白菜の食べ過ぎで下痢になるってホント?





白菜は通年手に入れることができ、漬物、炒め物、煮物と調理方法も多く、特に鍋の季節には脇役ながらも欠かすことのできない定番野菜でおいしく食べることができます。

加熱するとかさが減りたくさん食べることができ、食べ過ぎていることに気が付いていない人もいるのではないのでしょうか。

食べ過ぎには注意が必要となり、下痢の症状が出てしまうとか・・。

身近な野菜で食卓に並ぶことが多い野菜だからこそ、下痢の真相を突き止めておきたいですよね。

今回は『白菜の食べ過ぎで下痢になる?』をテーマにして紹介していきます。

 

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白菜を食べ過ぎると下痢になるの?

結論から先に述べますと、白菜を食べ過ぎると下痢を引き起こすことがあります。

冒頭にも述べましたが、食べ過ぎていることに気が付いていない人もいるかと思われるので、摂取量には注意が必要です。

 

白菜に含まれる食物繊維

白菜に含まれる食物繊維100gあたり1.3gで不溶性食物繊維1g、水溶性食物繊維0.3gです。

不溶性:水溶性=2:1、というのがバランスの良い食物繊維の比率と言われています。

白菜の場合、不溶性:水溶性=3:1と良いバランスとは言えず、不溶性に偏っています。

不溶性に偏っているデメリットとして腸内の水分を吸収し過ぎることで便が固くなり消化器官に負担を与えてしまい、食物繊維でありながら便秘になってしまうことがあげられます。

では、どうして下痢になってしまうのでしょう。

加熱調理して食べる場合、特に鍋に言えることですが、自分の思っている以上に食べ過ぎてしまっていることがあるのです。

食物繊維は加熱しても他の栄養と比べて失われることは少なく、白菜を食べた分だけ過剰摂取してしまうこととなります。

すると、食物繊維の持つ働き「蠕動運動」の活発化により、腹痛や下痢が引き起こされることとなるのです。

 

白菜は体を冷やす野菜

食材には体を冷やすものと温めるものがあり、白菜は体を冷やす野菜に分類されます。

参考までに、体を冷やす野菜は他にもレタストマトキュウリ、ナスなどがあり、体を温める野菜はカボチャショウガニンジンタマネギなどがあげられます。

体を冷やす野菜を食べて引き起こされることは冷え性だけではありません。

体を冷やす野菜を食べることによって免疫細胞が集まる腸が冷え、温度が下がることとなり免疫力が落ちてしまいます。

腸が冷えることに合わせて内臓も冷え、機能が落ちてしまい新陳代謝が悪くなってしまうことで下痢が引き起こされてしまうのです。

更に代謝の低下が冷え性の原因となる血行不良、肌荒れの原因ともなる他、痩せにくく太りやすい体質になってしまいます。

体を冷やす野菜を食べる時には加熱調理や発酵、体を温める食材と一緒に摂ることで体を冷やすことを回避できます。

 

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下痢だけではない、食べ過ぎで体はどうなる?

白菜を食べ過ぎて引き起こされるのは下痢だけではありませんでした。

生の白菜の食べ過ぎには特に注意が必要となりそうです。

 

実際に起こった事例

中国出身、アメリカ在住の糖尿病を患っている88歳の女性が症状の改善を信じ、生の白菜を一日に900g~1.36kgを数ヶ月続けて食べていたそうです。

食べ過ぎた結果、彼女に起こった症状は無気力、歩行困難、3日間ものを飲み込めない、などの症状が起こります。

病院に運ばれた彼女は甲状腺機能の低下により、呼吸不全や昏睡状態を起こすなどの重篤な症状を発症する他、もろい髪、乾燥した皮膚など見た目にもわかる明らかな異常もあり集中治療室での治療を余儀なくされてしまいました。

 

重篤な症状の原因は?

彼女をここまでの症状にしてしまった原因は白菜に含まれる酵素「ミロシナーゼ」です。

白菜を含むアブラナ科の植物の多くに含まれている酵素で加熱により活性を失うのですが、彼女は生の状態の白菜を大量に食べていたことで自ずとミロシナーゼを過剰摂取していたことになります。

ミロシナーゼの過剰摂取により甲状腺ホルモンの分泌に必要なヨウ素の吸収を阻害してしまい、ホルモンの濃度が低下してしまいます。

この結果、重い疲労感や体重増加、呼吸不全など人によって症状の出方は違いますが、さまざまな影響を及ぼすこととなります。

通常、一日に1kgの生の白菜を毎日、数ヶ月にわたって食べ続けることは簡単なことではないので起きにくいと考えていいでしょう。

白菜のカロリーは100gあたりたったの14kcalとかなり低いカロリーで、上手に食べればダイエットが成功するかもしれませんが、白菜だけを食べ過ぎて満腹にしようとするようなことは避けましょう。

 

白菜の食べ過ぎに関するまとめ

白菜は食べ過ぎると2つの原因で下痢が引き起こされることがわかりました。

 

①白菜に含まれる食物繊維が腸の蠕動運動を活発化させ、腹痛や下痢が引き起こされる。

②白菜は体を冷やす野菜で冷え性だけではなく、胃腸などの内臓も冷やしてしまい機能が落ち、代謝も低下することで下痢を引き起こされる。

 

下痢だけではなく、生の白菜を極端に食べ過ぎは甲状腺の機能を低下させることがわかり、実際に起きた事例では呼吸不全や昏睡状態などの重症が引き起こされたとされます。

日常の生活からは考えづらい食べ方が招いたことですが、体や内臓を冷やさないためにも白菜でダイエットにチャレンジしようとしている人もバランスの良い食事を摂るようにこころがけましょう。

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