スポーツドリンクの飲み過ぎには要注意。下痢や腹痛になる恐れも





夏の熱中症予防に、失われた水分やミネラルを簡単に補うことができるスポーツドリンク。

飲みやすいので高熱が出た時やお腹を壊したときなどにも一役買ってくれます。

私達の体を助けてくれるスポーツドリンクですが、量には注意が必要です。

飲み過ぎるといろいろな病気になると言われていますし、下痢や腹痛にも襲われる危険性も。

スポーツドリンクの飲み過ぎると、どのような病気になるのかを知らない人も多いと思います。

そこで今回は『スポーツドリンクの飲み過ぎでどのような病気になるのか』を探っていきたいと思います。

 

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スポーツドリンクの飲み過ぎでかかる病気

スポーツドリンクが飲みやすいと思うのは「甘い」ことからではないでしょうか。

ですが、その「甘い」にワナがありました。

スポーツドリンクには塩分、糖分がバランスよく配合されているかと思いきや、実は糖分がたっぷり!

ペットボトル500ml 1本に25~50gの糖類が含まれています。(WHOは一日に摂取していい糖分は25gと発表しています。)

これを毎日飲み続けることで「糖尿病」、この場合急性糖尿病 別名:ペットボトル症候群を発症する可能性があります。

以前、実際にスポーツドリンクを毎日6ℓ飲んでいた人が糖尿病になったということがニュースになっていたこともありました。(さすがにここまで飲む人はあまりいらっしゃらないかと思いますが・・)

 

急性糖尿病(ペットボトル症候群)の症状とは?

糖尿病の中でも急性糖尿病、ペットボトル症候群とはどのような症状になるのでしょう。

糖尿病の一種なので症状は糖尿病と同じと言われています。

 

 糖尿病の症状 

・喉が渇く

・倦怠感

・体重が急激に減る など

喉が渇く症状を糖尿病からくる喉の渇きと判断することができず、そこで更にスポーツドリンクなどを飲むことで症状が悪化する事態に陥ります。

重篤な症状はケトアシドーシスが発症します。

 

 ケトアシドーシスの症状 

・多尿  ・嘔吐  ・腹痛

・意識混濁  ・昏睡 など

 

ケトアシドーシスとは繰り返しスポーツドリンクなどを多く摂ることで高血糖になり、その症状が膵臓の細胞を疲れさせてしまいます。

このことからインスリンの分泌不全が起きてしまい、糖の代謝がうまくいきません。

高血糖時にインスリンが欠乏するとグルコース輸送体からグルコース(エネルギー)を細胞に取り入れることが難しくなります。

こうしてグルコースが不足した状態の細胞にエネルギーを供給させようと肝臓がグルコースの代わりにケトン体を大量に作ります。

このケトン体が通常血液の酸とアルカリの平衡がpH7.4に保たれているところを酸性にすることで発症します。

症状が進行すると死亡する恐れもあります。

カロリーオフ・糖質オフに潜むワナ

糖分が多ければカロリーオフや糖質オフのスポーツドリンクを飲めばリスクが減るのでは?と考える人もいると思います。

ですが、味もあまり変わらずに甘みを感じて、おいしく飲めるのはなぜ?と思いませんか?

それは「人工甘味料」が入っているからなのです。

人工甘味料とは砂糖の数百倍、多いもので48000倍の甘さを持ち、少量で十分甘みを感じることができる食品添加物です。

カロリーオフ・糖質オフ・カロリーゼロなどをうたった食品によく使われています。

こうした人工甘味料の使われているスポーツドリンクのリスクに関しては、肥満・耐糖能障害(糖尿病ほどではないが、血糖値が高くなること)につながるメカニズムが予測されています。(耐糖能障害を発症している人は将来的に糖尿病へとつながる可能性が高く、動脈硬化も発症しやすいと言われています。)

ですが、「糖尿病のリスクがある」と言う人もいれば、それを反対する意見もあり「糖尿病の心配はない」と言う人もいて、実際には明確にはなっていません。

一説によると、「カロリーオフ」「糖質オフ」の言葉に安心してしまって食べ過ぎた結果、血糖値があがるとも言われています。

 

人工甘味料の副作用があることをご存知ですか?

スクラロース

安全性の高いものとして使われていますが、「有機塩素化合物」に分類されています。

副作用:赤血球の減少・甲状腺機能の異常・肝機能障害・白内障・マグネシウムとリンの欠乏 など

 

アセスルファムカリウム

ラット実験では死亡例がありますが、大量摂取さえしなければ問題はありません。

副作用:うつ・嘔気・頭痛・肝機能障害・腎機能障害 など

 

エリスリトール

危険性の報告はありませんが、他の人工甘味料と合わせて使われることが多いです。

副作用:緩下作用

 

サッカリン

過去に発がん性があると公表されましたが、現在ではその原因が合わせて使っていた別成分にあることがわかったので、その報告は取り消されました。

副作用:緩下作用・胃酸過多・不妊の可能性 など

 

アスパルテーム

フェニルアラニンという成分が含有されているのですが、「フェニルケトン尿症」を患っている人には毒になるので避けなければなりません。

この病気を患っていなければ避ける必要はありません。

副作用:不妊症・肝機能障害・うつ・認知症・アレルギー・心疾患・不眠症 など

 

キシリトール

安全性の高い成分です。

副作用:緩下作用・急激な血糖値の低下

 

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正しい水分補給の仕方は?

スポーツをした後に(60分と考える)スポーツドリンク500mlを1本と考えてください。

それ以外の時は、ジュースやスポーツドリンクは糖分が多く含まれているので、水やお茶で水分を摂ることをおすすめします。

暑い夏の熱中症予防には効果的です。

お茶ですと麦茶にはミネラル(リン・マンガン・ナトリウム など)も含まれているものも多いので汗で失われた水分とミネラルを一緒に補給することができます。

以下はカテゴリー分けをしたものです。こちらも量は500mlと考えてください。

 

  • スポーツの前後

糖分を約6~8%含むスポーツドリンク(アクエリアス・ポカリスエット など)

安静時の浸透圧が血液・体液と同じように調整されており、細胞・血液への吸収が早くなります。

 

  • スポーツ中

糖分を約2.5%含むスポーツドリンク(アクエリアスクリアレモン・C1000ビタミンレモンなど)

スポーツ中は糖分の浸透圧が2~3%まで低くなっています。

スポーツ時の浸透圧が近い状態に調整されていることで、水分補給に向いています。

 

  • 疲労時

アミノ酸を含んだもの(アミノバイタル・VAAM など)

アミノ酸は一般的に疲労回復効果があると言われています。

あとひと踏ん張りというときにもおすすめです。

 

スポーツドリンクの飲み過ぎについてのまとめ

普段口にするスポーツドリンクには思わぬ落とし穴がありました。

急性糖尿病(ペットボトル症候群)

その症状に気づくことができずに、スポーツドリンクを飲み過ぎて悪循環から発症してしまう可能性があるということがわかりました。

重篤な症状に陥ることもあるので、くれぐれもスポーツドリンクを口にする時は飲み過ぎることの内容に注意してくださいね。

飲み過ぎることがなければ危険は回避できます。

お茶や水も熱中症予防には効果的です。

場面に合わせて飲み分けて暑い夏を乗り切りましょう。

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