中華料理の辛味付けとして欠かせないのが、真っ赤な豆板醤です。
辛味の中にもコクがあって、麻婆豆腐や海老チリに活用されています。
でも辛めな味が好きな人は、豆板醤をたくさん入れてしまい食べ過ぎになりがちです。
豆板醤の色味からして食べ過ぎると体に悪影響がありそうですが、実際は大丈夫なのでしょうか?
また豆板醤はどんな原料からできているのか、そしてカロリーなども気になるポイントです。
そこで今回は『豆板醤の食べ過ぎに注意!ということで、原料やカロリーなどについて』もご紹介していきます。
豆板醤の食べ過ぎで胃腸の不調になる
豆板醤といえば真っ赤な色からも想像できる通り、かなりの辛味がある調味料です。
そのため豆板醤を食べ過ぎてしまうと、刺激物である辛味が胃腸に負担になってしまうのです。
普段から胃腸が丈夫な人でも、豆板醤を食べ過ぎることで胃痛や吐き気などの消化器症状を引き起こすことがあります。
また胃腸の弱い人の場合は豆板醤をほんの少し食べただけでも胃痛を起こすことがあるので、食べ過ぎには注意が必要です。
また胃の働きが低下することで下痢を起こすこともあり、下痢からお尻が痛くなることも多いです。
豆板醤はあくまで調味料なので、メイン料理を食べているのか豆板醤を食べているのかわからないような状態は避けましょう。
豆板醤の食べ過ぎで塩分の摂りすぎになる
豆板醤は少しの量で料理にコクを与える、結構味が濃い調味料です。
味が濃いということは、それだけ塩分がたくさん含まれているということなんですね。
そのため豆板醤を食べ過ぎると、塩分過多になって血圧の上昇などを招くことがあります。
豆板醤を食べた後に無性に喉が乾いて仕方ないといった場合は、塩分を摂りすぎている可能性があります。
塩分の過剰摂取は高血圧を招いて、あらゆる生活習慣病の原因になります。
わさびやからしのように、少しずつ食べることを意識して食べ過ぎを予防したいですね。
豆板醤はどんな原料からできているの?
豆板醤は中華料理ではおなじみですが、なかなか家庭の冷蔵庫にはあまり常備されていない調味料ではないでしょうか。
そのため豆板醤がどのような原料からできているのか、いまいちピンとこないですよね。
そこで具体的に豆板醤がなにからできているのか、主な原料を見ていきましょう。
豆板醤、という名前の通り、主な原料としてソラマメが使われています。
ソラマメを麹で発酵させて、そこに辛味調味料を混ぜて味噌のように仕上げるのですね。
豆板醤で忘れてはいけない原料が、辛味をつけるための唐辛子です。
原料のソラマメを発酵させたものに細かくペースト状にした唐辛子とごま油、塩や大豆油などを混ぜてできあがりです。
中華料理の中では「辛味噌」といったカテゴリーのひとつになり、幅広い料理に使われているのですね。
豆板醤の食べ過ぎ注意!気になるカロリーは?
豆板醤を食べ過ぎたときに、少し気になるのがカロリーですよね。
豆板醤のカロリーはそこまで高くはなく、100gあたり60キロカロリーです。
食事の際に食べることが多い量である大さじ1でも11キロカロリーと、かなりヘルシーであることがわかります。
豆板醤を山ほど食べ過ぎたとしてもご飯1杯分のカロリーにも届かないので、ダイエット中の人でも食べやすいのが特徴です。
さらに豆板醤の原料である唐辛子のカプサイシンが脂肪を燃焼し、痩せやすい身体づくりのサポートをしてくれます。
食べ過ぎはもちろん厳禁ですが適量ならばダイエットにも効果的で低カロリーなので、積極的に取り入れていきたいですね。
豆板醤の食べ過ぎに関するまとめ
豆板醤の食べ過ぎに注意!ということで、原料やカロリーなどについてもご紹介してきました。
豆板醤を食べ過ぎることで刺激により胃痛や吐き気などを引き起こしたり、塩分過多になる可能性があります。
豆板醤の原料はソラマメを麹で発酵させたものと調味料を混ぜて、辛味付けの唐辛子になります。
これらをペースト状にした辛味噌が、中華料理の定番調味料である豆板醤になるのですね。
カロリーも低くてカプサイシンによるダイエット効果も期待でき、食べ過ぎなければ良い効能を得ることができます。
適量を取り入れながら、縁の下の力持ち的な存在として料理に加えていきましょう。
コメントを残す