甜麺醤は使い過ぎても副作用はないの?豆板醤やコチュジャンとは何が違うの?





中華料理で使われる甜麺醤は回鍋肉や北京ダック、麻婆豆腐など身近な料理にも使われています。

ごま油の香りがする甘味噌で、甜麺醤を使った料理は食欲をそそります。

しかし、おいしいものだからと使い過ぎると副作用が起きることはないのでしょうか。

健康を害するようでは控えなければならないので知っておくと良いですね。

ところで、甜麺醤、豆板醤、コチュジャンの区別はついていますか?

「~ジャン」の名称はややこしくて覚えづらいので一緒に覚えてしまいましょう。

今回は『甜麺醤は使い過ぎても副作用はないの?豆板醤やコチュジャンとは何が違うの?』をテーマに紹介します。

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甜麺醤とは?

まず甜麺醤について簡単に説明しておきます。

甜麺醤は中華甘味噌とも呼ばれている中華料理の調味料の一種で、北京でよく使われているものです。

見た目は日本の八丁味噌とよく似ています。

日本の味噌は大豆と塩、麹から作られていますが、甜麺醤は小麦粉と塩、特殊な麹から作られています。

字を分解すると「甜→甘い」、「麺→小麦粉」、「醤→味噌」の意味を持つことから甜麺醤と名付けられています。

生のまま食べることができるので、北京ダックにはそのまま添えられていますが、甜麺醤は加熱調理をすることで風味が更に増しおいしくなります。

また、隠し味として使われることも多く、ワンランク上の仕上がりになります。

代表料理は回鍋肉、北京ダック、ジャージャー麺、麻婆豆腐、京醤肉絲(細切り豚肉の甘味噌炒め)、醤爆鶏丁(鶏肉の味噌炒め)、春餅(小麦粉で作った皮に肉や野菜、卵を包む)などがあげられます。

 

甜麺醤は使い過ぎても大丈夫?

家庭で料理をする時にはつい使い過ぎてしまうこともありませんか?

ここでは甜麺醤の使い過ぎに問題がないかを紹介します。

 

塩分量は大丈夫?

甜麺醤も味噌の一種ということで塩分量が気になるところです。

甜麺醤に含まれる塩分はメーカーによってことなりますが、小さじ1あたり0.5gほど、100gあたり5.5gほどです。

今回のテーマともなっている豆板醤、コチュジャンの小さじ1の塩分量を比べてみると、豆板醤1.1g、コチュジャン0.5gと、豆板醤の塩分量が高いことがわかります。

しかし、甜麺醤の塩分量が特別低いというわけでもありません。

味噌という面から見ると他の種類の味噌の小さじ1あたりの塩分量は、八丁味噌0.7g、赤味噌0.7g、豆味噌0.6gとなっていて、甜麺醤とわずかばかりの差でしかありません。

回鍋肉などの味付けには甜麺醤が主として使われていますし、北京ダックにはそのまま添えられているので付け過ぎが懸念されます。

一日の食塩摂取量の目標値は男性8.0g未満、女性7.0未満、WHOの定める目標値は5gとなっています。

目標値はありますが、男性も女性も目標値を上回る量を摂取している人が多いのが現状です。

塩分の摂り過ぎは高血圧や腎臓病、浮腫みなど様々な病気の原因となるので、注意が必要となります。

 

糖質は大丈夫?

甜麺醤は中華甘味噌とも呼ばれていると紹介しましたが、含まれている糖質についても知っておきましょう。

甜麺醤に含まれる糖質は100gあたり44.0gとなっています。

豆板醤とコチュジャンとも比較してみると、100gあたりの糖質量は豆板醤3.6g、コチュジャン54.8gです。

甜麺醤とコチュジャンはとても糖質が高く、角砂糖に換算すると甜麺醤は11個、コチュジャンは13.7個となっています。

100gもの調味料は一般家庭では一度に使う量ではないので、わかりやすく大さじで計算しなおすと、甜麺醤の糖質9.3g 角砂糖2.3個、コチュジャンの糖質9.9g 角砂糖2.5個となります。

甜麺醤糖質が高いということが確認できました。

糖質の高いものを摂り過ぎると体の中で糖質が余ってしまい、脂肪へと変わってしまいます。

また、肌や骨の老化を早める、血液をドロドロにするなどの症状が現れ、心筋梗塞や脳梗塞、神経痛、免疫力低下、骨粗鬆症などの原因ともなります。

甜麺醤だけに限ったことではありませんが、糖質の高いものの摂り過ぎには注意しましょう。

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豆板醤とコチュジャンとの違いは?

甜麺醤について説明してきましたが、名前だけ聞くと区別のつかない豆板醤とコチュジャンのことも紹介していきます。

 

豆板醤とは?

こちらも中国発祥の発酵調味料で、今から200年以上も前に中国四川省で作られたのが始まりと言われています。

材料は空豆、大豆、米、大豆油、ごま油、塩、唐辛子で、強い辛さが特徴の調味料です。

発祥の地である四川省を含む中国内陸部で良く使われる調味料で、食卓に並ぶ料理の大半が豆板醤入りの辛いものとなることも多いようです。

唐辛子が多く含まれているのでカプサイシンによる健康効果、抗酸化作用や脂肪の分解、代謝の促進、血流改善などが期待できます。

代表料理は麻婆豆腐、担担麺、エビのチリソース、塩煎肉(うま辛塩炒め)などがあげられます。

油と豆板醤は相性が良く、加熱調理することで料理の風味が増します。

 

コチュジャンとは?

こちらは甜麺醤と豆板醤と違い、朝鮮半島が発祥で朝鮮料理にはかかせない調味料です。

コチュジャンは「コチュ(고추 苦椒)→唐辛子」、「ジャン(장 醤)→味噌(調味料)」という意味を持ちます。

材料は伝統的なコチュジャンであれば大豆、小麦粉、餅米、唐辛子、塩ですが、現在では多様化しているので麦やキビが混ぜられることもあります。

こちらも唐辛子入りで、カプサイシンの健康効果が期待できる他にデンプンやタンパク質の分解酵素が含まれているので、消化促進に役立と言われています。

代表料理はビビンバ、テグタン(鱈鍋)、タッカルビ(鶏肉のピリ辛炒め)、冷麺などがあげられます。

 

甜麺醤の食べ過ぎに関するまとめ

甜麺醤は中華甘味噌と呼ばれていて、使い過ぎは塩分と糖質のどちらにも注意が必要となります。

毎日使うことは考えづらいですが、日々の食生活の積み重ねで生活習慣病などを引き起こすこともあるので、塩分と糖質には十分気を付けましょう。

違いについて簡単にまとめると、

 

〈甜麺醤〉

産地:中国

味:甘い

材料:小麦粉、塩、麹

 

〈豆板醤〉

産地:中国

味:非常に辛い

材料:空豆、大豆、米、大豆油、ごま油、塩、唐辛子

 

〈コチュジャン〉

産地:朝鮮半島

味:甘辛い

材料:大豆、小麦粉、餅米、唐辛子、塩

 

このようになります。

甜麺醤だけではなく、豆板醤とコチュジャンも使い過ぎには注意が必要ですが、それぞれ違ったおいしさがあるので、いろいろな料理に挑戦してみてくださいね。

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