ナンプラーの使い過ぎは塩分の取り過ぎに注意して。オススメの使い方をご紹介します。





タイ料理には欠かすことのできないナンプラー。

日本での醤油のような存在でタイでは一般家庭、屋台、大衆食堂、ホテルのレストランと幅広く使われているおなじみの調味料です。

ナンプラーは日本でも使われることがある「魚醤」の一種で、タイ料理には欠かすことのできない調味料で、2300種程の代表的なタイ料理の約半数にナンプラーが使われています。

気になる味ですが、日本で使われている醤油の味に魚の旨味がプラスされた味で、アンチョビ(いわしの油漬け)が似た味の食材です。

日本でもナンプラーは使われることはありますが、まだ使ったことがないという人もおいしい使い方や代用品、使い過ぎによる影響など知っておきたいですよね。

今回は『ナンプラーの使い過ぎは大丈夫?おいしい使い方や代用品について』ご紹介していきます。

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ナンプラーの使い過ぎは大丈夫?

ナンプラーの製造方法とは、基本的にはアンチョビなどの海水魚をかめやタンクに入れ、そこに重量比30~50%の塩を入れ蓋と重石をしてから12~18ヶ月の熟成、稀に2年の熟成を経て出荷されます。

ナンプラーには等級があり、熟成後初めて取り出されるものに砂糖を加えたものが一級品、残った固形に食塩水、アミノ酸、酢酸を加えたものが二級品、さらに食塩水と煮沸し、酢酸とアミノ酸を加えたものが三級品となり、味と価格にも差があります。

一級品の酸味はほとんどなく、二級品は酸味があり、三級品は強い酸味があります。

しかし、魚から作られているため、いくら旨味であるといっても魚特有のくさみを感じることがあるので、好き嫌いが別れるところでもあります。

日本の醤油と比較しても塩分濃度が22%と高めなので、使い過ぎは体に悪影響を与えてしまいそうですが、実際にはどのような影響があるのでしょうか。

 

高血圧に注意して

ナンプラーには腐敗防止のために塩分が多く使われています。

塩分濃度も高いと述べましたが、摂り過ぎには注意が必要です。

塩分の摂り過ぎは血圧が上がるとは有名な話で、ナンプラーも使い過ぎてしまうと血圧が上がってしまいます。

血液中の塩分濃度が高くなった時には元に戻そうと水分をためこむ習性があります。

そうして血液量が増えた血管内では血液を流すために、血管壁に圧力が加わってしまいます。

こうして血圧の高い状態が続くと血管がダメージを受け動脈硬化へとつながる可能性があります。

 

腎疾患への影響は?

腎疾患も塩分が多く含まれていることで起こる可能性のある病気です。

腎臓の働きとして体内の老廃物をろ過して尿をつくるということがあげられます。

塩分も腎臓でろ過して排出される仕組みですが、摂り過ぎた塩分は腎臓に負担をかけてしまいます。

このような状態が続くと腎臓の働きが低下し、症状が進行すると腎不全となる可能性もあります。

 

胃癌の可能性も!?

塩分を多く摂ると血圧が上がるということは耳にしたことがある人も多いと思いますが、実は胃癌につながるということも示唆されているのです。

一日に10g以上の塩分を摂っている人の胃癌リスクが上昇するという報告があります。

ナンプラーの塩分量小さじ1約1.4g、大さじ1約4.1gとなっています。

塩分量の多いとされている醤油(薄口)は小さじ1約1g、大さじ1約3g、みそ(中辛)は小さじ1約0.7g、大さじ1約2gで、ナンプラーの塩分量が多いことがわかります。

塩分を摂り過ぎると胃の粘膜がダメージを受けやすくなるとともに、発癌物質の影響も受けやすくなってしまいます。

 

ナンプラーの使い方は?

使ったことがない人には全く道の世界であるナンプラー、おいしく食すためにはどのような使い方がおすすめなのでしょうか?

ナンプラーを美味しく使うポイントは?

