朝の定番である健康に良い発酵食品といえば、ヨーグルトですよね。
子供から大人まで美味しく食べられて、さらに体に良いとくれば毎日食べないわけにはいきません。
しかしそんな良いイメージばかりのヨーグルトも、食べ過ぎると害や副作用が起こる可能性があるのです。
さらに気になるのが乳がんのリスクが上がるという噂で、女性の場合は見て見ぬ振りはできない話題ですよね。
しかし本当にヨーグルトの食べ過ぎで、乳がんなど健康に害が出るようなことはあるのでしょうか?
そこで今回は『ヨーグルトの食べ過ぎで乳がんになるのか、また害や副作用の心配について』詳しくご紹介していきます。
ヨーグルトの食べ過ぎ注意!どのくらいが適量?
ヨーグルトの食べ過ぎを防止するためには、1日の適量を知っておくことが大切です。
ヨーグルトの適量は1日200gで小分けタイプだと2個まで、プレーンヨーグルトの1個は400gなので半分までとなります。
1日に200gならば食べ過ぎになりませんし、健康に良い効果も期待できます。
小分けタイプの場合には朝晩の2回に分けて食べると、毎日の朝食後にお腹がスッキリしてくると思います。
注意するべきことはお腹の調子が悪いからといって、ヨーグルトの量を増やして食べ過ぎないことです。
むやみに食べ過ぎると、ヨーグルトによって思わぬ害や副作用を及ぼすことがあります。
乳がんとの関係など不安な面もあるので、毎日適量を意識することが重要なのです。
ヨーグルトの食べ過ぎで乳がんのリスクが上がる?
ヨーグルトの食べ過ぎで乳がんのリスクが上がるといわれる理由は、乳製品の脂肪分やエストロゲンが悪影響を及ぼすためです。
統計としてヨーグルトを多く食べる国で乳がん患者が多いこと、そしてアジアよりも欧米の方が乳がん患者が多いことが証明されています。
ただこれはヨーグルトを食べ過ぎた場合に当てはまることであり、適量を毎日食べる分にはリスクはそこまで上がらないと考えて良いでしょう。
ヨーグルトに限らず体に良い食べ物でも食べ過ぎてしまっては、乳がんなど逆に体に害を及ぼすということなのですね。
ヨーグルトの食べ過ぎによる害や副作用とは?
ヨーグルトは毎日食べることで腸内環境を整える効果が期待できる食べ物ですが、食べ過ぎはどんな害や副作用があるのでしょうか?
ヨーグルトの食べ過ぎが体に良くない理由を見ていきましょう。
3連パックで売られているフルーツヨーグルトなどは砂糖が入っているので、意外とカロリーが高くなります。
またプレーンヨーグルトでも、食べ過ぎるといくら低カロリーでも太る原因になるのです。
プレーンだからと油断せずに、食べ過ぎないように量をあらかじめ決めておきましょう。
先天的なアレルギーではなく、ヨーグルトを食べ過ぎたことによって遅延性のアレルギーを引き起こすこともあります。
特にヨーグルトのような乳製品はアレルゲンとして有名なので、特に食べ過ぎには注意しなければなりません。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸内環境を整えてくれますが、少量含まれる乳糖をうまく消化しきれずに腹痛が起こる可能性があります。
牛乳を飲んでお腹が痛くなるのと同じ原理で、乳糖不耐症と呼ばれる症状になります。
牛乳を飲むとお腹が緩くなる場合は、害や副作用が起こりやすいのでヨーグルトの食べ過ぎにも気をつけてくださいね。
ヨーグルトは食べ過ぎないように目的別に選ぼう
ヨーグルトの食べ過ぎは体に害や副作用を及ぼす危険性がありますが、実はヨーグルトとひとくちにいっても色々な種類があります。
ヨーグルトのパッケージには、それぞれ乳酸菌の種類が書かれていることが多いですよね。
この乳酸菌の働きが、種類によって少しずつ異なるのです。
例えば「LG21」はピロリ菌に強い乳酸菌で、「R-1」はインフルエンザウイルスに対抗できる乳酸菌として有名です。
このように目的別にヨーグルトを選ぶことによって、必要なものだけ食べることができます。
そのため、いろんな種類のヨーグルトの食べ過ぎを予防できるのですね。
乳酸菌の働きについて知ることで、より効率的にヨーグルトを摂取できるというわけです。
ヨーグルトの食べ過ぎに関するまとめ
ヨーグルトの食べ過ぎで乳がんになるのか、また害や副作用の心配についてご紹介してきました。
ヨーグルトは1日に200gが適量なので、害や副作用を及ぼさないためには食べ過ぎに注意しなければなりません。
ヨーグルトを食べ過ぎることで、乳脂肪分やエストロゲンの影響で乳がんの発症リスクが上がる可能性があります。
またヨーグルトの害や副作用は乳がんだけではなく腹痛や太りやすくなる、そしてアレルギーなどが挙げられます。
ヨーグルトは乳酸菌ごとに効能が異なるので、目的別にしぼって食べ過ぎないように注意していきましょう。
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