美容や健康に良いオイルとして注目されているココナッツオイル。
食べても肌に塗っても良いということで、日頃からある程度の量を使っている人も多いのではないでしょうか。
しかしそんなココナッツオイルも、あまりに使い過ぎてしまうとかえって体にとって悪影響が出ることもあるのです。
健康のために摂取しているココナッツオイルが、逆に危険になってしまうのは辛いですよね。
そこで今回は『ココナッツオイルの使い過ぎで危険になることはあるのか』について詳しく説明していきます。
ココナッツオイルの使い過ぎが危険な理由は?
ココナッツオイルは特に副作用もなく、体に良いものではありますが…。
どうして使い過ぎると危険だと言われてしまうのでしょうか。
実は健康や美容に良いココナッツオイル、大さじ1の量でなんと100〜110キロカロリーもあるんです。
ご飯1杯あたりおよそ180キロカロリーなので、かなりココナッツオイルのカロリーが高いのがわかりますよね。
そのため健康に良いからと使い過ぎてしまうと、太ってしまう原因になるのです。
ココナッツオイルは体にとって良い働きをする油ではありますが、ほどほどの量にしておかないと逆に健康を損ねることにもなりかねません。
特にダイエット中の人はココナッツオイルの使い過ぎには十分注意して、カロリーオーバーにならないようにしましょう。
ココナッツオイルの使い過ぎで腹痛になる?
ココナッツオイルを適量摂取することで、女性に多い便秘が解消されると注目されています。
しかしココナッツオイルに整腸作用があるにしても、使い過ぎてしまった場合はその作用が強過ぎてしまう場合があります。
便秘解消を通り越して、腹痛が起きてお腹を下してしまうこともあるのです。
そのため便秘解消のためにココナッツオイルを取り入れている人は、使い過ぎないようにしなければならないのですね。
また初めてココナッツオイルを使う際も、最初からたくさん摂取するのではなく少しずつ量を増やしていきましょう。
最初から使い過ぎてしまうと、整腸作用が強く働き過ぎて下痢を起こす可能性があります。
自身の体調と相談しながら、少しずつ適量に近づけていくのがベストですね。
ココナッツオイルの使い過ぎ注意!1日の摂取量は?
ココナッツオイルの使い過ぎはカロリーオーバーになったり、下痢を引き起こしてしまったりすることがわかりました。
いくら健康に良いものでも、たくさん使ったからといって健康状態が良くなるものでもないのですね。
では具体的に、ココナッツオイルは1日にどのくらい摂取すれば良いものなのでしょうか。
1日の摂取量の目安を把握しておけば、使い過ぎによるトラブルが起こりにくくなるだけでなく健康維持にも良い効果が期待できます。
ココナッツオイルの1日での摂取量は、多くの専門家が大さじ2杯を推奨しています。
またココナッツオイルが体に取り入れられてから分解のピークを迎えるまで3時間がかかり、そして全て分解されるまでは10時間かかるといわれています。
そのためココナッツオイルを食べるタイミングというのは、朝食時に他の油と置き換えるような形で摂取するのが効果的なのです。
1日の摂取量を守りながら、健康や美容に最大限の効果を引き出して使いたいものですね。
(※ ヘンプオイルの使い過ぎについて や 亜麻仁油の使い過ぎについて もご覧ください。)
ココナッツオイルは使い過ぎなければ体に良いもの
ココナッツオイルは使い過ぎなければ体にとても良いものなので、毎日適量を摂取しましょう。
ではどのような効能があるのか、説明していきます。
ココナッツオイルは体の中のケトン体を合成するための中鎖脂肪酸を含んでおり、効率的に脂肪をエネルギーに変換することができます。
そのため脂肪が燃焼していき、ダイエットに適しているのです。
できればダイエット時にココナッツオイルを取り入れる際は、炭水化物を少なめに調節しましょう。
ココナッツオイルの中鎖脂肪酸が腸の動きを活発にして、さらにラウリン酸が腸内環境を整えます。
ラウリン酸は母乳にも含まれている成分で、腸内から免疫力も高める素晴らしい成分なんですね。
ココナッツオイルのコレステロールはゼロなので、他の油に比べて健康的なのです。
また悪玉コレステロールを増やさず善玉コレステロールを増やす作用もあるため、より健康効果が期待されています。
ココナッツオイルの使い過ぎに関するまとめ
ココナッツオイルの使い過ぎで危険になることはあるのか、詳しく説明してきました。
ココナッツオイルの使い過ぎが危険だといわれる理由はまずカロリーが高いことと、下痢や腹痛を起こす可能性があるためです。
1日の摂取量は大さじ2杯で、カロリーの面でいってもお腹への影響を考えてもちょうど良い量なんですね。
ココナッツオイルは使い過ぎなければ体に良い効能があるので、ぜひ食事に取り入れて健康的に美しくなれるように意識していきましょう。










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