クエの食べ過ぎで下痢や腹痛に。栄養や原因を知っておこう。





クエをお腹いっぱい食べたことがあるという人は、ひょっとするとお金持ちかもしれないですね。

クエは非常に高値で取引されている高級魚で、普段はなかなかお目にかかれない魚なんです。

クエをお腹いっぱい食べてみたい!と思った人も多いと思いますが、実はクエについて不穏な噂が…。

クエを食べ過ぎた人が、下痢や腹痛を起こしてしまったというのです。

果たしてこの噂の真偽や原因とは?

またクエの栄養についても、気になるポイントですね。

そこで今回は『クエの食べ過ぎで下痢や腹痛になるという噂の原因や、気になる栄養について』詳しくご紹介していきましょう。

【スポンサーリンク】

クエを食べると下痢や腹痛を起こす?

クエをお腹いっぱい食べられるシチュエーションであれば、多少食べ過ぎたとしても関係ないと思ってしまいますよね。

でもクエには、食べ過ぎると下痢や腹痛を起こすという怖い噂があるのです。

結論から言うと、クエの食べ過ぎでは下痢や腹痛を起こすことはありません!

クエの食べ過ぎでは体に悪影響が及ぶことはないのに、どうして怖い噂が広がってしまったのでしょうか?

実はクエの見た目に関する問題が、下痢や腹痛を起こすという噂の原因のひとつだったのです。

次の項目でクエの噂に関する原因について、詳しくみていきましょう。

  

クエの食べ過ぎが下痢や腹痛を起こすと言われた原因

クエの食べ過ぎで下痢や腹痛を起こすという噂は、実は全くのデタラメだったことがわかりました。

でもどうしてクエの食べ過ぎは良くないという噂が立ってしまったのでしょうか。

実は昔、業者が高級魚のクエだと偽って安価なアブラボウズを販売していた事件があったのです。

アブラボウズもクエに引けを取らない旨味を持った魚ですが、見た目がクエに似ています。

しかし、クエに比べてアブラボウズには脂が非常に多く、こってりとした魚なんですね。

美味しいのでわざわざクエとして偽らなくても、アブラボウズとして売ってしまえば良いのにと思いますが…。

ただアブラボウズは脂こそ多いものの、食べ過ぎで胃もたれを起こす程度で下痢や腹痛までは引き起こすことは少ないでしょう。

ではどうしてクエ(と思わせたアブラボウズ)を食べ過ぎると、下痢や腹痛が起こると言われてしまったのでしょうか。

実はアブラボウズも大迷惑な世間の勘違いが、怖い噂の原因だったのです!

【スポンサーリンク】

クエの食べ過ぎ注意の噂は世間の勘違い

クエと偽って販売されたアブラボウズが怖い噂の元凶だとされていましたが…実は、真の犯人がいたのです!

下痢や腹痛を引き起こすと言われたのは、クエに似ているアブラボウズではなく「アブラボウ」という魚なのですね。

アブラボウは別名「アブラソコムツ」という名前で、こちらも非常に多い脂質を含んでいます。

しかし、アブラボウズと違う点として、脂質が胃では消化できないワックスだということが挙げられます。

なんとアブラソコムツを食べ過ぎてしまうと、消化されなかったワックスがお尻から出てしまうのだとか…。

この恐ろしい症状から、世間が勘違いをしてネットなどに間違った情報が拡散してクエの食べ過ぎでお腹を壊すという噂が広まってしまったのですね。

クエ…せっかくの高級魚なのに、他の魚に振り回されすぎです。

 

クエに含まれる栄養とは?

クエの大部分はタンパク質で、さらに低カロリーというダイエット中にも適している魚です。

タンパクなのに旨味が強くて、アンコウやフグにも勝るほど。

巷ではクエを食べてしまうと舌が肥えて、他の魚は食べられなくなるといわれています。

他にはコラーゲンたっぷりなので美容を意識する女性にもピッタリで、カルシウムで骨や歯の健康も支えてくれます。

クエは体に良い栄養成分が、豊富に含まれているんですね。

  

クエの食べ過ぎに関するまとめ

クエの食べ過ぎで下痢や腹痛になるという噂の原因や、気になる栄養について詳しくご紹介してきました。

クエの食べ過ぎで下痢や腹痛を起こすのは間違った情報で、その原因としてクエと偽ってアブラボウズを販売した業者がいたことから始まります。

アブラボウズは脂ののった魚ですが、実は同じような名前の「アブラボウ」の脂が消化できないワックスであることから間違ってアブラボウズの食べ過ぎが危ないと言われてしまったんですね。

クエだけじゃなく、アブラボウズにとっても大迷惑な噂だったのでした。

クエは高タンパク低カロリー、コラーゲンやカルシウムが豊富なので女性にもぴったりです。

ぜひ食べる機会があれば、安心してお腹いっぱい食べてくださいね!

【スポンサーリンク】

こちらの記事も読まれています



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です