塩分濃度の高い調味料なので、初めて使う人は特に小さじ半分ずつから徐々に増やしていくなどの量の調整が必要です。

日本の醤油と同じ感覚で使うと料理がダメになってしまう可能性があるので注意しましょう。

ナンプラーは香りが楽しめる調味料で、使ったら手早く料理を仕上げることが求められます。

炒め物に使う時は鍋肌から回し入れると、良い香りの状態で料理を仕上げることができるのでおすすめです。

 

ナンプラーと相性の良い食材は?

日本の醤油をナンプラーに置き換えるだけで、一気にアジアンテイストな料理に風変わり。

しかし、簡単に手に入るもので一段とおいしくすることができます。

その食材とは・・香りの強いもの、ニンニク、ショウガ、パクチー、ネギなどで、一緒に使うことでナンプラーを更に楽しめます。

トムヤムクンやパッタイ(タイ風やきそば)などのタイ料理でもおなじみのエビはナンプラーと相性が良いとして調理されています。

実は肉料理とも相性が良く、スーパーに行けば売っている鶏肉、豚肉、牛肉のどの肉にもナンプラーはおすすめなのです。

ちなみに鶏肉や牛肉入りのフォーやガパオライスなんかがタイ料理としては有名ですが、チキンソテー、餃子スープ、牛肉の煮込みなど多くの料理との相性抜群です。

 

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ナンプラーの代わりになるものは?

ナンプラーを使いたいときにない!そんな時にはこれから紹介する代用品を使ってみてはいかがでしょうか?

  • 薄口醤油

ナンプラーは塩分が高いと紹介していますが、その塩分の実を再現したいということであれば、日本でもおなじみの薄口醤油でも代用できます。

ちなみに濃口醤油もありますが、塩分濃度を比べると薄口醤油の方が高いので、濃度が近いことを考えると薄口醤油がおすすめです。

 

  • 薄口醤油 + レモン果汁

酸味があるナンプラーですから、薄口醤油にレモン果汁を加えることでナンプラーに近づけることはできます。

しかし、ナンプラーの香りなどが決め手となるような料理には向かないので注意してくださいね。

作り方:薄口醤油 大さじ1、レモン果汁 大さじ1/3~1/2

 

  • 薄口醤油 + アンチョビ + レモン果汁

先程も述べていますが、ナンプラーはアンチョビと風味が似ています。

そこでアンチョビが常備してあるのであればナンプラーの代用品として十分でしょう。

作り方:薄口醤油 大さじ1、アンチョビ 10g、缶詰のオイル 小さじ1、レモン果汁 大さじ1/2

 

  • 薄口醤油 + オイスターソース + レモン果汁

オイスターソースで風味、レモン果汁で酸味をプラスします。

ただ、オイスターソースの持つ甘みが強く出てしまうので塩で調節して代用品となります。

作り方:薄口醤油 大さじ1、オイスターソース 小さじ1/2、レモン果汁 大さじ1/2、塩 少々

 

  • 「しょっつる」や「いしる」などの魚醤

ナンプラーも「しょっつる」や「いしる」なども同じ魚醤です。

塩分濃度にばらつきがあるのでチェックは必要ですが、先程紹介したものより近い味が出せるかもしれません。

ただ、産地ではないところでの常備は難しいので、試してみたい人は是非購入してくださいね。

 

ナンプラーの使い過ぎに関するまとめ

ナンプラーは日本の醤油と比較しても塩分濃度が高く、少量を使うことを前提とした方が良いでしょう。

塩分の摂り過ぎは高血圧、腎疾患、胃炎や胃癌のリスクも高まります。

ナンプラーの使い方はいろいろで、タイ料理はもちろんですが、意外にもソテーやスープ、煮込み料理に少し入れるだけで、普段の料理とは違った味を楽しむことができます。

香りの強い野菜と一緒に使っても、より一層おいしく食べることができるでしょう。

代用品については、完璧な再現とはいきませんが、薄口醤油をベースにアンチョビ、オイスターソース、レモン果汁などを使うと代用できます。

知らない人も多いナンプラー、使い方が難しいということもなく、一振りで違う料理に変身させられる調味料なので、試してみて下さいね。

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