いろいろな料理に使えて、魚介類の中でも子供から大人まで好きな人が多いえび。
小さいものから大きいものまで種類が豊富なえびですが、ついあるだけ食べ過ぎてしまう人も多いですよね。
しかしえびを食べ過ぎると痛風のリスクが上昇する可能性があるということで、少し心配な食べ物でもあります。
ではえびをどのくらいの量を食べ過ぎることで、最終的に痛風になってしまうのでしょうか?
限度である量を知っておけば、大好きなえびを心置きなく食べられますよね。
そこで今回は『えびを食べ過ぎると痛風になるのか、そしてどのくらいの量なら大丈夫なのか』を詳しく説明していきます。
えびはヘルシー、でも食べ過ぎに注意!
えびは一般的にヘルシーと言われる鶏ささみやムネ肉と比べてもカロリーが低く、100gあたり100キロカロリーもありません。
そのため多少食べ過ぎたとしても、特に問題無いように思えるのですが…。
えびを使った料理を思い浮かべてみてください。
海老フライやアヒージョ、ムニエルや海老マヨなどなど…意外と調理法や調味料が高カロリーなことが多いんですね。
そのためえび自体がヘルシーでも、結果的に食べ過ぎるとカロリーを大量に摂取してしまったということも多いのです。
えびは油を控えたり調味料を変えるだけでカロリーも変わってきますので、工夫しながら食べると良いですね。
えびを食べ過ぎると痛風のリスクが上がる原因
えびは美味しくてつい食べ過ぎてしまう人も多いですが、実は痛風のリスクが上がってしまう可能性があるのです。
痛風の原因物質であるプリン体は魚介類に多く含まれますが、実はえびにはタラコなど魚卵と比べても大量のプリン体が含まれています。
ぼたんえびなど大きめのえびになるほどプリン体の量が上がり、大正えびはタラコの2倍以上の含有量に!
そのため食べ過ぎるとプリン体の作用で尿酸値が上がり、痛風になってしまうのです。
毎日大量にえびを食べ続けるほどリスクが上がるので、頻繁に食べ過ぎないように注意しなければなりません。
えびの食べ過ぎで他に気をつけること
えびの食べ過ぎで痛風のリスクが上がることがわかりましたが、実は他にも気をつけたいことがあります。
えびは甲殻類に分類され、実はアレルギー症状を起こす人が多い食べ物なのです。
そのためえびを大量に食べ過ぎたと思って具合が悪くなっていたら、それはアレルギーが原因だったということも多いんですね。
また甘えびなど生で食べる場合には、体調などを見ながら食べ過ぎは避けましょう。
そして新鮮なものを選んで、お腹を壊さないように気をつけていきたいですね。
痛風以外にもえびの食べ過ぎにはリスクがあるということで、心に留めておくと安心です。
えびはどのくらいの量で食べ過ぎと言えるの?
えびの食べ過ぎとひとくちに言っても、実際どのくらいの量を食べると痛風のリスクが上がるのでしょうか?
この量からは食べ過ぎ!という線引きができていれば、安全に美味しくえびを食べることができるので確認しておきましょう。
痛風のリスクが上がるプリン体の1日摂取量は400mgで、実際に痛風患者もこの量を守っていく食事療法があります。
大きめのえびの場合は100gでプリン体が200mgを超えるので、150gほどで食べ過ぎになってしまいます。
小さいものでも100gで100mgを超えるので、300gまでに抑えた方が安全です。
えび以外にも他の食べ物との兼ね合いもあるので、これより少なく抑えておくとよりリスクを下げることができます。
食べ過ぎにならないように、特に大きいサイズのものを食べる際には注意するようにしましょう。
えびの食べ過ぎに関するまとめ
えびを食べ過ぎると痛風になるのか、そしてどのくらいの量なら大丈夫なのかをご紹介してきました。
えびはカロリーが低い食べ物ですが調理法などによっては意外に高カロリーになってしまうこともあるので、食べ過ぎは注意が必要です。
そしてえびはタラコなどよりもプリン体が多く含まれているので、痛風のリスクが上昇します。
他にも甲殻類アレルギーの心配もあり、食べ過ぎないように気をつけたいところですね。
どのくらいの量に抑えたら良いのかというと1日に小さいもので300g、大きいもので150gまでを推奨します。
つい美味しくて食べ過ぎてしまうえびですが、適量を把握して痛風のリスクが上昇しないように注意していきましょう。
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