ジャガイモといえば茹でても揚げても焼いても美味しい、万能の食材ですよね。
和食にも洋食にも使えるので、台所にストックしている家庭も多いのではないでしょうか。
でもそんな便利なジャガイモですが、食べ過ぎてしまうと思わぬ副作用や病気に見舞われることがあるのです。
ジャガイモというありふれた食材の食べ過ぎで副作用や病気になる可能性があるというのは、ちょっと心配ですよね。
そこで今回は『ジャガイモの食べ過ぎで起こる副作用や病気について』、詳しくご紹介していきます。
ジャガイモの食べ過ぎは太る副作用がある
ジャガイモは食べ過ぎると結構ズッシリ重いですが、太る心配はあるのでしょうか。
ジャガイモ中サイズひとつが100gほどなのですが、そうなると100gあたり83キロカロリーになります。
これはお茶碗半分くらいのご飯と同じくらいなので、ジャガイモを3〜4個と食べ過ぎるとあっという間にご飯2杯分ほどに…。
食べ過ぎなければ太る心配はありませんが、一気に食べるとカロリーオーバーになる恐れがあるということですね。
ジャガイモを食べ過ぎると肥満を招くことになるので、生活習慣病の副作用リスクも高くなります。
ジャガイモはおやつがわりに1個を食べるようにして、2個以上一気に食べ過ぎないように注意しましょう。
ジャガイモの食べ過ぎで糖尿病のリスクが増える!
ジャガイモでできた料理を思い浮かべるとフライドポテトやマッシュポテト、コロッケなど洋食を多く思い浮かべます。
これらの料理を食べているときは必然的にコーラやジュースなどの甘い飲むものを多く摂取する傾向にあるようです。
そのためジャガイモの食べ過ぎで直接病気になるわけではないですが、糖尿病のリスクは優位に高くなります。
そこで週に3回ほどのフライドポテトを別の料理におきかえただけで、なんと12%も肥満のリスクが下がったのです。
ここまで顕著にあらわれると、やはりジャガイモの食べ過ぎは良くないのだなと感じますね。
ジャガイモの食べ過ぎでガンなどの病気になるの?
実はジャガイモだけで食べる分には問題ないのですが、加工品となると副作用らしき体の不調が起こりやすくなります。
まずジャガイモ料理の定番であるフライドポテトですが、油での高温調理が危険なのです。
ジャガイモを高温調理すると、アクリルアミドという成分が出て体に害を及ぼします。
発ガン性も指摘されており、ジャガイモの油で揚げた加工品を食べ過ぎることは危険なのです。
食べ過ぎによってガンなどの病気を防ぐためには、なるべくジャガイモからアクリルアミドが出ないようにすることが大切です。
ジャガイモの保存を冷蔵庫でおこなうと、油で揚げた時の温度変化が著しくなってアクリルアミドの量が増えてしまいます。
発ガン性のある病気のもとであるアクリルアミドを減らすには、ジャガイモは常温で保存しましょう。
※ サツマイモの食べ過ぎ についてもご覧ください。
ジャガイモは食べ過ぎよりも毒素に注意!
ジャガイモに毒?!とびっくりする方も多いと思いますが、実は本当の話なんです。
ジャガイモの毒素は芽や皮に多く含まれるのが特徴で、その原因なソラニンやチャコニンになります。
皮に光が当たってしまったことでできる緑色の部分や、伸びてきた芽には特に多くの毒素が含まれています。
ジャガイモで食中毒となると、嘔吐などの中毒症状が起こる場合があるので注意が必要です。
これらの天然毒素は170度以上で消えるといわれますが、基本的には食べ過ぎ注意なジャガイモをお店で買うときは気をつけましょう。
川が緑色をしているものは購入を避けて、買ったら芽が出る前に早く食べてしまうと良いですね。
かわを分厚く切って、毒素を残さないように下処理をするのが大切です。
ジャガイモの食べ過ぎに関するまとめ
ジャガイモの食べ過ぎで起こる副作用や病気について、詳しくご紹介してきました。
ジャガイモは食べ過ぎるとカロリーオーバーしてしまう恐れがあり、肥満の副作用や別の病気を引き起こすこともあります。
また糖尿病やガンなどの病気、食中毒の副作用も報告がされています。
ジャガイモには天然毒素も存在するので、食べるときは川の緑の部分は食べないようにします。
また油での加熱は発ガン性物質のアクリルアミドがたくさん分泌するので、特に気をつけてくださいね。
ありふれた食材だからこそ、食べ過ぎと副作用には気をつけていきましょう。
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