世界三大珍味のひとつに名を連ね、最近では安価なファミレスでも食べられる機会が増えたトリュフ。
トリュフって調理されたものは見たことがあるけど、現物は見たことがない…という人も多いのではないでしょうか。
そもそもトリュフとはどんな食べ物なのか、いまいちピンとこない人もいますよね。
実はトリュフはキノコの仲間で他のキノコに比べて味はいまいちですが、香りはかなり強いのが特徴です。
また食べ過ぎても大丈夫なものなのか、栄養はどの程度含まれているのか気になります。
そこで今回は『トリュフの食べ過ぎは大丈夫なのか、味や栄養など気になるポイントについて』詳しくご紹介していきます。
トリュフは食べ過ぎても大丈夫?
トリュフはフランスでは黒、イタリアでは白が最高級で美容に良いというのが有名です。
トリュフはキノコの仲間なので、食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維は適量ならば体に良い作用があるのですが、食べ過ぎると消化不良を起こして下痢や胃痛などの原因となるのです。
トリュフは高級食材なので、よほど余裕がない限り大量に食べ過ぎるということはないかもしれません。
しかし何かの折でトリュフをかけ放題や食べ放題の機会があった時は、お腹の具合をみながら食べ過ぎないようにしていきたいですね。
通常、パスタなどの料理に数枚切ったものをのせるくらいでは全く食べ過ぎにはならないので安心してください。
トリュフの味はどんな感じなの?
キノコといえば芳醇な香りが食欲をそそる種類ばかりですが、トリュフも同じように美味しいのでしょうか?
残念ながらトリュフは香りばかりが強くて、味はどちらかというとイマイチかなといった印象です。
黒トリュフは硬めで、白は黒に比べて柔らかい食感となっています。
香りは強いのに実は味があまりしないと言われており、マッシュルームのようなジャガイモのようななんとも微妙な感じだそうです。
ものすごく期待して食べてみたものの意外と美味しくなかった…という意見は多いですが、ぜひ一度は試してみたいですよね。
ファミレスなどで安価に食べられるのは安い種類のものでしょうが、高級レストランなどで出されるものはまた違った味わいなのかもしれません。
トリュフの香りはどのくらい強い?
トリュフの味はあまり期待できそうにないのですが、松茸と同様香りを楽しむキノコという感じですよね。
ではさぞかし香りが良くて食欲をそそられる…と思いきや、トリュフはそもそも世界三大珍味のひとつ。
珍味、ということで香りも独特なものとなっています。
人によってはガソリンのようだと感じたり、エキゾチックな香りだと表現されたりすることも。
新鮮なトリュフの場合、あまりの強烈な香りに思わず「うっ…」となってしまうこともあるようです。
なんとも想像しにくい味と香りですが、唯一無二の存在感があることは間違いなさそうです。
新鮮なトリュフを味わう機会はあまりないと思うので、いつかは味や香りを堪能してみたいですね。
トリュフの食べ過ぎ注意!栄養とは?
トリュフは食べ過ぎると食物繊維のとりすぎで消化不良を起こしますが、実は他には美容や体に良い栄養が含まれているのです。
具体的にどんな栄養が含まれているのか、詳しくみていきましょう。
食物繊維は食べ過ぎると消化不良で下痢になることもありますが、適量なら便秘を解消してお腹の調子を整えてくれます。
トリュフに含まれる不溶性食物繊維は、便のかさを増やして排出しやすくしてくれる種類です。
生のトリュフにはジアスターゼという消化酵素が多く含まれており、胃腸薬と同じく胃腸の働きを促します。
熱を加えると酵素がなくなってしまうので、できれば生のままで食べるようにしましょう。
最近ではビタミンD不足になっている人が多いので、トリュフは健康維持のための食材としても人気です。
カルシウムと合わせると骨を丈夫にする働きがあり、骨粗しょう症を予防します。
トリュフの食べ過ぎに関するまとめ
トリュフの食べ過ぎは大丈夫なのか、味や栄養など気になるポイントについて詳しくご紹介してきました。
トリュフは食物繊維を多く含むので、食べ過ぎると消化不良を起こすことがあります。
味はトリュフ単体での味はほぼなく、香りを楽しむための食材です。
香りは非常に強く、食欲をそそるというよりは強烈な存在感のある感じです。
栄養は食物繊維やビタミンDなどが豊富なので、健康や美容維持には適しています。
高級食材なので普段はなかなかお目にかかれませんが、ぜひどんな味や香りなのか自身で体験してみてくださいね。
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