桃を食べ過ぎて腹痛や下痢に襲われる原因とは?





夏においしい桃。

みずみずしくジューシー、口に入れるととろける甘さ。

子どもにも大人にも人気のフルーツですよね。

その桃・・・夏の水分補給のつもりでついつい食べ過ぎてしまって腹痛や下痢の症状に悩まされた、という経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

ですが、その腹痛や下痢の原因は一体どこにあるでしょう。

桃には水分量が多いから?

それとも桃に含まれる成分が引き起こしているの?

せっかくおいしく食べたのに、食べ過ぎてお腹が痛いのはちょっと・・・。

これは原因をつきとめなければなりませんね。

今回は『桃が腹痛や下痢を引き起こす原因がどこにあるのか』を探っていきましょう。

 

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腹痛や下痢の原因は何?

考えられる原因は「ソルビトール」です。

バラ科のフルーツ【桃・梨・さくらんぼ など】に含まれている糖です。

ソルビトールとはどのような作用があるのでしょう。

ソルビトールとは食品添加物で食品では甘味料や保存料の役割、化粧品では保湿の効能を助ける働きをします。

他に医薬品として使われることもあります。

日本では安全性が確立されているものとして扱われています。(海外では死亡事故の事例があるが、関係性は不明。)

WHOでも毒性の低いものとして定められています。

ですが、大量に摂取することで腹痛・下痢・腹部膨満の発症することがあります。

その原因は、ソルビトールが消化されにくく小腸で行われる水分の吸収を低くしてしまうことにあります。

ちなみに桃を食べるにあたっての1回の適量は1個までです。

100g~200gほどにしておくとカロリーも40~80kcalと抑えられます。(Sサイズ1個 200g前後 Mサイズ1個 250g前後)

 

含まれる水分で体やお腹が冷える?

多くのフルーツは体を冷やすと考えられています。

栄養成分を見ていきましょう。(桃の可食部100gあたり)

 

カロリー:40kcal    水分:88.7g

タンパク質:0.6g     脂質:0.1g

炭水化物:10.2g    灰分:0.4g

カリウム:180㎎    カルシウム:4㎎

 

水分量が全体の約89%と高いことがわかりました。

では桃を食べ過ぎることで体を冷やし過ぎてしまうのでしょうか。

いいえ、それは違います。

パイナップル、マンゴー、みかんなどの温かい地域で育つフルーツは体を冷やす傾向があります。

ですが、桃、りんご、さくらんぼなどの寒い地域で育つフルーツは体を温める(冷やしにくい)傾向が見られるのです。

このことから、水分量が腹痛や下痢につながるということは考えにくいでしょう。

 

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腹痛や下痢以外にも気を付けることは?

桃を食べ過ぎて腹痛や下痢の症状が起きる可能性があることがわかりましたが、他に知っておくべき気を付けることはあるのでしょうか。

実はあまり知られていないのですが桃を食べてアレルギーの症状が出てしまうことがあるのです。

桃を食べて口の中や周りに違和感が表れることはないですか。

唇が腫れる、口の中が痒くなる、喉の奥がイガイガする、などの症状を感じたことがある方、もしかしたら「口腔アレルギー症候群」かもしれません。

他の症状として、まれに鼻水が出る・目の充血などの花粉症の症状、蕁麻疹、喘息などが起きることがあります。

血圧の低下や意識障害などのアナフィラキシーショックも起きる可能性があるので注意が必要となります。

起きる原因としてカバノキ科植物の花粉症の人が反応するアレルゲン(花粉)と桃に含まれるアレルゲンの構造が似ているため、桃を食べることでアレルギー症状を誘発してしまします。

また、ラテックス(天然ゴム)アレルギーの人にも同じことが言えるので注意が必要です。

口腔アレルギー症候群は症状が早く治まる傾向にあるようですが、症状が重症化することも考えられるので、異常を感じたときには食べることを止め、症状が治まらない、酷くなるなどのことがあれば病院を受診することをおすすめします。

 

桃の嬉しい栄養は?

注意するべきことを述べてきましたが、桃には嬉しい効果も期待できるのです。

 

ペクチン

食物繊維の一種で、乳酸菌を増やし、整腸作用があります。

腸内環境を整える効果が期待できます。

また、コレステロールを低下させ、血糖値の上昇を抑える働きもあります。

 

カリウム

細胞内の水分をコントロールする働きがあります。

体の余分な塩分を外に出す働きがあり、利尿作用もあることからむくみを解消、高血圧の予防、筋肉の弛緩を調節する働きがあります。

 

カテキン

お茶に含まれていることはよく知られていますが、桃にも含まれる成分です。

活性酸素を抑える抗酸化作用があります。

脂肪の吸収を抑える、肌の老化を防ぐ、血糖値の上昇を抑えるなどの働きがあり、他にもがん予防、免疫力を高める効果があります。

 

クマリン

ポリフェノールの一種で抗酸化作用、抗血液凝固作用があります。

末梢血管を拡張するので血行不良、冷え性、末端冷え性に働き、血流改善に期待ができます。

血栓ができることを防いでくれるため、脳梗塞・心筋梗塞などの予防につながります。

また、抗菌作用に優れているのでウイルスや菌が体内での増殖を防ぎ、死滅させる働きがあります。

 

桃の食べ過ぎについてのまとめ

桃の食べ過ぎで起こる腹痛、下痢は「ソルビトール」にあることがわかりました。

また、水分が多いことで腹痛などは起きることはなく、実は体を温めるフルーツだったということには驚かされましたね。

食べ過ぎることがなければ、血流改善に美肌効果、病気のリスクまで減らしてくれる優れもの。

アレルギーには十分な注意が必要ですが、桃を食べて健康を維持!肌もキレイに!を目指しましょう。

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