一口サイズで食べられて、ジューシーな食感がたまらないぶどう。
ぶどうは秋になるとフルーツ狩りもあって、食べ過ぎてしまうことも多いです。
ただぶどうを食べ過ぎたときに腹痛が起きたり、下痢をしてしまうことがあります。
せっかく美味しく食べていたのに、腹痛や下痢が起こるのもなんだか嫌ですよね。
しかしぶどうの食べ過ぎで調子が悪くなる原因は何なのでしょうか?
そこで今回は『ぶどうの食べ過ぎで起こる腹痛や下痢の原因について』、詳しくご紹介していきます。
ぶどうの食べ過ぎはカロリーオーバーになる?
ぶどうは品種によって大きさや甘さなどが異なるので、食べ過ぎた時のカロリーには差があります。
ぶどうの中でも大粒で甘い巨峰は、やはりひと粒あたり8キロカロリーと少し高めです。
反対にデラウェアなどの小粒のぶどうは、ひと房食べても100キロカロリーいかないのでヘルシーですね。
ぶどうはひと粒あたりのカロリーはあまり高くはないのですが、やはり食べ過ぎたときにはリンゴや桃などを上回ってしまうことが多いです。
特に巨峰をひと房食べなければならないぶどう狩りは、食べ過ぎによるカロリーオーバーが気になるところですね。
またカロリーの他にも腹痛や、場合によっては下痢や嘔吐を起こすこともあるので気をつける必要があります。
ぶどうの食べ過ぎは腹痛を起こすこともある
ぶどうを食べ過ぎて腹痛を起こしてしまったという人も多いのではないでしょうか?
その原因は、ぶどうに含まれる水分にあります。
ぶどうを食べ過ぎることで自然と水分を多く摂取することになり、お腹が冷えて腹痛の原因となってしまうのです。
特に胃腸が弱っている人や子供の場合、ぶどうの食べ過ぎで腹痛が起こりやすいので気をつけましょう。
また買ってきて冷蔵庫で冷やしたぶどうを食べ過ぎた場合も、胃腸が冷えやすくなります。
この場合は大量に食べ過ぎなくても腹痛が起こることがあるので、冷やしすぎにも注意が必要です。
ぶどうの食べ過ぎで下痢や嘔吐が起こる原因とは?
ぶどうの食べ過ぎは腹痛だけでなく、下痢や嘔吐を引き起こすこともあります。
ぶどうは水分量の多いフルーツなので、食べ過ぎで胃腸を冷やしやすいことが原因のひとつです。
さらにタンパク質を多く含む乳製品とぶどうを併せて食べ過ぎると、胃酸の分泌量が減って消化不良により下痢になります。
また魚介類とぶどうもあまり相性が良くなく、魚介類の消化を妨げてしまうのです。
これはぶどうに含まれるタンニンが原因で、魚介類のタンパク質を固まらせてしまう作用があるからなのですね。
この場合症状が重いと、下痢だけでなく嘔吐してしまうこともあるので気をつけてくださいね。
意外と食品の組み合わせで体調不良を引き起こすこともあるので、ぶどうの場合は乳製品と魚介類には注意しましょう。
ぶどうの食べ過ぎ注意!どのくらいの量なら大丈夫?
ぶどうの食べ過ぎは腹痛や下痢の原因となってしまいますが、具体的にどのくらいの量なら大丈夫なのでしょうか?
あらかじめ食べ過ぎになる量を把握しておけば、腹痛や下痢を予防できますよね。
その時のお腹の調子にもよりますが、基本的に80〜100gくらいに抑えておけば食べ過ぎにはならないでしょう。
ぶどうは種類によって大きさが違うので、もちろん巨峰などの大粒な種類では6〜8粒くらいで数が少ないように感じます。
でもそのぶん水分量や糖分は十分摂取できるので、少しずつつまんでおやつ代わりに食べるというのが理想ですね。
小さい粒のぶどうはたくさん食べられますが、一気にひと房以上は食べないように気をつけてください。
美味しいぶどうで体調を崩さないためにも、最初から食べる量を制限しておきましょう。
ぶどうの食べ過ぎに関するまとめ
ぶどうの食べ過ぎで起こる腹痛や下痢の原因について、詳しくご紹介してきました。
ぶどうは少しの量なら低カロリーなのですが、食べ過ぎると意外と高カロリーなので注意が必要です。
またぶどうには水分が多く含まれているので、食べ過ぎると腹痛や下痢の原因となります。
また乳製品や魚介類とは相性が悪く、消化不良を起こして腹痛や下痢を悪化させることもあるのです。
ぶどうを食べ過ぎないためには、一度に6〜8粒程度に抑えておくことが大切です。
胃腸が弱っているなと感じる時には、少し少なめにしたり冷やしすぎないように工夫をしましょう。
せっかくの美味しいぶどうが体調不良の原因とならないように、食べる量を意識していきたいですね。
コメントを残す