりがちです。
そのためピーナッツを食べ過ぎることで、簡単に脂質の上限を超えてしまうのですね。
ダイエット中の人は、特に要注意ですよ!
ピーナッツを食べ過ぎについてのまとめ
ピーナッツを食べ過ぎると鼻血が出るというのは、果たして本当なのか真偽のほどを確認してきました。
結論から言うと、ピーナッツを食べ過ぎても鼻血は出ないことがわかりましたね。
ただ栄養価が高いために、昔から食べ過ぎを防ぐ目的でこの言葉が言われてきたのでしょう。
しかもピーナッツは意外と高カロリーで、アレルギーの危険もあります。
そのため1日に食べる量は20〜30粒までにとどめて取り入れるのが一番なのです。
鼻血は出ないにしても食べ過ぎを予防して、ピーナッツのもつ栄養や効能を最大限に活かしていきましょう。
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