甘酸っぱい初夏の果物といえば、ブルーベリーですよね。
ケーキやジャムでなら食べたことがあるけれど、意外に生のままのブルーベリーを食べたことがある人は少ないのではないでしょうか?
でもブルーベリー狩りなどに行くと、大量に手に入る機会も多いですよね。
ブルーベリーは小さい粒なのでたくさんあると、ついつい食べ過ぎてしまいます。
ただブルーベリーを食べ過ぎてしまうと、黒い便が出るというウワサが…!
何も知らずに黒い便が出てくると、びっくりしてしまいますよね。
では1日あたりの適量はどのくらいなのでしょうか?
そこで今回は『ブルーベリーの食べ過ぎで黒い便が出るのか、1日どのくらいが適量なのか』を詳しくご紹介していきます。
ブルーベリーの食べ過ぎは黒い便が出る?
ブルーベリーの食べ過ぎで一番気になるところといえば、健康を害することはないかということです。
便は色などから健康状態を把握する方法がありますが、いきなり黒い便が出ると下血したのではないかと非常にビックリしますよね。
実はブルーベリーを食べ過ぎると、ブルーベリーに多く含まれているアントシアニンが便に含まれるようになります。
アントシアニンはブルーベリーの濃い紫を作る色素で、ポリフェノールの一種なんですね。
アントシアニンが原因で黒い便に見えるので、パッと見るとギョッとするような色になってしまうのです。
少しの量では黒い便が出ることはまずありませんが、大量に食べ過ぎるとアントシアニンが便に含まれやすくなります。
しかし黒い便とはいってもブルーベリーの食べ過ぎに関しては下血ではないので、腹痛などがなければ特に問題はないでしょう。
ブルーベリーに含まれる栄養とは?
ブルーベリーはひと粒ひと粒は小さいですが、体に良い栄養が含まれています。
具体的にどんな栄養が含まれているのか、詳しくみていきましょう。
ブルーベリーは免疫力を高めるビタミンCや抗酸化作用のあるEが含まれているので、美容にとても役立つといえるでしょう。
ビタミンCやEは水溶性なので熱に弱く、できれば生のまま食べた方が効果的です。
味覚を正常にするのに欠かせない亜鉛や代謝を正常にするマンガンなどのミネラルが豊富に含まれています。
亜鉛は不足しやすい栄養なので、ぜひブルーベリーから摂取できると良いですね。
ブルーベリーの紫色のもとである色素で、ポリフェノールの一種です。
抗酸化作用が強いので、ビタミンと合わせて美容にとても良いのが特徴です。
ブルーベリーの体に良い効能とは?
ブルーベリーは小さいながらも栄養が豊富なので、体にとって良い効能があります。
どんな効能があるのか、詳しくみていきましょう。
ブルーベリーのアントシアニンは筋肉のコリをほぐす作用があり、目の周りの筋肉もほぐしてくれるのです。
目の疲れなどから調子が悪いと感じる時にブルーベリーを食べると、アントシアニンの効能で目の疲れが緩和されるといわれています。
マンガンは皮膚の代謝を上げ、ビタミン類やアントシアニンが美肌を保つ作用があります。
ビタミンCはコラーゲンの生成を助けたり、シミソバカスの原因になるメラニンの生成を抑えるのが特徴です。
ブルーベリーの1日あたりの適量は?
ブルーベリーは食べ過ぎても黒い便が出るくらいで、さほど体に影響が出ることはありません。
でもやはり食べ過ぎるとお腹の調子が悪くなりやすいという人もいるので、適量を把握しておきたいですね。
ブルーベリーの1日あたりの適量は40gほどで、20粒程度となっています。
アントシアニンの量から換算すると最大で150粒くらいまでは食べられますが、あまり現実的ではないですよね。
1日20粒程度をゆっくりつまんで食べると言うのがベストなので、食べ過ぎ防止のためにも目安とするようにしましょう。
もちろん個々の体調と相談しながら加減するのは全く問題がないので、もしたくさんブルーベリーがある場合は20粒以上になっても大丈夫です。
お腹がゆるくなったなどの症状が出た時には、少し減らすと良いですね。
ブルーベリーの食べ過ぎに関するまとめ
ブルーベリーの食べ過ぎで黒い便が出るのか、栄養効能や1日どのくらいが適量なのかを詳しくご紹介してきました。
ブルーベリーは食べ過ぎるとアントシアニンの影響で黒い便が出ることがありますが、健康への悪影響はありません。
またビタミンや亜鉛などのミネラルといった栄養も含むので、体に良い効能があります。
1日あたり40g程度が適量ですが、体調をみて増減しながら美味しく食べていきましょう。
ブルーベリーについてはこちらの記事もご覧ください。
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