カレイといえば、優しい味付けの煮付けが美味しい平べったい魚です。
淡白な白身でふわふわした食感が、上品な和食によく合いますよね。
でもカレイはしつこい味の魚ではないので、気がつくと食べ過ぎてしまうこともあります。
カレイを食べ過ぎてしまったときは、何か体に悪影響が及ぶものなのでしょうか?
またカレイに含まれる栄養や、カロリーなども気になります。
そこで今回は『カレイを食べ過ぎると体に悪いのか、また含まれる栄養やカロリーなど』を詳しくご紹介していきます。
カレイの食べ過ぎは体に良くない?
カレイの食べ過ぎは体に良くないと言われますが、具体的にどのような理由があるのでしょうか。
カレイは調理をする際、甘辛系の味付けにすることが多い魚です。
そのためカレイを食べ過ぎると、意識せずに塩分をとりすぎてしまうことがあります。
高血圧気味の場合は、カレイの煮付けなどを食べ過ぎたことで体の具合が悪くなる可能性があるのです。
カレイといえば子持ちカレイを思い浮かべる人も多いと思いますが、魚卵にはプリン体がたくさん含まれています。
プリン体は痛風の原因になる物質なので、血液中の尿酸値が高い人は体に悪影響が出ることもあります。
カレイは食べ過ぎなければ体に良い魚!
カレイは食べ過ぎに注意すれば、実は体に良い栄養がたくさん含まれています。
ではカレイにはどのような栄養と効能があるのか、順番に見ていきましょう。
カレイなどの魚介類に多く含まれるタウリンは、疲労回復やコレステロール値の低下など体に嬉しい作用があります。
コレステロールを下げることで中性脂肪の数値も下がり、結果的に肥満を解消することができるのです。
カレイにはビタミンDも含まれており、これはカルシウムと結びつくことで吸収を高める働きがあります。
また満腹中枢をコントロールするホルモンの「レプチン」を分泌させる作用があり、食べ過ぎを防止してくれる働きもあるのです。
ダイエットを考えている人は、見逃せない効能ですね。
カレイの食べ過ぎ注意!カロリーはどのくらい?
カレイを食べ過ぎたときに気になってしまうことといえば、やはりカロリーですよね。
カレイは白身であっさりしているのでカロリーがそこまで高くはなさそうですが、実際はどうなのでしょうか?
カレイは100gあたり95キロカロリーとなっており、ほかの魚に比べると低カロリーの魚です。
ただひとつ注意したいのはカレイのみで食べることはあまりないので、煮付けなどにした時のカロリー加算がある点になります。
カレイの煮付けは砂糖やみりんを使うので、実際は103キロカロリーほどとなるのです。
よほどの量を食べ過ぎない限りは、カレイがものすごく太る原因となることはまずないでしょう。
カレイの食べ過ぎを防ぐにはどうしたらいい?
カレイの食べ過ぎはカロリーというよりも、塩分やプリン体などのとりすぎが気になってしまう傾向にあります。
体に悪影響が及ばないように、食べ過ぎを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。
味やボリュームを考えると子持ちカレイを選びがちなのですが、これではカロリーとプリン体のとりすぎになってしまいます。
カレイを選ぶ際には、子持ちのものを避けて身だけのものを選びましょう。
手に取った時の重みが全く違うので、食べ過ぎを防ぐために意識すると良いですね。
カレイの煮付けを煮汁ごとご飯にかけていただくというのも美味しいですが、これでは塩分や糖分のとりすぎになりがちです。
そのため煮汁は最小限に抑えて、カレイの味を活かす味付けをするのがおすすめです。
お皿に盛る時は煮汁を大さじ1程度にしておくとかけすぎを予防できて、食べ過ぎも防止できます。
カレイの食べ過ぎに関するまとめ
カレイを食べ過ぎると体に悪いのか、また含まれる栄養やカロリーなどを詳しくご紹介してきました。
カレイの食べ過ぎは塩分過多やプリン体のとりすぎとなり、体に良くないことがわかりました。
カレイは食べ過ぎなければ体に良い魚で、タウリンやビタミンDを含んでいます。
食べ過ぎを予防するには子持ちカレイは避けたり煮汁を少なめにするなど工夫して、カロリーオーバーや塩分のとりすぎを予防しましょう。
適量を食べていればカレイはダイエットにも健康にも良い魚なので、うまく取り入れていきたいですね。
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