コールラビという野菜を見た事がありますか?
パッと見は薄い緑色のカブみたいな形をしていますが…どんな野菜なのでしょうか?
変わった野菜を見つけると、美味しい食べ方が気になる!という人も多いですよね。
コールラビを食べる事で得られる栄養や効能についても、チェックしておきたいです。
またもし食べ過ぎてしまった時の影響も、把握しておきましょう。
今回はまだまだ認知度の低い『コールラビの美味しい食べ方や栄養効能、食べ過ぎたときの影響について』詳しくご紹介していきます。
コールラビってどんな野菜なの?
例えば悪いですが、ウーパールーパーのような見た目がインパクト大のコールラビ。
美味しい食べ方などをご紹介する前に、コールラビとはどんな野菜なのかを見ていきましょう。
コールラビは葉っぱを見ればなんとなくイメージはできますが、キャベツの仲間です。
コールラビはドイツ語でキャベツを表す「コール」と、カブを表す「ラビ」を合わせた名前で地中海野菜なんですね。
日本には明治時代に伝わってから、食卓で使われてきたようです。
カブよりもみずみずしさがあり、大根を甘くしたような風味とサックリした歯ごたえが特徴です。
まだまだ日本での認知度はそれほど高いとは言えないので、コールラビというとどんな食べ物?と聞かれる事が多いでしょう。
コールラビの美味しい食べ方とは?
コールラビを買ったからには、ぜひ美味しい食べ方をしていきたいですよね。
コールラビは大きな丸い部分から細い茎が伸びて葉が広がっていますが、実は食べられる部分は丸い部分のみなんです。
まずは茎と葉を落としてから皮を厚めにむいて、一番下の繊維質が多い部分を切り落とせばすぐに食べられます。
特別な下処理などが必要ないところが、扱いやすくて良い感じですよね!
コールラビはいろんな食べ方がありますが、生のままサラダにするのも食感を楽しめるのでオススメです。
クセがないので炒め物やパスタの具など、使い道はたくさんあります。
特にオススメなのがほろ苦い菜の花を合わせたパスタで、ペペロンチーノでもクリームソースでもとても合いますよ!
苦味と甘味のハーモニーが絶妙のパスタ、ぜひコールラビを見かけたら作ってみてくださいね。
好みの食べ方を見つけて、味や食感の変化を楽しんでみてください。
コールラビの栄養や効能とは?
コールラビはキャベツとカブを掛け合わせた野菜なので、それぞれの栄養を引き継いでいます。
では具体的にどんな栄養や効能があるのか、詳しくみていきましょう。
キャベツやカブに含まれている栄養の代表的なものがビタミンCであり、美容に良い作用があります。
ビタミンCは本来熱に弱く壊れやすいのですが、コールラビに含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくいのが特徴です。
ビタミンCはコラーゲンの生成を促進したりメラニンの生成を抑制したり、美容にとても良い効能があります。
キャベツといえば、胃腸に良い成分である「キャベジン」ことビタミンUという栄養が含まれています。
胃粘膜を保護してくれるので、胃痛がする場合でも安心して食べられますね。
ビタミンUも熱に弱いですが、コールラビの場合は加熱しても壊れにくくなっています。
体に多く取り込まれたナトリウムを排出し、血圧を正常に保ってくれるのがカリウムです。
カリウムは高血圧を予防してむくみを改善する効能があるので、普段ついついしょっぱいものばかり食べてしまう人にも向いています。
コールラビは食べ過ぎたらダメ?
珍しいからコールラビを買ってみたけど、想像以上の美味しさで食べ過ぎてしまった!という人も多いのではないでしょうか?
そこで気になるのが、コールラビを食べ過ぎたことで起こる体への影響です。
コールラビは食べ過ぎたからといって体に悪影響が及ぶような成分や栄養は含んでいないため、安心して食べられます。
ただ常識の範囲内なので、もし法外な量を食べ過ぎた場合にはお腹を壊す危険性はありそうです。
1日2〜3個食べたくらいでは特に問題にはならないので、ぜひいろんな食べ方でたくさん食べてみてくださいね。
利尿作用があるので、水分補給はこまめにおこなうようにしてください。
コールラビの食べ方や栄養まとめ
まだ認知度の低いコールラビの美味しい食べ方や栄養効能、食べ過ぎたときの影響について詳しくご紹介してきました。
コールラビはキャベツとカブを掛け合わせた新しい品種で、地中海野菜のひとつです。
サクッとした食感と甘味があり、クセがないため色々な食べ方に使う事ができます。
栄養はビタミンCやビタミンU、カリウムなどが豊富です。
美味しく栄養を効率よく摂取できるので、ぜひコールラビを見かけた場合は試してみてくださいね。
コメントを残す